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廣瀬智紀 映画「羊をかぞえる。」初日舞台挨拶!
カニを食べるという理由だけで富山まで珍道中を繰り広げた田宮治(染谷俊之)と青島豪志(赤澤燈)。あれから1年、相変わらず定職にも就かずその日暮らしを続けている2人。そんな2人は、いつからか謎の少女カンナ(宮井くらら)と出会い行動を共にするようになる。
ある日、ヤクザの2人組に追いかけられている丸井裕之(廣瀬智紀)に遭遇し、その場の成り行きで助けてしまう。追われている理由を聞くと、友人の借金の連帯保証人になったと、騙されていることに気付かず真面目に話す丸井。そんな超が付くほどのお人好しの丸井を放っておけない、お人好しの田宮と青島。あの手この手で借金返済のために奔放する3人だが、うまくいくはずがなく徐々に追い詰められていく。
果たして、丸井の借金は無事に返済できるのか。一向に成長しない田宮と青島に明るい未来は訪れるのか!?そして謎の少女カンナの正体とは!?
シリーズ1作目となる『カニを喰べる。』の続編に出演した廣瀬は、「『カニを喰べる。』はイベントの時に拝見し、映像からあふれる2人(染谷・赤澤)の仲の良さや素の部分が毛利安孝監督によって引き出されているような良い雰囲気のロードムービーだと感じていました。なので、心の中で出たい!と思っていて、(言霊にもじって)“こころだま”ってあるんだなと(笑)。参加できてすごく幸せでした。」とコメント。
『カニを喰べる。』、『羊をかぞえる。』と「●●を●●。」というタイトルが続いていることから、もし3作目ができるとしたらどんなタイトルにするかと聞かれ、「形にとらわれず、『一緒に踊ろう』とか…。『Shall we ダンス?』みたいな感じです(笑)」と答えると、「●●を●●。」でお願いしたいとMCから突っ込みが入り、会場から笑いが起こった。
この日は宮井さんが共演シーンが多かった染谷さん、赤澤さん、そして廣瀬にサプライズで手紙のプレゼント。廣瀬へ、野生のリスを見つけて誰よりもハイテンションで動物好きの優しい人だと思った、映画の中ではカンナが丸井を助ける役柄だったが実際は逆でたくさん助けてもらったなど、感謝の気持ちが読み上げられると、「カンナが丸井に恋をする役柄だったので、しっかりしなくてはという思いはあったのですが、なかなか上手くいかない部分もあって、でもそういったことも含めて見ていてくれたんだなと思いました。これからも共演ができたら嬉しいです。ありがとう。」と思いを伝えると共に、後に続く染谷さん、赤澤さんに「これちょっとヤバいよ。」と感動仕切りの様子だった。
最後に、「心温まる素敵な映画になっていますので、観ていただいて何か1つでも感じていただけたらと思います。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「羊をかぞえる。」はシネマート新宿ほか絶賛公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。
(敬称略)