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横浜流星の最新作は、横浜にとって初出演となるTBS日曜劇場の「DCU」だ。水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」を描くオリジナル作品で、「DCU」に所属する隊員ダイバーを演じるため、撮影前にスキューバダイビングのライセンスを取得し、ハードな撮影に臨んでいる。その横浜に、バディとなる阿部寛との初共演の印象や、役の印象や共通点、挑戦となっていることについて語ってもらった。

人間味があって男臭い瀬能は、過去演じた役にはない新しい部分があるので、演じるのが楽しいです

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―― 物語の題材は、海上保安庁に新設され、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団「DCU(Deep Crime Unit:潜水特殊捜査隊)」。水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。水中での撮影も多く、スケールの大きい作品ゆえ長丁場の撮影になるが、現在の心境は?

「僕にとって日曜劇場は初めての挑戦ですし、日曜劇場が初めて海外の制作とタッグを組む作品に自分が携われることがとても光栄です。自分ができる全力を尽くそうと思いながら、今やっています。撮影が始まってから1、2ヶ月ほど経ちましたが、密な時間を過ごすことができていますし、毎日が学びです。3月までの撮影となりますが、駆け抜けたいと思います」

―― TBSがハリウッドでも活躍している制作プロダクションとの共同制作とタッグを組むことでも話題だ。

「日本との違いは、展開がものすごく早いこと。台本を読んでいても、次から次にいろいろなことが起こって展開が早いんです。例えば、日本のドラマだったら6話くらいで起こる出来事を割と序盤でやってしまうんだなと(笑)。それぐらいスピーディーなんですよね。僕自身、台本を読んだときに驚きが多かったので、見ている方々を毎回驚かせることができると思います。その反面、繊細な部分や細かい部分など、見ている方々の気持ちを置いて行かないように僕らが一生懸命丁寧に作っていかないといけないなと思っています」

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―― 主人公である「DCU」の隊長・新名正義を演じるのは、阿部寛。初共演となるが、阿部の印象は?

「クランクインしてから阿部さんとお芝居を重ねていく中で、器の大きさや存在感、信頼感を感じています。常に新名としていてくださるので、僕は瀬能としていられます。瀬能が暴れだしても止めてくれるという信頼感がありますし、新名が何か言ったらそれを素直に受けられる。お芝居を通して、通じ合えているような気がしています。阿部さんがそういうやりやすい雰囲気作りをしてくださっていることを感じます。また、阿部さんは、現場で次のカットになる時に共演者同士でたわいもない話をするときもずっと新名として集中しているんです。その姿を見て、すごく熱い方だなと思いました。学ぶこともほんとにすごくあります」

―― 横浜が演じるのは、「DCU」の隊長・新名正義のバディである隊員・瀬能陽生役。「DCU」のなかではダイバーとしての能力が群を抜く存在で、チームを引っ張る原動力になることもあれば、ひとりで突っ走って行き過ぎた行動をとり、逆にチームに迷惑をかけることもある。幼い頃、家族旅行中に海難事故に巻きこまれて両親を亡くし、自身は新名に助けられた過去を持つ。横浜自身が役柄に感じる魅力とは。

「瀬能の魅力は、素直さだと思います。周りの目を気にして自分の思っていることをそのまま実行できる人間はなかなかいないと思うんですけど、瀬能は思ったことをそのまま口に出すし、行動します。本当に真っ直ぐな人で、そこが一番の魅力だと感じています。僕はこれまでクールな役が多かったんですけど、瀬能は明るくて活発だし、すごくまっすぐで自分の心に素直な熱い青年なので、今までと違う役に挑戦できています。人間味があって男臭く、過去演じた役にはない新しい部分があるので、僕も演じるのが楽しいですし、見る方にも楽しみにしてもらいたいです」

