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葵わかな 連続テレビ小説「わろてんか」オフラインミーティングにサプライズゲストとして出演!
この日は、ファンの皆様と交流を深めるオフラインミーティングを開催。歌子役の枝元萌さん、安来節乙女組・なつ役の畦田ひとみさん、そして制作統括の後藤高久さんと共にトークセッションに参加した葵は撮影を振り返り、「スケジュールやセリフの量、慣れない環境での緊張など大変なこともありましたが、なかなかない機会ですし、ということはそれだけ貴重だということ。私はすごく楽しめましたし、やらせて頂けて良かったと思いました。」とコメント。
撮影では京ことばに挑戦したが、「全部で26冊の台本があって、私はマンツーマンでことば指導の先生と確認を毎回やっていました。最初は1冊に2時間くらいかかってましたが、最後は40分くらいでおさらいすることができるようになり、スピンオフに関しては(おさらいを)やらずに臨むことができるようになりました。」と話した。
同作で一番仲の良かった、助けられたキャストは?と聞かれ、「一人には絞れないのですが、仲が良いといえば、おトキさん役の徳永えりさんです。えりさんは壁がない人。すぐに仲良くなって、お姉さんのような存在でした。これだけ人がいると、学校と似ていて悪気がなくても仲が良い人たちで固まったりするものですが、「わろてんか」ではそれが少なかった気がします。松尾論さんや濱田岳さんが、ご飯に行くときに声をかけてくださったりして、自然と仲が深まりました。」と答えた。
その後、来場者からの質問を受け付け、葵から見た後藤さん、さらにこの日いらっしゃっていた演出の本木一博さんの印象について質問があがり、「ものすごく「わろてんか」を愛してくださっている方々です。私はてんというキャラクターとして、本木さんはお話を作る側として、そして後藤さんは「わろてんか」を企画していろいろな人に声をかけられた方なので生みの親という視点から作品を愛されている。携わってくださった方全員ですが、誰ひとり欠けても作品は出来なかったと思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。」と思いを語った。
さらに、夢は何ですか?という質問には、「このお仕事を続けていけたらと思っているのと、またBK(NHK大阪局)に帰ってきたい。それと、朝ドラでご一緒した皆さんが好きなので、仕事を続けていくなかで嬉しい再会があると信じて頑張りたいと思います。」と目を輝かせた。
また、大阪で一番楽しかったことを聞かれ、「同率一位がたくさんあって、えりさんと堀田真由ちゃんとUSJに行ったこと、えりさんと真由ちゃんと京都に遊びに行ったこと、もう一つは、えりさんと真由ちゃんと宝塚大劇場に行ったこと、枝元萌さんと宝塚大劇場に行ったこと(笑)、そして、みんなでご飯を食べたことです。」と笑顔で話した。
そして最後に、「このイベントがあることは知っていましたが来れるとは思っていなくて、でも今回来れるスケジュールになって、「わろてんか」に呼ばれているな、来る運命なんだと思いました。新大阪駅から大阪局に向かう間、見慣れた道を見るとすごく懐かしくて、でも私の場所じゃないんだなと、胸がキュっとなる思いでした。それぐらい濃い時間を過ごしていたんだと改めて感じました。」と心境を語ると共に、「ヒロインになった時に周りの方に多く言われたのが、“朝ドラは大変だよ”という言葉。それなら逆に大変じゃないと思えるように、大変だと言わないようにしようと決めました。そういう気持ちで入ったら本当に大変ではなくなって、難しいことも苦悩した部分もありましたが、振り返って本当にいい経験をさせていただいたなと。役者としてだけではなく、一人の人間として良い出会い、良い経験をさせていただきました。笑うことは大事だと本当に思っています。今日まで本当にありがとうございました。」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
連続テレビ小説「わろてんか」総集編は、5/4(金・祝)08:15~【前編】、09:50~【後編】がNHK総合にて放送。
ぜひご期待ください!