「2度目の刑事ものだったのでどういう作品なのかと楽しみだったのと、『金曜ナイトドラマ』という枠が「TRICK」など私にとっても親しみのある作品の放送時間枠だったので、自分がその枠のドラマに出られるんだという驚きと喜びがありました」
「『CRISIS』ではどちらかというと、元ハッカーでプロフィッショナルな役どころだったので、この作品で警察手帳を掲げるのはすごく新鮮です。(早乙女)果林は新米刑事ですし、手帳の掲げ方は現場で教えてもらいながら作っていくことでその役らしさが出ると思ったので、前もって準備はしていかなかったです。「動かないでください!」などのセリフを言いながら手帳を出さないといけないので、今はどれだけ自然に素早く出せるか練習中です」
「台本を読んでいくと行動などで果林の性格は読めてくるんですけど、1話より以前の“圭と付き合っている時はどういう付き合い方をしていたか”とか“今までどうやって生きてきたのか”など過去を考える方が難しかったです。脚本の黒岩(勉)さんや監督と毎話ごと話し合い、自分の中で一つずつ咀嚼しながら演じるのは大変だったんですけど、逆に言えばオリジナルキャタクターなので、私とみんなで一緒にいろいろ試しながら作っていけるので、そこは楽しみながら早乙女果林らしさを見つけて演じています」
「実際はどうだかわからないですが、シンプルに警察って大変だなと思いました。私自身は、今まで女性だから、と優しくしていただく機会が多かったので、職種によっては“女性だからこれはできない”とか“やらせられない”と対等に見られないこともあるんだな、という勉強になりました」
「縦社会の中で冷や飯を食わされてもへこたれないところはすごく尊敬しています。落ち込んだり、マイナスの思考回路にならない子で、“いつか私だってできる”という気持ちで一生懸命頑張っているところは素敵だし大切だと思うので、そのまっすぐさは見習いたいと思います」
「ミステリーではあるけどコメディー要素もある作品なので、和気藹々としています。スタッフも女性の方が多くて、重要参考人探偵モチーフのネイルをされている方もいて、「かわいいね」と話したり、現場に行くのが楽しいです。共演者の皆さんはとても気さくな方で、撮影が進むにつれ、玉森さん・小山さん・古川さんとの演技でのやり取りもスムーズにいくようになってきました。玉森さんは最初はすごくシャイな方なのかと思っていたんですけど、元彼・元カノの関係でもあるのでいろんな話をできればいいなと思って現場に入りました。最初はあまり話をされなかったんですけど、時間がたつごとにいろいろ話をしてくれて、第一印象は信じてはいけないなと思いました(笑)。小山さんはご自分のことを“社交おばけ”とおしゃっていて(笑)、行く先々で面白いです(笑)。マネージャーさんとすごく仲が良くて漫才コンビみたいです」
「週末帰って来て、明日から休みという時にミステリーで頭を使って、コメディ部分で笑えて、最後はすっきりするので純粋に楽しんでいただきたいです。あと、圭や果林の過去やパーソナルな部分も回を追っていくごとに出てくるので、その部分もミステリーと一緒に楽しんでもらえたらと思います」
「普段本を読む時にミステリーと学園モノがすごく好きなので、ミステリー作品に出させていただいただけでも成長に繋がっていると思います。主任の豊原(功補)さんやゲストの方がいろいろな作品に出演されているので、ミステリー作品の間合いなどを勉強して、今後にも活かせるようにしたいと思います」
「圭、斎、シモンの共通点と言えば同じ事務所でモデルをやっている点はありますが、キャラクターが全く違う3人のやり取りや関係性がすごく面白いんです。本読みの時から漫画からそのまま出てきたような3人で見ているだけで楽しいんですけど、どうやって1つの事件を解決していくかに注目してほしいですし、果林も少しずつ事件解決に絡んでいくのでぜひそこも見ていただきたいです」
TV
10月20日(金)スタート
毎週金曜23:15~
テレビ朝日系
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