「内容がぎっしり詰まっていて25分拡大でしたが、あっという間。その中でも小泉孝太郎さん演じる高階先生の登場シーンが印象的でした。私が高階先生を見るときは手術をしている時ですが、あんな感じの人だと思わなくて(笑)。もちろん台本で分かってはいたのですが、動きがつくとよりそのイケ好かない感じ?が出ていて、“すごいな、孝太郎さん”って思いました」
「私が演じる美和は、オペ室にいる“オペナース”という職業で、今回初めて名前を知りました。検索をしたらオペナースの情報誌が出てきたのでその本を買って読んだりしました。もちろん手術前後に検診に行ったりもするんですけど、いわゆる病棟で患者さんのケアをする看護師ではなく、オペで器具を出したりする看護師なのでちょっとやることが違っています。実際に器具出しはそれほどしたことがないのですが、今後はそういうシーンもたくさん出てくるので大変だなと思います」
「お芝居とは関係のない話をしていることが多いです。「何食べたい?」、「好きな食べ物は?」、「趣味は?」といった、たわいのない話。主演の二宮(和也)さんは知ってか知らずかみんながリラックスできる空気を醸し出している方なので、頑張りすぎなくてもいいんだと思わせてくださいます。本番はもちろんピリッと緊張感をもって演じていますが、それ以外の時はほわっと、前室のソファーが縁側に見えるような和み具合でスタッフさんも含めておしゃべりしたりしています。そういう時間があるので、救われます」
「意識的に細かい睡眠をとるために、休憩時間はご飯を早く食べて寝る時間を作っています。共演の趣里さんは年齢が近いのでおしゃべりをする時間もリフレッシュになります。あと、今は映画の撮影で三重に行くことがあって、自然が豊かなのでぼやっと景色を眺めたりすることも―。『わろてんか』も『ブラックペアン』も室内での撮影が多いので久しぶりに外に出たいなと思っていて、最近はもっぱら自然の中でのんびりするのが一番のリラックス法かもしれません。1日の撮影が終わってからは「今日はあの人が言っていたアレが面白かったな」と思い出す感じなので、「あの人面白いな」ってその時に感じられるように、よりリラックスして臨めるようになりたいと思います」
「美和がどんな人かわかりつつある状態で、きっと親が医者だからとか周りに勧められたからではなくて本当に人を助けたいと思って看護師になった女性なんじゃないかと思うので、心根の優しさは忘れたくないと思っています。自分と似ているところは右も左もわからない医療の世界に飛び込んだ部分。私自身も初めての医療ドラマですし、美和も新人なので、一緒に成長していけたら思います」
「初めて着た時に写真を撮って家族に送ったら、「馴染みすぎていてどこにでもいそうな看護師だね」って、誉めているんだか誉めていないんだか分からない返信があって(笑)。最初の頃はナース服を着させられている感じがあったんですけど、撮影はもちろん、いろんな番組や取材にもナース服で出させていただいているので、だいぶ馴染んでしっくりきています」
「人VS最新医療機器というベースはずっとありますが、それだけではなくて渡海先生、高階先生、世良先生、美和など、それぞれの物語も同時で動いていくので中身がぎゅっとしていると思いますし、キャラクターが成長してどう変化していくのかが見所です。美和は先生たちの渦の中から一番遠いポジションにいるので、わりと俯瞰で見ているというか視聴者の方と近い目線なのかなと思うので、美和を通しても観ていただくという面白さもあるかもしれないです。そして、美和の成長も見守っていただけるように頑張りたいと思います!」
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