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『廣瀬智紀の煌々星2023振り返り生配信 〜go to 2024〜 』決定!!

2013年10月15日更新
革新的なVFXと独自の世界観で人気を集める特撮監督・雨宮慶太の最新作「衝撃ゴウライガン!!」が現在放送中。その中で廣瀬智紀はメインキャラクターの一人であるゲキを演じている。特撮初挑戦となる廣瀬に現場を通して感じたこと、作品に対する率直な思いを聞いた。
── 今回のキャラクター像と役作りのポイントは?
「ゲキは無口でクールで、でもアツい。ひと言で言うとマンガに出てくるようなキャラクタ―です。そもそもゲキって地球の人間じゃないんですよ。光人(ひかりびと)っていう宇宙人で、その宇宙人が地球に来て生活していくんですが、そのときの仮の姿が人間体の僕なんです。光人ゲキを演じているスーツアクターの岩上弘数さんと二人で一つのキャラクターを演じていたので、動きもシンクロさせたりしました。例えば光人ゲキにはこめかみに羽のような部分があるんですけど、岩上さんが光人ゲキにそこを触るクセを付けると、人間の姿のときはメガネのふちを同じように触るとか。細かくシンクロしてる部分はたくさんありますね」
── 一つのキャラクターを二人で演じるという稀有な設定もあいまって、現場でも思わぬ体験の連続だったようだ。
「人間の姿で撮るか光人体で撮るか、撮影直前まで分からないシーンも結構ありました。実際に雰囲気を見てみて、どっちで撮るか決めるんです。だから現場に行って、自分が撮影に入るシーンがなかったっていう日も何日かあって。でも一緒にゲキを演じている岩上さんの撮影はあるので、自分がやっていないっていう感覚にはならなかったんですよね。僕、特撮自体が初めてだったんですが、いつもの雨宮組とも違う部分も多くて、あまりにも真新しすぎて、みんながその状況を楽しんでいた現場でもありましたね。役者たちが思っていることを提案したり、逆に監督から『ここちょっと分からないからやってみて』という指示が入ることもあったり。やりがいのあるお仕事でした」
── 本格的に取り組んだアクションシーンでは、集中力と思い切りの良さが試されたとか。
「ケンカのアクションはやったことがあったんですけど、もうそれとは全く違うし、ゲキがまた俊敏なんですよ。中国拳法のような感じでパッパッパッパと敵の攻撃をさばく感じで。しかも撮影の日に手順が決まるので、朝練習して、午後本番というスケジュールが多かったんですけど、すごく難しかったですね。僕、アクションって攻撃を当てないものだと思っていたんですよ。当ててないけど当ててるように見えるような。でも岩上さんには、そうじゃなくてホントに当てにいっていいからって言われて。エキストラの方たちも岩上さんの事務所だったんですが、いざアクションをしても技を受けてもらう相手の方に遠慮した感じになってしまって、それを見てアドバイスをくださったんだと思います。最後の方は覚えていないんですけど、本気でお腹にバーンって蹴りを入れたと思うんですよね。その後、恐る恐る『すみません、大丈夫でした…?』って聞いたら、相手の方が親指をグッと立てて『それだったんだよ』みたいなリアクションをくださったので安心しました(笑)」
── 今作で学んだことは、という質問にこんな場面があったことを明かしてくれた。
「雨宮さんからの唯一ダメ出しとして、打ち上げのときに『お前はもっとやっていいんだよ』って言われました。ゲキという役の動きだけじゃなく、芝居としての話なんですけど。同時に『お前はもっと前に出なさい』とも言われたのを機に、ちょっとずつですけど、それを意識して実践するようにしています」
── 全編アフレコとなる本作で、廣瀬は雨宮監督の言葉を胸にゲキに挑戦を続けている。 アフレコも初体験となるが、自身が演じたシーンより「問題は光人体のときなんですよ(笑)」と。
「人間体と違って口がないから、たくさんセリフが入るんです。その場で『ここでゲキが言いそうなセリフ入れて』みたいなこともあるので、アドリブ力も問われています(笑)。ゲキって分身するシーンがあるんですよ、10人ぐらいに。その時のアフレコがすごい大変で。10人分声入れたんですよ! 例えば『ハーッ!』っていうのも10人分。『ハーッ!』『フンッ!』『ヘァーッ!』…みたいなのとか全部バラバラで、10人の人格をやったんです。その時は正直『これ大丈夫かな…』と思いながらやってたんですけど、仕上がりを聞いてみたらすごく楽しくなってるっておっしゃっていたので僕も楽しみにしてるんです(笑)」
