「翼はバンドはやっていますが、明確な夢がない自由奔放な大学生です。物語が進んでいく中、そんな翼が熱中できるものを見つけて、夢を叶えたいと思うようになっていく。翼は成長していくので、そこをキーとして演じました」
「クランクイン前にオリジナルの韓国映画ももちろん見ましたし、水田監督の『謝罪の王様』をはじめ、監督のすべての作品を観てコメディの芝居や間を自分なりに研究して撮影に臨みました。水田監督の過去の作品もすごく面白くてヒントがたくさん散りばめられていて参考になりました。その中でこれだと思ったものは、『謝罪の王様』の岡田将生さんでした」
「みんなでちゃんと音を出して演奏したんです。特に大きなステージでの演奏は、すごく気持ちよかった。僕がこれまでやってきたバンド活動は、芝居に大きく活きたと思います」
「あのシーンは、僕自身、大好きなんです。白塗りメイクで自由にやらせていただいて、振り切れました。最初は大丈夫かなと思ったんですけど、衣装やメイクでスイッチが入るタイプなので、本番はノリノリ(笑)。監督からも「すごいよかったよ」って言ってもらえて嬉しかったシーンですね」
「素晴らしい作品に出会えて感謝しています。自分の出ている作品は客観的に観られないことが多いんですけど、この作品は笑って泣いて、素で楽しめました。僕にとって、これまで一生懸命やってきた音楽と芝居の両面を見せることができて新鮮でしたし、大きな一歩となりました。今後、この作品が自分にどういう影響を与えるかまだわかりませんが、一つのターニングポイントとなると思います。より音楽が好きになったし、芝居も好きになれた。僕がやってきたすべてのものを認めてもらえるような作品だった。人生のリセットがテーマになっていて、人それぞれが持っているあの頃に戻りたいという気持ちを叶えてくれますし、家族の愛や夢への思いなど、観る人によっていろんな見方ができる作品だと思うので、楽しんでいただきたいです」
「気が付いたら今年で19歳になります。早かったですね。中学2年生のとき、芝居の楽しさを知ったんですけど、今、芝居も音楽も自分の好きなことになっていてすごく嬉しいです」
「芝居では、自分の想像していた思いをキャラクターにのせて届けられたらと思います。DISH//としては、毎年元日に武道館をやるって宣言してるんですけど(笑)、その第1の目標だった武道館を終えまして、それを経て成長して、今のDISH//としての夢は横浜スタジアムに行くことです。それに向けて、今は僕自身も模索しながら頑張ってます。自分で作詞作曲もしているので、みなさんに届けられるようになったらな。僕にとっては、音楽も芝居も、僕自身を知ってもらえるいい場所となっています。これからも両方を続けて、違う自分を発見し、自分の良さをもっと出していきながら成長できたらいいなと思います」
Writing:杉嶋未来
MOVIE
4月1日(金)全国ロードショー
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