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松崎洋による同名小説を実写映画化、弱小バスケットボールチームの成長を通して高校生の悩みや友情、家族の思いを描いた青春スポーツ映画「走れ!T校バスケット部」。本作で紅一点のマネージャーを演じる早見あかりに撮影中のエピソードや役づくりで大切にしたことなど、また、先日発表した婚約後の心境についても聞いた。

バスケ部のみんなと青春を味わうことができました

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―― 「走れ!T校バスケット部」で早見が演じるのは、通称T校と呼ばれる多田野高校の弱小バスケット部を立て直そうとするマネージャー、佐藤浩子。

「脚本をまずいただいて読んだとき、わかりやすい青春もので素直にいいなって思いました。浩子はとてもバスケが好きで、もっとみんなに頑張ってもらいたいのに頑張ってもらえないモヤモヤがあります。でも、その浩子のモヤモヤがあったお陰でチームが強くなる一歩を踏み出します」

―― 浩子を演じるにあたり、あどけなさ、高校生らしさを意識し、ほぼすっぴんで撮影に臨んだという。

「肌を少し整えて、マスカラも塗りすぎず、塗ったとしても本当にひと塗りぐらいです。もうほとんど素顔です。すっぴんだとすごく幼くなるねってよく言われるので、今回素顔を役立てました(笑)。メイクさんと相談した際、私は少しでも化粧をすると、化粧しましたって顔になってしまうので、今回は抑えていこうと。髪型はオールバックにしたんですけど、監督と話してすんなり決まった気がします。前髪があるより、ないほうが快活なイメージになるよねって」

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―― 顧問の小山先生を演じるYOUさんもいるが、同年代の男子たちの中では、紅一点となる存在の浩子。

「わちゃわちゃしていましたね(笑)。私もその中に入って遊んでいました。私自身、男の子の中にいても、全然平気なんです。でも、男子と女子の隔たりみたいなものを無くしてくれたのは、座長の志尊淳くんで、撮影が泊まり込みだったんですけど、みんなで食事に行くけど一緒にどう?ってその都度誘ってくれて、チームに引き込んでくれました。実際の私たちもすごく仲良くなったので、映像に反映されたと思います。台詞が決まっているところもありますが、決まっていなくてアドリブで進めたシーンもあります。みんないろいろ自分のキャラクターに脚色していって、やりやすかったです。一番最後のシーン、志尊くんと佐野(勇斗)くんが「ワンオーワンで勝負しよう」って話すところは、ほとんどアドリブです」

―― ロケは昨年9月より足利で行われた。猛暑は過ぎていたが、やはり暑さに苦労したそう。

「体育館でみんなで動いていると、どんどん暑くなるんですよね。私は座っているだけでしたがそれでも暑かったので、バスケをして動いているみんなは大変だったと思います。7月とか8月だったらどうなったんだろう!?というほど、暑かったです(笑)」

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―― マネージャー役ではあるが、バスケに熱中していた過去があり、シュートシーンがあるため、バスケの練習にも挑んだ。

「みんなはクランクインの3ヶ月前から始めていて、私も途中から数回練習に参加させてもらいました。浩子はバスケ経験があって、シュートをするシーンがあったので、みんなが高度な練習をする中、フォームを意識してひたすら投げ続けるという練習をしていました(笑)。腕がパンパンになって筋肉痛になったし、難しいなって思いました。球技がもともと苦手なこともあって、絶対センスないなって(笑)。ドリブルのシーンがなくて良かったです。ボールに遊ばれてしまう感じになってしまうので。でも、撮影中は、ボールに慣れようと、みんなの見よう見まねでボールをずっと触っていました」

―― 男性キャストたちのバスケの上達ぶりは感動したと振り返る。

「マネージャーとしてみんなを見守るシーンが多かったので、撮影中もみんなのシュートの決まる確率がすごく上がっていったり、フォームがきれいになっていくのは間近で見ていました。男性陣も経験者がいなかったので、みんなすごいなって思いました」

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―― クライマックス、手に汗握るバスケの大会の試合が描かれるが、撮影はハードながら感動の連続だったそう。

「撮影は2日間あったんですけど、男子たちはみんな走り続けていて、しんどかったと思います。エキストラでたくさんの方に来ていただいて、今目の前で起こっていることに対して本気で応援できるような環境でした。YOUさんも私もベンチで応援していて、私は浩子として今、言いたい言葉をみんなに声がけしていました。決まったら、本当に喜んでいます。カメラワークに頼らず、みんなしっかりゴールに入れているんです。ゴールに入らないときは、みんなで一体になって選手を応援して、ああ、青春だなって思いました」

―― 監督は、『クローバー』『青夏 きみに恋した30日』などの古澤健監督。監督の演出により、自分たちの実際の成長が切り取られたという。

「監督は、役者に寄り添って丁寧に演出してくださいました。私たちにどうしたらいいものが作れるのか問いかけてくださって、自分たちの意志でどうやって演じていくのかを自分たちで決めていけたので、よりリアルになったと思います。志尊くんが言っていたんですけど、フェイク・ドキュメンタリーみたいな感じですね。私達の成長の度合い、仲間となっていくまでのスピード感、チームワークなど、実際と映画の中とすごく重なっています。だからこそ、演技を自分たちで考えてごらんって言ってもらえるのは、すごくありがたい経験でした」

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―― この作品をどんな人に届けたい?

「この作品は、弱小バスケットチームの成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族への思いなどを描いています。いろんなテーマが織り込まれていて、一番観てもらいたいのは、何か頑張りたいと思っている若者です。いろんな葛藤がある中、夢を諦めず、やり続けたら叶うかもしれないという、努力することの意味が描かれていて素敵な作品です。また、私の父親母親世代、もしかしたら祖父祖母の世代の方も楽しめるかもしれないと思っていて。自分の高校時代を思い出して、懐かしかったな、あんなことがあったなって。いろんな世代の人が、いろんな見方ができると思います。T高バスケ部のみんながピュアで、ただただ一生懸命で本当に素敵なんです。それに、浩子をめぐって、志尊くん演じる田所陽一と佐野くん演じる矢嶋俊介が「三角関係?」と思わせたりもするので、胸キュンもあると思います(笑)」

―― 7月に婚約を発表した早見。これから環境が大きく変わっていくと思うが、今の心境は?

「女優としてこれからどんな感覚を得るのか分からないんですけど、まだ若いので、人妻、ママの路線にすぐ変わるわけではないと思います。でも、年齢が上がっていくとそういう大人っぽい役も増えていくと思うので、そのときは想像だけではなく、プライベートでの出来事を重ねてリアルにできるのかなって思っています。女子高生役ですか? いやいや(笑)。もう制服が厳しいなと。でも、オファーをいただいたらやらせていただきます! コスプレだって言われても知りません(笑)」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会

MOVIE

『走れ!T校バスケット部』

11月3日(土)公開


連戦連敗、向かうところ負けばかりの雑草チーム「T校バスケット部」。
そんなT校に、バスケの強豪白瑞高校で1年生ながらエースとして活躍していたスタープレーヤー、田所陽一が転入してくる。陽一は親友をイジメから救った事で自分自身が標的となり、バスケットボールを辞めていた。もう二度とバスケはしない――。そう心に誓い、勉強に専念する陽一だったが、新たな仲間たちとの出会い、脳裏に焼き付いて離れないリングに引き寄せられるボールの軌道が、陽一を再びコートへと駆り立てる。
情熱と葛藤、仲間と家族、あきらめきれない夢 ―。陽一を迎えた新生「T校バスケット部」が全国大会に向けて走り出す!

▼公式サイト
http://tkoubaske.jp/


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