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廣瀬智紀 映画「シュウカツ」完成披露イベント!

廣瀬智紀主演映画「シュウカツ」の完成披露イベントが12/20(日)渋谷ユーロスペースで行われ、監督・共演者と共に廣瀬が登壇した。

頻繁しておきるブラック企業との就職トラブルや、毎日のようにインターネットを賑わす内定に関する刺激的なニュースは、いま最大の社会問題とも言える。同作はそんな『シュウカツ』を題材に、オムニバス映像化!面接官たちにより、半ば軟禁され投げつけられる難問・奇問に返答し、内定を獲得しようともがく就活学生たちを主人公に据えたインテリジェント・サバイバル・サスペンスである!
監督は、松竹『忍者狩り』、日活『AVN/エイリアンVSニンジャ』で海外向け映画を連続で演出する千葉誠治さんが務める。なお、同作は配信や海外販売、映画祭を念頭に製作された“次世代型映画”となっている。

廣瀬は、第三話『生き残り』に主演。最終試験の面接官たちは彼の身辺調査を徹底的に行い、プライベートにまで及ぶ辛辣な質問を投げかけるのだったが・・。

役柄について廣瀬は、「僕自身が就職活動をした事がなかったのと、僕は28歳なので、就活生のフレッシュさをどうやって出そうかと考えました。演じている中で身辺調査をされたりする就職活動は嫌ですが、『シュウカツ』を観た就活生が勇気を持ってもらえるんじゃないかなと思いながら演じました。」と話した後に戸谷公人さん(第1話に主演)に向けて、「どうでした?観た?」と質問を投げかけると、“観たよ。就活生に見えたよ。”と言われ、安堵の表情を見せた。

また、印象に残ったシーンについて、「膨大な量のセリフのやり取りが多く、共演の肘井(美佳)さんにフォローして引っ張って頂けたので、演じていて楽しかったです。お互いに言葉の応酬をやっているのが印象に残っています。」と撮影を振り返った。

同作の各話の中で印象深いシーンについて聞かれ、「印象に残ったのが戸谷さんの回で、facebookや今時の若者のものを取り入れていて、風刺されているなと思いました。」と感想を述べた。

ここで監督から俳優陣へ、映画一本分に値する膨大なセリフ量をどうやって覚えたかと質問され廣瀬は、「歩き道かも知れないです。帰り道とか、夜とか一人でいる時間とかふわっとセリフを言ってる時が多いです。」とコメントすると、内容よりも“歩き道”という言葉に客席から笑いが起きていた。さらにクロストークが展開され、書く事はするか・しないかという話題に、「なりふり構わず書き込みます。」と回答。

さらに監督から、舞台と映画での違いを問われて、「舞台と映像は違う物だと思っています。舞台は広い空間を使って大きな動きをしますが、映像だと瞬きひとつ、目線のひとつでも大きな動きとして映像に現れるので、僕自身が気をつけているのは瞬き。瞬きひとつで芝居に活かせる部分もあると思うので、もっと意識をして演じることができたらいいなと思っています。」と語った。

また、監督から廣瀬の話でのみ“画面分割”(三方向から撮影された映像を一つの画面に納める技法)という手法が使用されており、観た感想を聞かれ、「あのような演出方法を使って頂いているのは、より緊張感がある状況での心情を反映しているなと思いました。特殊な効果をありがとうございます。」と話すと、監督から「三分割の映像で自分を見るのは、恥ずかしい?イケてる?(笑)」と会場を笑わせるような回答を迫られて、「初めての経験。おしゃれだなと思いました。(笑)」と笑顔で話した。

回答不能の難問、辞退不可能な内定…、生き残りをかけた最終面接に闘いを挑む5人の『シュウカツ』学生たちによる、究極の『就職映画』が遂にここに完成!
映画「シュウカツ」は、随時公式HPや公式SNSで情報発表を行っていく。
ぜひご期待ください。
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