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横浜流星 映画「いなくなれ、群青」初日舞台挨拶!

横浜流星主演映画「いなくなれ、群青」が9/6(金)公開初日を迎え、新宿バルト9で行われた舞台挨拶に横浜が登壇した。

同作は、第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位 を獲得し、シリーズ累計100万部を突破した河野裕の青春ファンタジー小説「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)の実写映画化。捨てられた人たちがやって来る島・階段島を舞台に、島の謎や、失ってしまったものを見つけるために奮闘する学生たちの姿を描く。

横浜は、平穏な生活を望む悲観主義者の主人公・七草を演じる。

上映前に行われた舞台挨拶に登壇した横浜は、「皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。無事に初日を迎えることが出来て幸せに思います。短い時間ですが、楽しんでいってください。よろしくお願いします。」と挨拶。

初日を迎えた心境について、「こんなにたくさんの方々に来ていただけて幸せです。一人でも多くの方に観ていただきたいです。」と語った。

繊細で複雑なストーリー展開の作品ということで、撮影の前にはスタッフ・キャストで入念な打ち合わせが行われたといい、「世界観がある原作で実写化が高い壁だったので、言葉や台詞をどう表現したらいいか、監督・プロデューサーと話し合いました。監督がパイロット版を見せてくれて期待が膨んで、その後、皆で一緒に大事なシーンは一通りリハーサルをしました。入念に準備をして撮影に臨めたのはすごく心強かったので、その期間をくださって感謝していますし、撮影に入る前から皆と一緒に作っている感じが嬉しかったです。」と話した。

続けて物語にちなみ、人生で失くしたものについて受話器を取ってトークを展開。「横浜流星が失くしたもの、それは“粋がっていた自分”です。中高生のときは、ちょっとやんちゃでかっこつけていました。でも、今振り返るとあの頃の自分は輝いていたなと思う瞬間があって。あの時があったから今の自分がいるので、粋がっていた自分も受け入れて、これから前に進んでいきたいと思います。この作品を観てそう思いました。」と語った。

最後に、「この作品は、一人一人受け取り方が違うと思うので、皆さんそれぞれの受け取り方をしてほしいです。登場人物が、自分の嫌いな部分に向き合って、肯定して、前に進んでいく物語でもあるので、観てくれた皆さんが、自分を受け入れて、肯定して、少しでも自分を好きになるきっかけになってくれたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「いなくなれ、群青」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!

【ストーリー】
ある日突然、僕は〈階段島〉にやって来た。ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇。この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
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