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夜の街を守る屈強な男たちを描いたマンガ『バウンサー』。単行本3巻までで50万部を突破するヒット作がBS スカパー!でドラマ化。オリジナルストーリーを盛り込んだ本作で、原作にはないキャラクター・浜崎龍男を演じる佐野和真。暴力団の一員としてどんなアクションを見せてくれるのか期待が膨らむ。

ワンシーンに込めた思いを感じながら、迫力あるシーンを楽しんでほしい

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――夜の街を舞台に描かれる男たちの戦い。佐野が演じるのはバウンサー(=用心棒)ではなく、暴力団・阿藤組の若頭補佐の側近・浜崎。「東京フィスト」の中でも高い戦闘能力を持つ蜂野信也(ユナク)と互角に戦えるほどの力を持っている設定だ。

「原作にはない唯一のオリジナルキャラクターなので、衣装合わせのときに熊澤(尚人)監督に聞いたところ“佐野君なら大丈夫。現場で作っていこうよ”と言われて。監督とは『近キョリ恋愛』でご一緒しているので、その言葉だけで少し安心しました。まず脚本を読んで僕なりに浜崎という男を考えて、現場で監督や共演者とともにともに作り上げていきました。原作にはないキャラですが、衣装や脚本に人物像のヒントが隠されているので、そこから話し方や立ち方などをふくらませる面白さがありましたね。阿藤組の若頭補佐・柿根陽介の側近という立場もキャラクター作りには重要なポイントでした。柿根は人の心が読めてしまうことから、周囲と距離をとっていて心を閉ざしているんです。その柿根と関わりを持っている唯一の存在なので、きっと、素直でいい男なんじゃないかなと。ヤクザだけど、人懐っこくて可愛いヤツだなって思ってもらえるように演じました。結局、監督からは大きな指示はなく自由にやらせていただけたので、僕なりの浜崎に合格点をもらえたのかなと思います」

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――柿根を演じた大東駿介さんとは6年ぶりの共演となる。

「最初に柿根と浜崎の関係性をどう見せていこうかという話をしました。目を見て話をするのか、心を閉ざしているから逸らしたほうがいいのか。ほんの些細なことで見え方が変わってくるので、お互いが違和感なく演じられる距離感を探っていきましたね。結論としては、浜崎は柿根を尊敬しているし、柿根はきっと浜崎のことを信頼しているから、真っ直ぐ目を見て話すことに落ち着きました。そのあたりはぜひチェックしてください。柿根は筋が通っていて、どっしりと構えているところがカッコいいのですが、大東君にも重なる部分が多くて。ああ、柿根が大東君で良かったなって思うんです」

――浜崎と佐野自身に共通する点はあるのだろうか。

「どうなんだろう。今回の役に限らず、演じる役は別人だと思っているんです。もちろん、佐野和真が演じるので僕の要素はあるのかもしれないけれど、あまり意識したことはないかもしれません。浜崎はバカ正直者で鉄砲玉みたいなヤツなんですが、僕にそんな要素があるかというと違うと思うし……。演じるときに自分との共通点を探すというよりは、そのキャラクターに近づけていくようにしています。よく、演じてみてどうですか?とか、演じたときの心境は?と取材で聞かれるのですが正直わからない。あの人のことどう思う?って聞かれているような感覚です。どこか客観視しているのかも。ただ、周りからは役に入り込んでいると思われているみたいです。役づくりとは少し違うけど、最近意識しているのは本番前に体をゆるめること。身構えてしまうとセリフが出てこないので、肩をまわしたりして硬くなっているところをほぐすようにしています」

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――本作はアクションが見どころのひとつ。役作りについて熊澤監督から「佐野君なら大丈夫」と言われたように、殺陣師からも「任せたよ」と言われるほど。それはこれまでの佐野のキャリアがあってこそ。

「いや~どうなんでしょうか。もちろん、殺陣は10代からやってきているのですが、まさか一緒に作っていくとは(笑)。どちらの足を使った方がいいかとか、体重のかけ方とか色々と相談しながらできたのは楽しかったですね。蜂野を演じるユナクさんとは殺陣のシーンが初めましてだったのですが、練習をするうちに距離が近づいて仲良くなりました。彼は運動神経がいいし、日本語もとても上手で蜂野を見事に演じていた。一緒に走るシーンもあり、たぶん4時間くらい走りっぱなしだったかな。最初はお互い勢いよく走っていたのですが、だんだん疲れてきて“スピード落とそうか”なんて話ながら楽しく撮影ができました。今回はナイフを使ったアクションもあり、新しいことに挑戦できたのも良かったです」

――この春、28才を迎える佐野。いい人だけでなく、悪役もこなすなど役の幅も広がりをみせている。しかし、本人は「制服着たいですよね~」とまだまだ学生役に意欲的だ。

「学生役を卒業しはじめていて、演じられる役も増えてきたのですが、またやってみたいなと思っているんです。いつまで制服が着られるかという挑戦の意味もありますが(笑)。3年前の『近キョリ恋愛』のときでもキツかったと思うんです、本当は。どうやったら若く見えるかを考えていましたから。今回、熊澤監督に久しぶりにお会いして“制服はもう着られないな”と言われたのがさみしかったんですよ。つい最近もコンビニで年齢確認されなくなったんです。そのさみしさと似ていますね(笑)。若い共演者の方々との見た目の差は心配ではありますが、ギリギリまで頑張りたいので胸キュン青春恋愛映画もよろしくお願いします!」

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――王道の胸キュンシーンを楽しみに待ちつつ、まずはカッコいいアクションシーンを堪能していただきたい。

「そうでした(笑)。用心棒とヤクザという男の世界で繰り広げられるバトルが中心で、ハラハラドキドキの連続だと思います。ストーリーはもちろん、映像も映画のように迫力があるので見ごたえ十分です。僕が演じる浜崎でいえば、柿根さんとのやりとりでしょうか。普段は業務的なやりとりなのですが、あるシーンで浜崎の照れ笑いが見られますので要チェックです! そのシーンは一瞬かもしれませんが、監督と話し合いをしてかなり練ったものなので見逃さないでください。漫画の連載は続いているので、今後、漫画にも浜崎が出てきたらいいなーと思っているところです(実はこっそりお願いしちゃいました)」




Writing:岩淵美樹

インフォメーション

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(C)みずたまこと(別冊ヤングチャンピオン)2015/スカパー!・スタジオブルー

TV

BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『バウンサー』

毎週金曜21:00~21:45
4月14日(金)スタート
<全10話>
BSスカパー!(BS241ch/CS579ch)


みずたまこと原作の人気アウトローマンガ『バウンサー』を実写化。夜の街を守る民間警備会社「東京フィスト」にひょんなことから見習いとして入ることになった獅子戸丈一郎(平埜生成)。上司である蜂野信也(ユナク)のもと、研修を積みながら心身ともに成長していく姿を描く。佐野は東京フィストを目の敵にしている阿藤組の組員・浜崎龍男を演じる。
※第1話は無料放送

▼公式サイト
https://www.bs-sptv.com/bouncer/


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