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―― 自分との共通点や共感するところはあるのだろうか。

「素直で真っ直ぐなところかな。あと、嘘をつけず、曲がったことが嫌いだし、結構共通点あると思います」

―― ストーリー展開とともに、瀬能と新名の関係性がどうなっていくのかが、気になるところだ。

「まだ台本が届いていなくて、その部分は謎なんです(笑)。阿部さんとも話をしましたが、隊長との距離感が難しいです。瀬能は子どものとき海難事故に遭って、新名に助けてもらいました。その後、家族をなくして施設暮らしをしていましたが、その中で定期的に会いに来てくれた新名のことを、父親代わりとして見ているのか、こういう人になりたいという憧れで見ているのか、助けてくれた命の恩人と思っているのかで、だいぶ距離感が変わってくるんです。3つの思いはあると思うんですけど、父親代わりの気持ちが一番強いと距離がぐっと近くなってしまう。その中で仕事を一緒にすると、ベタベタするように感じてしまう。それだと関係性がおかしくなってしまうので、話し合っていい感じでできているのかなって思います。瀬能としては3つの思いがあるけど、仕事があるので絶妙な距離感を築いているのでそこは注目してもらいたいと思います」

―― 本作では、水中での芝居も多い。難しさ、大変な点、逆に面白く感じる点はあるのだろうか。

「先日、海に入って溺れている子どもを助けるシーンを撮ったんですけど、この時期というのもあってすごく寒くて大変でした(笑)。本当に体力勝負です。いくら体力があっても、普段ずっと水に入っていることってないじゃないですか。基礎体力というか、自分の体調管理なども、しっかりしないといけないと思いました。水の中に入ってしまうと、話すことができないので、撮影中は身振り手振りでコミュニケーションをとります。信頼感がすごく大事になってくると思いますし、今いいチームワークでできていると思っています。僕自身、海で救助されている方、海上保安庁の方への尊敬の気持ちが強くなりました。普段は深く考えずに海に入ったりしますが、海上保安庁の方々が海の安全を守ってくださっていて常に冷静に対応してくれるから、安全に過ごせているんだって感謝の気持ちが大きくなりました」

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―― 水中に潜るなどアクションシーンが多い本作。ダイビングのライセンス取得はもちろん、体力作りなど徹底的に準備をして臨んでいる。

「ダイビングのライセンスを取ったり、今も進行してジムで体を鍛えてしています。ただ、阿部さんや高橋さんなど共演のみなさんの体が大きいんです。僕はもともと線が細くて、体重が増えたと思っても、阿部さん達と並ぶとひょろひょろに見えるんです(笑)。子どもみたいな感じなので、みんなで並ぶ時はドキドキします。でも、衣装合わせの時と比べたら、衣装が小さくなっているんです。体は確実に大きくなっているので、終盤にはこの衣装が着れなくなって、新しいサイズを用意してもらえるように人の何倍も頑張りたいなと思います」

―― 最後に改めて。ウォーターミステリーという全く新しいジャンルの作品に挑む心意気を訊いた。

「撮影がものすごく大変なので、だからこそ今までなかったのかもしれないと思いました(笑)。そこに挑戦ができることは怖さもあるけど、とても幸せなことなので、自分たちも失敗を恐れず、最大限のことをやっていきたいです。そして、見てくださる方々の心にしっかりと届いたらいいなって思います」


Writing:杉嶋未来

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TV

日曜劇場『DCU』

1月16日(日)放送スタート!
TBS 毎週日曜21:00~


海上保安庁に「潜水特殊捜査隊」、通称「DCU」が発足した。DCU設立の目的は、島国日本において海や河川で発生する事件の解決や、水際からやってくるテロなどからの防衛。いわば水際捜査に特化したエキスパート集団だ。隊長となったのは、50歳を迎えた新名正義(阿部寛)。メンバーには海保のエリート・西野斗真(高橋光臣)、女性初の潜水士となった成合隆子(中村アン)らがいた。そして過去に水難事件で新名に命を救われた瀬能陽生(横浜流星)の姿も。DCUは海上・水中だけではなく陸上の捜査権限も与えられることになったのだが、そのことが警察関係者との間に溝を生んでいた。そんなDCUが発足と同時に捜査に向かったのは、群馬県のダム湖。数日前に上陸した大型台風によりダム湖内の水流が変わり、ある人物の頭骸骨の破片が発見されたのだ。警察には手が出せない水深100メートルというダム湖の水底を新名たちが潜水捜査すると、そこには思いもよらない景色が広がっていた。

▼公式サイト
https://www.tbs.co.jp/DCU_japan/

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