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2013年1月10日更新

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「鈴木先生」は、平凡な教師が、どこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していく様を描いた学園ドラマ。2011年に放送され、根強いファンを持つこの作品がついに映画化され、1/26(土)『映画 鈴木先生』が公開! ドラマ放送時から、重要なキャラクター、鈴木先生のクラスの生徒、出水正役で出演している北村匠海と、爽やかな体育教師、続木先生役の夕輝壽太のスペシャル対談をお届け!

「何事にも向き合う鈴木先生に、人生で大切なことを教えてもらいました」(夕輝)
「僕自身、いろいろ考えて、学んだことが多い作品です」(北村)

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── おふたりは、夕輝さん演じる続木先生が初登場するドラマの5話で同じプールのシーンで共演されていますが…。

夕輝「北村くんとあまり一緒になることがなくて、ちゃんと話せなかったんですよね。僕は『ごくせん』で生徒役をやっていたんですけど、今回初めての先生役で、ここまで先生と生徒って距離ができるんだって思いました(笑)。先生として、生徒役のみんなを見守る気持ちになりました。」

── ドラマ版のときの現場の印象は?

北村「クラスのシーンでは、学校のようにわいわい騒ぐんですけど、撮影となると真剣なときとのメリハリができていて、演技について学べました。」

夕輝「職員室は大人ばかりなので落ち着いてました。僕は、先生役の役者さんからも生徒役の役者さんからも勉強させてもらいました。(鈴木先生役)長谷川博己さんはすごい話してくださって、(川野先生役)でんでんさんも絵がお上手でみんなの似顔絵を描いてくださって、緊張していたんですけど、自然とほぐれました。」

北村「長谷川さんは、とても優しい方でした。ドラマの2話では、僕が演じる出水と小川さんとのシーンの合間に、お気に入りの映画を教えてくださって、緊張をほぐしてくれました。」

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── テレビドラマは時間がないという印象があるのですが、このドラマはいかがでしたか?

北村「ゆっくり時間をかけていました。1日に2シーンだけとか、ドラマの段階から映画のようでしたね。」

夕輝「そうですね。スタッフさんも映画の方々が多くて、ドラマの現場ももちろんこだわりはあるんですけど、この作品の場合は特にこだわりの強さを感じました。」

北村「生徒役のリハーサルも1ヶ月ぐらいかけて念入りにやってたんです。ひとりひとりのキャラクター作りからしました。自己紹介ゲームをやったり、ドッジボールをやったりして、クラス感を作っていきました。先生の台詞も含めて、まず全部の台詞を、全員で割り振って読んだんです。個別のシーンでは、出水はここでどう思う?って話し合いました。僕の思っている出水と、監督や助監督さんが思う出水を掛け合わせて演じられたので、やりやすかったですし、鍛えられました。」

── 夕輝さんの役作りはいかがでした?

夕輝「初めての先生役なんですけど、まだ若い先生なので、生徒よりなんですよね。熱いけど、そんなに押しつけがましくない。そのバランスを確認するために、いろんな作品を見ました。」

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── 映画化を聞いたときどう思いましたか?

北村「番組が段々色んなところで話題になって行って、賞をいただいたりして、評価されて嬉しいなと思っていたら、映画化が決まったと聞いて、すごく嬉しかったです。」

夕輝「本当に評判が良いんですよね。役者仲間からも、面白いってよく言われてました。」

── 約1年ぶりの現場はいかがでしたか?

北村「出水に戻るまで、ちょっと時間がかかりました。でも、クラスの雰囲気が戻っていくと同時に、僕も出水に戻れました。今回もリハーサルがあったのが救いでしたね。」

夕輝「僕はドラマのとき、体育の先生ということで、筋トレをやっていたんです。今回、別の作品に入っていたため、なかなか筋トレができなくて。衣装合わせのときに『あれ?小さくなった?』って言われて、焦ってジムに行って筋トレをしました(笑)。」

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── 映画の台本を読んだ印象を教えてください。

北村「漫画で選挙のエピソードは読んでいたんですけど、映画でもあって、『ああ、出水がやるんだ』って思いました。いっぱい台詞があって、動揺も感じたんですけど(笑)。」

夕輝「エキストラさんが大勢いる中、長台詞をしっかり演じていて、すごいなって思って。」

北村「ありがとうございます。でも、人生で一番のプレッシャーと緊張がかかっていましたね(笑)。」

夕輝「(笑)体育館の中、寒かったしね。」

北村「すごく寒かったです(笑)。屋上も寒かったですよね。僕は屋上のシーンで、初めて『つなぎ』」というのを経験しました。いい経験になりました。」

夕輝「あれは珍しいかも。食事をゆっくりとる時間がないから、食事が置いてあって、ちょっとした合間に食べるっていう。時間をかけて撮影していた現場ならではの、体験かも。」

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── ドラマと映画に出演されたおふたりが思うこの作品の魅力は?

夕輝「鈴木先生は、どんな小さいな問題もすごく真剣に考えますよね。何事にも真剣に向き合うという部分で、いろいろ感じさせられる部分があると思います。苦しんで悩んで、生徒と向き合う鈴木先生の姿を通して、何事にも向き合うこと、必死になることは、人生において大切なことだと勉強になりました。この作品は、ドラマから見ても映画から見ても楽しめるので、その部分を楽しんで観ていただきたいですね。そして、続木先生は、癖のある先生が多いなか、ほっとできる存在だと思うのでよろしくお願いします!(笑)」

北村「ドラマの2話の出水の給食の話をはじめ、鈴木先生の各話のテーマは、共感する部分も多かったし、いろいろと考えさせられました。台本を読んでいて、自分なりにも考えるし、生徒たち同士でも話すし、深く掘り下げて行きました。討論のシーンは、例えば、未成年の性について語る場合、僕たちが本当に話し合っていますし。」

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夕輝「自分が中学生のとき、ここまで真剣に考えていたかなって(笑)。今までにない学園ドラマですよね。」

北村「僕も今までにない学園ドラマだと思います。映画はふたつの問題――選挙と、身の周りに不幸が起こりすぎて爆発してしまったひとりの卒業生の話が描かれるんですけど、映画でも深く考えられると思います。ドラマでも、10話でたくさんのことをとりあげられているので、一緒に考えることで、人間性が深まる気がします。僕も学んだことが多かった作品なので、ドラマも映画もぜひ観ていただきたいです。」

Writing:杉嶋未来

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INFORMATION

STAGE

『映画 鈴木先生』

1月12日(土)より全国ロードショー

2011年春テレビ東京系で放送され、「平成23年 日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門最優秀賞」、「第49回ギャラクシー賞 優秀賞」などを受賞した話題作の映画版。緋桜山中学の国語担当教師、鈴木は、独自の教育理論「鈴木式教育メソッド」に基づいた理想のクラスを構築しようとしていた。彼はその中心となる女子生徒、小川に重きを置くうちに、少しずつ彼女の魅力に引き込まれていく。2学期に入って生徒会選挙と文化祭の準備がスタートするが……。


▼公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/

                

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