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社会貢献がモットーの弱小ヤクザ「阿岐本組」の奮闘を描いた今野敏の人気小説「任侠」シリーズの中から、経営不振の高校の再建を計る「任侠学園」を、木村ひさし監督が西島秀俊と西田敏行のダブル主演で実写化。「阿岐本組」の一員である真吉を演じた佐野和真に作品について聞いた。

この歳で出逢えたからこそ意味のある作品。本当に好きな作品だから、たくさんの人に劇場で観ていただきたいです

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―― 出演が決まって、台本を読んだ感想を聞いてみると…。

「まず最初に台本をいただいた時に、西島さんや西田さんと共演することにプレッシャーを感じました。すごく尊敬している役者さんとどうやって自分が一緒に芝居するのかということに一番に気持ちがいきました。監督やプロデューサーさんは何度かご一緒させていただいたことがあってとても信頼していたので、直接お会いしてディスカッションできればと思いました」

―― この作品で初共演となる西島さん、西田さんの存在は佐野にとって特別なものだったようだ。

「最初にお会いしたのが撮影前の(映画製作の成功と撮影の安全を祈願する)お祓いの時だったのですが、昔からTVや映画などで見ていた方々なので、“うわっ、本物だ!”という気持ちが先行して、めちゃくちゃ緊張しました。撮影初日は一番最初に現場に入っていたんですけど、ずっとそわそわして。前の日は緊張して眠れなかったです。普段撮影に入る時も緊張はしますが、それはお芝居をするにあたってどう演じていこうとか、初めて共演する方がいる現場への緊張ですが、今回はお芝居がちゃんとできるかという不安で、初心に戻った気持ちでした」

―― 演じる真吉は“金髪でチャラ男風だが中身は昔気質”という役どころ。どんな役作りをして撮影に入ったか聞いてみると。

「真吉は金髪なんですが、髪を染めてほしいというリクエストがあって、監督やメークさんや美容師さんとどの色がかっこよく見えるか相談して、カラーを決めました。役作りに関して今回はあまり背負っていないほうがいいと思い、作り込まずに現場に入りました。監督とは何度かやらせていただいていることもあり「いつも通りやってくれればいいよ」と自由にやらせていただきました。現場で演じながら真吉を作っていった感じです。西島さんと伊藤(淳史)さんと池鉄(池田鉄洋)さんと4人での芝居が多くて、最初は少し離れて1人でいたんですけど、すぐに西島さんたちが「こっちにおいでよ」と自然に輪に入れてくださって、それからご飯とかも誘っていただくようになりました。西島さんはもともと尊敬していた先輩だったんですけど、人情味のある懐の深い方でして、“こういう役者さんになりたい”とさらに尊敬する存在になりました」

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―― 西島さんのすごいと感じたところを聞いてみると即答でこう返ってきた。

「現場にいる姿だったり、人への接し方が本当に素晴らしくて、どのスタッフさんに対しても気配りされていて。そんな西島さんだからこそ、皆さん西島さんのことが大好きで、その気持ちが伝わってきました。これが主役で現場を引っ張っていく人なんだ、自分もこうなりたいと思いました」

―― 西島さんを中心にキャストや監督で『反省会』と称した飲み会が開催されるほど、チームワークの良い撮影現場だったそう。

「実は阿岐本組の事務所でのシーンは前半に撮っていて、その後に学校のシーンやアクションシーンを撮ったんです。事務所のシーンは、最初の方に撮ったからこそピリッとした探っている感じが出せたのではないかと思います。徐々に仲良くなることで絆が深まり、その中でアクションシーンの撮影があったので、“阿岐本組の一員だぞ”という気持ちで演じることができました。撮影の順番って大切だなと。あと『反省会』があったことで良い意味で公私混同できていたと思います。『反省会』ではみんなでいつも熱くお芝居の話をしていました。でも酔っていたのか毎回同じ話をしたり(笑)。西島さんから「カズが大きくなって主演をやったら俺を呼んでくれよ!もしそうなったらそんな幸せなことないよ。お前はやれるから頑張れ」と言っていただいたことが本当に嬉しくて、一瞬で惚れました(笑)。今の僕の目標の一つになっています」