── そんな本作の見どころをこう語る。
「ストーリー的には、本気でふざけた作品。そんなふざけた世界観を見せながらも、バトルシーンやCG、スーツアクターさんのアクトをしているシーンでは、みんな(雨宮監督の代表作)『牙狼〈GARO〉』シリーズを超えるものを作りたいっていう意気込みでやっていましたし、僕も素晴らしい作品に仕上がってるなと感じたので自信を持ってそこを見てほしい。ゲキというキャラクターに対しては、何を考えているか分からないような感じではあるんですけど、その中に秘めたアツいものや彼らの友情に注目していただけたらと思います」
── 10/25~は舞台「私のホストちゃん」に出演。マルチエンディングシステムという一風変わった仕掛けで観客たちを巻き込む新たなスタイルの舞台だ。
「ラブを貢げば、指名してるホストが1位になってイイことがあります(笑)。こういう舞台のやり方は初めてなんですけど、きらびやかで幻想的なホストの世界を見せたいですね。初めて見る方も分かりやすいストーリーですし、僕たちも本気で楽しんでお客さんにも楽しんでもらえる、エンタテインメントにあふれた作品になると思います。僕も鳳城夕妃という役をやらせていただいてるからには、どの店でもNo1を取ってきたという自負があるので、絶対No1になります!」
── 今、多くの若手俳優たちが活躍する中、彼らは“イケメン俳優”とカテゴライズされることは少なくない。自身もそんな“イケメン俳優”の一人に数えられるこの状況を、廣瀬はどうとらえているのだろう。
「僕が、イケメン俳優ってカテゴライズされるようになったのって、『私のホストちゃん』がきっかけだったんですね。それまでは小劇場系の舞台に出演していて、メディアには全く出ていなかったので、人に知られる機会が限られていたんです。そこから『ホストちゃん』でテレビの向こう側の方たちに見ていただけるようになって、ありがたいことにファンと言ってくださる方ができて。イケメン俳優と呼ばれる方が出ているような舞台に呼んでいただく機会も増えて、だんだんと自分の中ですごいなって思っていた人たちがいるところに追いついている感じはしています。僕自身はイケメン俳優って呼ばれることは全然嫌じゃないんです。でもそこから自分は抜け出していく、役者としてのステップだとも思っています。まだまだ雲の上にあって見えない階段もあるので、変に自信を持たないでどんどん経験を重ねていきたいですね」
毎週金曜25:23~テレビ東京 他にて放送中!
人間界とは異なる世界・兆真界(ちょうしんかい)には、光人(ひかりびと)と呼ばれる様々な特殊能力を持つ超人、マギーという怪物が存在していた。マギーは人間界にも存在し、その魔の手から人間界を守りづつけてきたのが光人であった。ある日、警護将軍のゴウは罪人の移送中にマギーの攻撃によって、人間界へ墜落してしまう。そこへ兆真界から「謎の1000人兵が人間界を襲う」という情報を得たゴウは、たった一人で地球を守る決意をする。
鬼才・雨宮慶太が送る抱腹絶倒のラブコメバトルヒーロー!!
(C)2012雨宮慶太/衝撃ゴウライガン製作委員会
2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)青山劇場にて
ドラマ版「私のホストちゃん」の舞台、クラブバニラに、新人ホスト・霧都(山本裕典)がやってくるところから物語は始まる。
霧都がホストのイロハを学んでいく中、歌舞伎町を揺るがす大事件が巻き起こる。大阪・ミナミの人気クラブ「ビビッド」が、歌舞伎町に移転してくるという!そしてビビッドのナンバー1に君臨していたのは、以前バニラを追い出されたホスト・影規(松下優也)であった…。より女心を掴む店はどっちだ!?こうして東京VS大阪の、バトルが幕を開く!
▼公式サイト
http://www.hostchan.jp/
(C)2013 舞台「私のホストちゃん」製作委員会
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