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ミュージカルの金字塔を実写映画化した『キャッツ』。日本を含め、二ヶ国のみで制作される吹替え版の主人公・ヴィクトリアの声を務めるのが、葵わかな。吹替に初めて臨んだ葵にアフレコ時のエピソードや役作りの裏側、そして、作品の見どころを聞いた。

子どもから大人まで老若男女、誰が観ても感動できるのが、この作品の素晴らしさ

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―― 1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けているミュージカル『キャッツ』の映画化である本作。その吹替え版の主役のボイスキャストに抜擢されたときの心境を率直に語った。

「オーディションを受けているときは、台本を読んでなかったですし、ヴィクトリアという役はミュージカル版では脇役なので、どういう役なのか、謎に包まれていました。オーディションのとき、ヴィクトリアのソロで、映画のオリジナルソング『Beautiful Ghosts』という曲を歌ったんですけど、この素晴らしい曲を自分の声で歌えられたらいいな、どんなに素敵だろうって思っていました。そして、決まったときは、あの曲をまた歌えるんだという気持ちが強くて、そのあと台本や楽譜をいただいてから、こんなに曲数歌うんだとか(笑)、CGがつく前の映像を拝見して、ヴィクトリアが映画の中で軸になっていくキャラクターだと知り、プレッシャーを感じました」

―― ヴィクトリアの印象は?

「白猫なんですけど、その色と同じように純粋で無垢で、まだ何も知らない猫です。ヴィクトリアを英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードさんが演じていらっしゃいますが、踊りの表現が本当に素敵で、フランチェスカさんの踊りはヴィクトリアという役に大きな影響を与えていると思いました」

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―― 葵自身、ヴィクトリアの純粋さに共感したという。

「ヴィクトリアは寂しいとか、仲間が好きとか、一人は嫌とか、ワンワードで表せることをずっと思っています。それが純粋さにつながっているんですけど、そういう気持ちは、私に限らずみなさんも持っているものだと思うので、多くの人が観て、ヴィクトリアに感情移入できると思います」

―― アフレコ時のエピソードも話してくれた。

「マイクの形が変わっていて、ヘッドマイクと言って頭につけるタイプのものです。それをつけることで、自由に動いて歌えます。息が揺れたり、頭が揺れたりして、その揺れによって臨場感たっぷりの歌が録れるので、繊細なマイクだと思いました。『キャッツ』は芝居要素が強いので、それをバッチリ拾ってくれるし、お芝居をする側からしても面白いです。そのマイクをつけると見た目が笑えるので、自分がつけたのを見てププッと笑ってしまいました(笑)。でも、マイクをつけている感覚はないので、この作品にこのマイクを使うのはわかるなと思いました」

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―― アフレコを経験して感じた、新たな発見とは。

「やっぱり難しいです。自分の思った表現ではなく、フランチェスカさんの表現に合わせてやっていくので。お芝居に正解はないですし、どんな表現をしても、それがその役になっていたらいいという無限の可能性がありますが、今回は目の前に一つの正解が提示されていました。普通のお芝居とアフレコが違うのは、目指すのが、オリジナルの方の役ということ。フランチェスカさんと事前にお話ができたわけでもなく、どういう気持ちでこの役を演じられたかも分からない。自分がフランチェスカさんの気持ちを想像するしかなく、最初は近づいていくのがすごく難しかったです。ただただ、フランチェスカさん演じるヴィクトリアを見ながら、このときはこう思ったんじゃないかと、演出の方と相談しながらやっていきました。でも、後半になってきて、フランチェスカさん演じるヴィクトリアと気持ちが通じることができて、ここではこういう息遣いをするのかなと思ったら、実際フランチェスカさんもそうされていて、自分の思ったこととちょっとずつ重なって、近づいていけている気がしました。自分のではなく、他人のお芝居の中に入っていくのは、普段は感じられないことで、バリエーションを養えると思いました」

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―― 葵が歌うのは、本作に出演もしているシンガーのテイラー・スウィフトと、同作の下敷きとなった有名ミュージカル『キャッツ』の数々の楽曲の生みの親でもある作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーが共同で手掛けた「Beautiful Ghosts」。美しくも悲しげな歌詞とメロディが胸に染みる。

「ソロの「Beautiful Ghosts」はわかりやすくて、キャッチーなんですけど、歌うのではなく、ヴィクトリアとして伝えることが一番重要だったので、フランチェスカさんがヴィクトリアとして何を思っていたのか、というところを大切にしました。お話の中でキーになる曲というのもありますし、演技をしながら歌うのは難しかったです。若い猫の覚悟や心情をグッと感じさせるような音階もあって、音楽的な力を感じさせる素晴らしい曲です」

―― 個人的に猫好きなこともあり、『キャッツ』に関わることができて「本当に嬉しい」と笑顔。

「猫ちゃんたちの猫人生を描いた作品です。歌やダンスなど目で見て楽しめるものもたくさんあります。子どもから大人まで老若男女、誰が観ても感動できるのが、この作品の素晴らしさだと思います。普遍的でどの時代でも、どの年齢の方も、今感じていたり、感じたことが詰め込まれていて、しかもそれが人ではなく、猫なのがまたいいなって。まったく新しい分野を切り開いてきているので、映画版も楽しみにしていただきたいです」

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―― 2019年『ロミオ&ジュリエット』で舞台デビュー以降、本作『キャッツ』、そして、2020年は『アナスタシア』とミュージカルの大作に続々と出演している。

「私は歌の世界ではまだまだひよっこで、1年生、2年生という感じです。歌で表現するのは難しいですが、私はこれまで映像で培ってきたものがあるので、その部分を活かしていけたらと思っていますし、逆に歌で得た表現力や感受性などを映像で表現して、相乗効果でいい影響を与えあえたらと思います。そういう意味で今回の作品は、映像でミュージカルなので、今の私にぴったりの作品なのかなと思いました」

―― 2020年の意気込みも語ってくれた。

「昨年ミュージカルに挑戦させて頂いて、それがすごく短い期間で点と点が線になっていきました。『ロミオ&ジュリエット』があったから、『キャッツ』や『アナスタシア』につながっていったので、本当にありがたいと思っています。次はこういうことをしてほしいって思ってもらえるような女優さんになっていきたいですし、世の中にミュージカルは浸透しつつあるので、もっと活性化するように自分なりに存在出来たらと思います。今年は私にとってさらに挑戦が続くので、気を引き締めて頑張りたいです」


Writing:杉嶋未来

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(C)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

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『キャッツ』

1月24日(金)公開


『レ・ミゼラブル』『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが監督、世界累計観客動員数8100万人を記録した大ヒットミュージカルを映画化。英国ロイヤルバレエ団プリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードのほか、ジェームズ・コーデン、ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジュディ・デンチ、イアン・マッケランら豪華キャストが共演。

人間に飼いならされることを拒み、逆境の中でもしたたかに生きる個性豊かな「ジェリクルキャッツ」と呼ばれる猫たち。満月が輝くある夜、年に一度開かれる舞踏会に参加するため、街の片隅のゴミ捨て場にジェリクルキャッツたちが集まってくる。その日は、新しい人生を生きることを許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な一夜が幕を開ける…。

▼公式サイト
https://cats-movie.jp/

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