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中川大志 映画「ブラックナイトパレード」レッドカーペットパレード&完成披露試写会!

2014年3月4日更新
3月4日(火)から放送されるドラマ『今夜は心だけ抱いて』に高校3年生の透役で出演する中川大志。とあるアクシデントで心が入れ替わってしまった(!)47歳の母と17歳の娘、Wヒロインの恋の相手という難しい役どころに挑戦した手応えとは?
── 現在15歳の中川大志。今回演じた透は高校3年生で、しかもとても年の離れた女性に思いを寄せていくというキャラクターだ。
「最初はとにかく“47歳の女性!? そんなに年上の人に恋をしていく役なんて!”って。驚いたというか…47歳っていうと僕の中では母親のイメージですし、正直自分で大丈夫なのかな、ちゃんと気持ち入るかな、共感できるかなっていう部分での不安はありました。台本を読んでも透の感情がなかなか見えてこなかったりもして…でも、演じるにつれて透が年上である柊子さんにひかれていく理由、思いを寄せていく訳がだんだんと見えてくるに従って、“なるほどな”って感じるところがたくさんあったんです。さらに柊子さんというキャラクター自体が凄く魅力的な女性で、僕自身から見ても素敵な人と思えたので…そうですね、現場で演じているうちに自然と不安な気持ちも解消されて、自分としては違和感なく自然に役としていられたと思います」
── 田中美佐子さん演じる柊子は47歳。土屋太鳳さん演じる娘の美羽は17歳。そのふたりが12年振りに再会した日に心が入れ替わり、「体は大人で心はティーン」の柊子と、「体はティーンで心は大人」の美羽になってしまうところから物語は始まる。
「そうなんです! この『今夜は心だけ抱いて』はいわゆる“入れ替わりモノ”。しかも、母と娘が入れ替わってしまうんですよ。だから恋愛っていう部分で言うなら、外見で勝負するのか、中身なのかっていう難しさもあって…例えば透は確かに柊子さんに思いを寄せるんだけど、それを感じ取っている柊子さんは自分の中身(=美羽の心)を見てくれてるのか、それとも外見(=柊子)を見ているのかとか、すごく複雑な気持ちを抱えている。そういう描写はこの作品ならではの面白さですよね」
── 透はどんな男の子?
「ふたりがよく訪れる『ガレージ』というカフェでバイトをしていて、一見ぶっきらぼうでクールな感じ。この年齢にしては抱えているモノや背負っているモノが大きくて…そのあたりは物語が進むに連れてだんだんと明かされていくんですけど。ただ、僕としてはあんまり暗いヤツにはしたくないっていうのはありました。透は確かに感情表現が下手で不器用なんだけど、その不器用さが周りの人から見て可愛らしく思えたりしたらいいなって、そういう部分は結構意識して演じましたね。不器用な感じが透のいいところだと思うので、そこをちゃんと個性として伝えられたらなって」
── カフェのシーン、バイト姿もなかなか板についている様子だ。
「最初にとにかくいろんなモノの作り方を習いました。コーヒーの入れ方、カプチーノの作り方…泡をダーッて立てるのも始めてやったんですけど、楽しかった?。透は本当に“ながら”芝居が多い役だったので、動きがありつつも動きばっかりにとらわれてはいけないし…という部分は結構大変だったかも。今回、撮影はほとんどがロケで、あのカフェも本当にあるお店を借りてたんです。実際にもすごくカッコいいお店で、最初に行ったときに一瞬で好きになっちゃいました。やっぱりセットじゃなくその空間が実際にある、自分が“そこ”に包まれているっていうのは凄く世界観に入りやすかった。場所からも見えない力をもらえてた気がします」
── 撮影中、現場はどんな雰囲気だったのだろうか。
「現場はすごく明るくて楽しい雰囲気でしたね。キャストのみなさんもすごく素敵な役者さんばかりで、それぞれのキャラクターも個性のある面白い人物ばかりだし。その個性的なキャラクターひとりひとりが物語の中で様々に絡みながらストーリーが展開していくので、一人たりとも見逃せないっていう感じです。その中で透としての自分が思っていたのは、“なるべく作り過ぎないようにしたい”“なるべく自然体でいたいな”ということでした。撮影に臨むにあたって心構えを作っていく! というよりは、常にリラックスして自然体で透になりたいと思っていたし、そうできたと思います。透は柊子さんと一緒にガレージで働くことになってだんだんと柊子さんにひかれていくんですけど、気持ちの部分はいつもどこかモヤモヤしている状態なんですよね。“自分は本当にこんなに年上の女性に恋をしているんだろうか?”“この気持ちはどういう気持ちなんだろう”って、自分で自分の感情がわからないでいる。“こんな気持ちになったのは初めてだ”っていう、そこの“モヤモヤ”も自然に出せたらいいなって心がけていたんですけど…」