―― そんな阿岐本組の深い絆は撮影が終わった今でも続いているそう。

「撮影が終わってからもう1年くらい経つんですけど、多い時で月1、2くらい「反省会するぞ」と連絡いただいて、集まってご飯を食べています。だから、今日久しぶりに阿岐本組がイベントで集まったんですけど、久しぶりって感じはしなかったです。今でも常に阿岐本組の一員という意識でいて、自然に真吉のポジションになれる気がします。もし続編ができるなら、今回とはまた違った阿岐本組を見せられるんじゃないかと思います」

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―― 木村監督は、本番直前にセリフを足したり、“現場でのひらめき”を大切に演出をされるそう。作品を見ていてもアドリブではないかと思うシーンが満載だが、実際の撮影現場は。

「確かにアドリブは多かったです。でも不思議なんですけど、アドリブだという感覚はないですね。役として普通に話していることを聞いて、それに応えているだけ。その状況にいかに自分が自然でいられるかを意識して、準備していました。事務所で豚の頭を食べるシーンがあるんですけど、そこはなかなかカットがかからず、アドリブでお芝居をしていました(笑)。僕も豚の頭を食べるのが初めてなのでどうしていいかわからず、戸惑いながらも演じていたんですけど、それを見てみんなクスクス笑い始めて。あれくらいからですかね、みんな和気あいあいとし始めたのは。撮影期間は毎日本当に楽しかったです。贅沢すぎる時間でした」

―― 西島さんが西田さんに「カズに何かアドバイスいただけますか?」と言ってくださったことをきっかけに西田さんからもアドバイスいただいたそう。

「『そうだな、佐野ちゃんは器用すぎるからプランニングをしないでお芝居したらどうかな』とアドバイスをいただいて別の現場でやってみたんですけど、ボロボロでNGを連発してしまって(笑)。後日、西田さんにお会いした時にお話したら、「そうだろ」っておっしゃっていました(笑)。でも失敗することは悪いことじゃないんだと教えていただいた気がします。現場に入るたびに西田さんのアドバイスを思い出しては実践しているんですけど、なかなか難しくて。また阿岐本組として演じることができる機会があったらぜひ実践してみたいです」

―― 完成した作品を観て、佐野はどう感じたのだろうか。

「実は試写を2回観ました。1回目の時は緊張してあまり内容が入ってこなくて“大丈夫かな、僕があのメンバーにいて”という不安しかなかったです。撮影中は楽しくて、不安はなかったはずなんですけど…。なのでどうしてももう1回観たいと思っていたらマネージャーさんが試写を観に行くというので一緒に行ったんですけど、2回目は最高でした!笑って、泣けて、映画ってこういうものだと思いました」

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―― 劇中で、お気に入りのシーンを聞いてみると。

「最後に歩いているシーンがあるんですけど、“うわ、贅沢”って鳥肌が立ちました。ただ歩いているシーンなんですけど、すごい圧倒されて…。あと僕の中で印象に残っているシーンがあって、中華料理屋でチャーハンを食べるシーンがあるんですけど、初めて西田さんとご一緒したシーンで緊張しすぎて力が入っちゃったのか肩がガチガチになりました。映像で観るとそんな感じはしなかったんですけど(笑)。初めてお芝居をする感覚に近くて、いい意味で初心に戻れました。間近で見た西田さんのお芝居に見とれちゃいました」

―― 佐野の話を聞いていると本当にこの作品が好きなんだということが伝わってくる。今の年齢だから演じることができた役なのでは、と聞いてみると。

「本当にそう思います。この歳で出会えたからこそ意味のある作品。若かったら“楽しかった!”としか感じなかったし、言わなかったと思うので(笑)。今この年齢で、出逢えてよかったです」

―― 最後に作品のみどころを聞いた。

「コメディーなので笑ってほしいのはもちろんですけど、感動するシーンもあるので、フラットな気持ちで観て欲しいです。西島さん演じる日村さんのセリフにも感動するものがたくさんあります。僕も公開されたら、映画館でお客さんに混じって観てみたいと思います。どんな反応されているのか楽しみなので。本当に好きな作品だから、たくさんの人に劇場で観ていただきたいです」


インフォメーション

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(C)今野 敏/(C)2019 映画「任侠学園」製作委員会

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『任侠学園』

9月27日(金)公開


世の中のルールは絶対守る、社会貢献が大好きな「ありえないヤクザ」阿岐本組。
組長(西田敏行)は文化事業に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村(西島秀俊)は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。

▼公式サイト
https://ninkyo-gakuen.jp/



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