「オタクという役が初めてだったので、あえて自分で作り込んでいこうと思いました。今回共演者の方も錚々(そうそう)たるメンバーだったので作り込んでいかないとキャラ負けしてしまうのではないかと思ったんです。オタクの役で参考になる良い作品はないかなと思って、好きな作品「電車男」の映画もドラマも両方も見て、キョロキョロする感じや猫背のところなどを学びました」
「出演の話を頂いた時、正直嬉しさをかき消すくらいの不安な気持ちだったんですけど、マネージャーさんからいい経験になるからと言ってもらって。いつも新しい作品に入る時は緊張しますが、今回は特にしました。現場では田中美佐子さんや広末涼子さんを中心にみんなでご飯を食べたり、控え室で話をさせていただいたり、すごく仲良くさせていただきました。みなさん太陽みたいな存在で、ただただ楽しかったです。美佐子さんから「優馬いいよ!」と芝居を褒めていただいたので、自信を持ってできました」
「瑛太さんと初めて作品でご一緒させていただきまして、最初はすごくクールな方だと思っていたんですけど、実はすごく面白い方で。「今までキスシーンやったことあるの?」って聞かれて、「ないです」と答えたら“キスシーンは自分カッコイイと思いながら、目は絶対閉じちゃダメ”って(笑)。真剣な話もあるんですけど、笑いに変えつつアドバイスを頂きました。実はゲーム仲間で、今でもたまに通信ゲームを一緒にやらせて頂いています」
「練習は1ヶ月くらいしました。カットマンの役なので、よく動くし、普段使わない筋肉を使うので、筋肉痛になったり、体力的には結構大変でしたけど、運動が好きなので、すごい楽しくて。コーチから「なかなかセンスあるよ」って言ってもらって自信もつきました。趣味でたまに卓球するんですけど、友達には絶対負けないです!」
「試写会の時に急に出場の話を聞いて、「優勝しろ」って言われました。みなさんの期待を背負って大会に出場します。実はすごく緊張するタイプなんで、どうしようと思っています。今は先生相手に練習しているんですけど、先生は打ち返しやすいところに打ってくれるので、本番はどうなるかドキドキです」
(9月23日に“Join us!(ジョイナス)シングルス卓球大会”ミドル男子の部/5部に出場。全5試合の真剣勝負は、接戦の末に惜しくも1勝ならず)
「真晴さんと一緒に演じるシーンがあって、勝負しようと言ってくれて、軽くやってくれたんだとは思うんですけど、1点取れたんですよ!サーブのフォームはこうやるとカッコいいよと教えてもらいました。サーブだけでも何十種類もあるし、ミスもしないし、プロってやっぱりすごいなって思いました」
「サーブは多少わかるようになったので、こういうサーブ打つんだとか見ちゃいます。スポーツ全般的にそうだと思うんですけど、卓球の中でも特にミックスは人と関わることが多いし、戦略もあって頭も使うし、奥が深いなと思いました。映画のテーマでもある「成長していく」という面でスポーツはすごくいいと思います」
「中華料理屋のシーンや冒頭で僕が鼻血出すシーンは面白くなってしまって笑うのを一生懸命我慢しました。みなさんプロなので、本番の声がかかるときちんと演じられていますが、カットがかかると大爆笑することもけっこうありました。特に瑛太さんがアドリブをしかけてくるんですよ。笑っちゃいけないって必死にこらえてました。あと、生瀬勝久さんのシーンはすごくインパクトがあって面白かったです。最後の方に出てくる僕がきっかけとなるあるシーンはどうやって演じていいかわからなかったんですけど、監督といろいろ話をしたことで、自分が思っていたよりできたと思います。瑛太さんも「すごくよかった」と言ってくれました」
「先輩方を通してスタッフさんへ対する優しさや、人間としても学ぶことが多い作品でした。今後も謙虚な気持ちを忘れずにいたいです」
「みんなそれぞれ悩みもあると思うんですけど、この映画を観たらいろいろあっても乗り越えていけると思えるし、前向きな気持ちになれるので、考えすぎず気軽な気持ちで観て欲しいです。自分で完成した作品を観ても楽しかったので、胸をはっておすすめできます。あと、普段の僕と違う一面を見れると思うので、普段の僕を知っている方には新しい発見をしてもらえると思います。どの世代の方が見ても楽しめると思うのでたくさんの方に見て欲しいです」
MOVIE
10月21日(土)公開!
pagetop
page top