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中川大志 舞台「歌妖曲~中川大志之丞変化~」製作発表!

中川大志主演舞台「歌妖曲~中川大志之丞変化~」の製作発表が9/13(火)都内で行われ、中川が出席した。

同作は、明治座、東宝、ヴィレッヂといったそれぞれ歴史もカラーも異なる三社から、同じ年齢の男性プロデューサー三名が集まり、立ち上げた“三銃士企画”の第2弾。
作・演出を手掛けるのは、舞台に映像と縦横無尽の活躍を見せる倉持裕さんで、『リチャード三世』×昭和の歌謡界をテーマに、昭和、平成、令和の歌謡界の歌い手の殿堂でもある明治座において、音楽あり、笑いあり、お涙頂戴、勧善懲悪のスペクタクル感とケレン味満載の作品をお贈りする。

中川は、醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を鮮やかな変化にて演じる。

会見にて中川は、「今日初めて共演者の皆さんとお会いしまして、久々に震えるくらい緊張しています。僕自身初めての舞台の挑戦となります。さかのぼると『三銃士』の一作目を明治座で観劇させていただいた時にプロデューサーの皆さんにお手紙をいただきまして、ぜひ一緒に舞台をやりませんかというお声がけをいただきました。1年半くらい前から『歌妖曲』に向けてボイストレーニングを始めたりして少しずつ準備をしてきて、いよいよ今週から稽古が始まり、ここまで来たという思いです。わからないことがたくさんあり、未知の挑戦になります。僕自身が知らない自分にたくさん出会えたらいいなと思っています。精一杯演じたいです。よろしくお願いします。」とコメント。

自身の役について、「僕が演じる鳴尾定は顔も体も醜い状態で生まれてきてしまったということで、鳴尾一族の中からも世間からも隠されて暗くじめっとしたところに閉じ込められていた男です。その男がいろいろな手段を使って桜木輝彦という姿に生まれ変わって復讐をしていきます。同じ人物ではありますが、見た目も異なる正反対のキャラクターになります。台本を読んで想像しているのは、鳴尾定としての姿が桜木輝彦に及ぼす影響、そしてその逆。一方の姿が一方の姿に影響を及ぼすことがキャラクターのテーマになるのではないかということ。どれだけ定として憎しみや怒りや悲しみのエネルギーを自分の中にため込めるか、そしてため込めるほど桜木輝彦として光を浴びたときのエネルギーになるのではないかと思っています。」と思いを語った。

同作は、中川へあて書きされた作品。中川は、「倉持さんとは以前コント番組でご一緒させていただきました。自分の初めての舞台で作・演出でご一緒できるとは思っていなくてとてもうれしいですし、今年も倉持さんの舞台を観させていただいて今作とは色の違う作品でしたので、台本を読んでイメージしているところから可能性がまだまだたくさんあるんだろうな、どういう風に自分が変わっていけるか楽しみにしています。」と期待を寄せると共に、自身の名前が入った作品名について、「仮のタイトルだと思っていたのですが、本当のタイトルとして発表になっていたのでドキドキしています。」と話した。

そして最後に、「いよいよ始まるんだなという気持ちで背筋の伸びる思いです。また、念願叶って舞台の上でお芝居ができることに感謝したいです。昭和歌謡、昭和の芸能界は僕の世代からすると新鮮なところがありまして、今にはないエネルギーやファッション、カルチャー、音楽が色鮮やかでポップでカラフルな印象があります。そこに血生臭さというか人間の内側から滲み出てくる匂いや温度が乗って、観てくださる方の深い部分に響くような熱量のある作品にできたらいいなと思っています。鳴尾定、桜木輝彦という役を通して大千秋楽を迎える頃にどんな景色が見られるのか、先輩方の胸をかりて精一杯走り抜けたいと思います。すごくいい舞台にします!頑張ります。楽しみにしていてください。よろしくお願いします!」と意気込んだ。

舞台「歌妖曲~中川大志之丞変化~」は、11/6(日)~11/30(水)東京・明治座にて、12/8(木)~12/12(月)福岡・キャナルシティ劇場にて、12/17(土)~12/25(日)大阪・新歌舞伎座にて上演。
ぜひご期待ください!

【あらすじ】
昭和30年代の歌謡界に彗星のごとく登場し、瞬く間にスターダムに駆け上がった桜木輝彦(中川大志)。
そのベールに包まれた経歴の裏側には、戦後の芸能界に君臨する「鳴尾一族」の存在があった。
元映画スターの鳴尾勲(池田成志)が手掛ける、愛娘の一条あやめ(中村 中)と愛息の鳴尾利生(福本雄樹)は、スター街道を邁進中。
フィクサー・大松盛男(山内圭哉)が控え、今や世間からは、大手芸能プロダクションと謳われていた。
だが、そんな鳴尾一族にあって、存在を闇に葬られた末っ子がいた。
ねじ曲がった四肢と醜く引きつった顔を持つ、鳴尾定(中川大志)。
一族の汚れとして影の中で生き長らえてきた定は、闇医者の施術により絶世の美男子・桜木輝彦に変身を遂げ、裏社会でのし上がろうとするチンピラ・徳田誠二(浅利陽介)と手を組み、同じく鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏(松井玲奈)と政略結婚し、自身の一族に対する愛の報復を始める。
その血に……運命に……復讐を遂げるべく、桜木輝彦による唄と殺しの華麗なるショーが幕を開ける───。

(敬称略)
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