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葵わかな 主演映画『ホラーの天使』が「京都国際映画祭2016」にて上映&舞台挨拶!
「京都国際映画祭」は、1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を発展継承する形で2014年にスタート。“映画もアートもその他もぜんぶ”をテーマに、映画・映像・アートはもちろん、その他あらゆる分野にその対象を広げ、歴史的景観や伝統的な工芸・アートを礎に映画が発展した京都ならではの背景と、時代劇や人々の暮らしの芯にある精神を尊重し、京都から世界に文化を発信する。
開催初日には世界遺産でもあり国宝でもある元離宮二条城にてオープニングセレモニーが行われ、お祝いの席で披露される祇園甲部の芸妓による「手打ち」や、日本映画の発展に寄与した映画人を表彰する「牧野省三賞」の授賞式が行われた。
葵は、オープニングセレモニー、そして同日上映された主演映画「ホラーの天使」の舞台挨拶に登壇し、上映前に行われた舞台挨拶で、「皆さんのワクワクがもっと高まるように、楽しいお話ができたらと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
ホラー作品で初の主演を務めた感想を聞かれ、「主演だと意識する場面はありませんでしたが、ホラー映画は他の作品と雰囲気が違いました。普段使わないようなところを使うような感じがして楽しかったです。」とコメントした。
また、役作りについて、「難しいかなと思っていたのですが、撮影した現場がもともと病院だったところで、本当に(霊が)出そうな感じ。自然と相手が怖く見えて、自然に演じることができたと思います。」と話した。
同作はリアル感を出すために、キャストたちが実際の撮影カメラを持つ技法も行われたが、「恒松祐里ちゃんと2人で怖いところへ行くシーンがあって、そのシーンは私がカメラを長回しで撮りながら、肝だめしをするかのように歩きました。スタッフさんが周りにいなかったので本当に怖くて、きっとリアルなドキドキが伝わるのではないかと思います。」と撮影を振り返った。
さらに、撮影で印象的だったことは?という質問があがり、「スタッフさんが塩を持ってきて、“入る前にかけてください”とか言うので、とにかく怖かったです。何かに憑りつかれてしまうかもと思い込みながら撮影をしていたら、撮影中盤くらいで本当に疲れが出てきてしまって…。でもよく考えたら、前の日にランニングをして筋肉痛になっているだけでした(笑)。」と話し、会場の笑いを誘っていた。
そして最後に、「とても怖いですが、楽しいとも感じれると思うので、存分に叫んでストレスを発散して帰っていただければと思います。ぜひ楽しんで観てください!」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「ホラーの天使」は11/26(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開!
ぜひご期待ください。
【ストーリー】
映画の舞台は、現在はスタジオとして使用されている廃校。
そこには、撮影の待ち時間を過ごす2人の若手女優、合宿生活を送る3人のアイドルユニット、ネタ合わせを続けるコンビ芸人がいた。
そして、そのスタジオでは、イジメで地下室に閉じ込められ、そのまま行方不明になったという女子生徒の事件をきっかけに、“アザミの呪い”と呼ばれる様々な怪奇現象が起こっていた。
女優・アイドル。芸人らは、思いもよらない恐怖体験を次々と重ねていくことになるのだった…。