── そういう思いはわかりやすいアクションなどで表現できるものではない。
「目線だったり、台詞の言い方ひとつだったり、そういう細かいところをすごく意識しながら…もともと透はあんまり感情を表に出したりとか、動きが派手だったりってことがないキャラクターですから。彼の心情を伝えるためにはホントに繊細な芝居が必要でした」
── 今までにあまり見たことのない部分が見られるのでは…。
「はい。役柄としてもそうですし、僕自身これまで恋愛要素の高い作品をやってこなかったので、みなさんにはここでまた新たな僕の顔を見ていただけるんじゃないかなって思ってます。このドラマは入れ替わりモノではあるけれど、そこだけじゃないというか、全体としては基本的には凄くテンポが良くてコメディとして笑える要素もあるし、いろんな矢印が出ている恋愛模様があったり、母娘の絆と愛情も描かれていたりと、非常に盛りだくさんの内容になってます。中でも僕は特にLOVEの部分を担当しているんですけど、今回、クリエイターやスタッフの方がほとんど女性ということもあって、台詞でも本当にキャラクターの内面から出て来たんだなって思えるリアリティがありますし、たぶん、女性の方が見たら感じたり考えたりするところがすごく大きいんじゃないかな。柊子目線で見るのと美羽目線で見るのとではまた伝わることも違ってくるだろうし…いろんな角度から楽しんでもらいたいですね」
── 入れ替わってしまったふたりが元に戻れるかどうかということよりも、もっと大事な“なにか”がストーリーを引っ張っているようにも思える。
「“想いを描く”ドラマなんだと思います。柊子と美羽は入れ替わったことで初めて見えてくるものがあったり、勘違いしていたことに気づいたりしながら互いに相手への想いを確認していく。透をはじめ周囲の男性たちも、ふたりが入れ替わったことで起きる出来事を通じて、大事な人を思う気持ちを再確認していく。そういうみんなの“想い”を集めた物語。気楽に見られるタッチの中に、深くて大きいメッセージが籠ってるんですよね。ホントに面白いです。しかも最後もすごく衝撃で、僕も台本読みながら“えーっ、こんな感じで終わっちゃうの!? ”って思って…もう…とにかくホントに全部見て欲しいっ! 男の人が見ても楽しめるポイントがたくさんありますし、親子で、家族で、ぜひみんなで揃って見てください」
── そして、ドラマ放送中に写真集のリリースも決定した。
「写真集は1年前の春から撮影していて、四季を追いかけた構成になっています。自分で写真チェックをしてても全然顔つきが違うなぁと思ったりして(笑)。まさに僕の中学生最後の1年間の記録、ですね。今しか撮れない僕の“永久保存版”、中川大志の成長と変化が詰まった一冊になっています。なので、この春はみなさんにこの写真集とドラマとで、いろんな僕の顔を大いに楽しんでもらえたら嬉しいな」
Writing:横澤由香
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3月4日O.Aスタート!
NHK BSプレミアム 毎週火曜日23:15~(連続8回)
柊子(田中美佐子)は12年前に別れた夫(飯田基祐)から娘の美羽(土屋太鳳)を預かって欲しいと頼まれる。娘を引き取りたかった柊子の念願が叶うと旧友の須加(村田雄浩)は喜ぶが、柊子は高校生になった娘と暮らすことに自身が持てない。美羽も自分を捨てた母と一緒に住むつもりはなかったが、話し合いのため二人は12年ぶりに再会することになる。その帰途、母と娘は事故に遭遇し、そのショックで心と体が入れ替わってしまう。
(C)NHK
3月18日発売!
価格:2000円(税別)
発行:学研マーケティング
発売:学研パブリッシング
2013年春からの1年間を撮りだめた、記念すべきファースト写真集。春夏秋冬の季節の移り変わりと共に、少しずつ成長を遂げる中川の様々な表情を捉えた一冊。制服、水着、甚平、メガネ男子…など、いろいろな衣装にも注目!
【発売記念イベント開催決定!】
日程:3月21日(金・祝)13:00~
会場:福家書店新宿サブナード店
詳細:http://www.fukuya-shoten.jp/event/#5594
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