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沖縄の人気バンド・かりゆし58の代表曲「全開の唄」を映画化し、競輪競技を題材に描いた『全開の唄』。涙あり、笑いあり、感動ありの青春スポコンストーリーとなる本作で、競輪に恋に全開で挑む主人公、健一を熱演している佐野和真。彼自身、撮影中は心身ともに全開すぎて辛かったが、楽しかったと振り返る特別な1本になったようだ。

演じている間ずっと覚醒している感覚を味わえました

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―― 始まりは、中前勇児監督のラブコールから。役者にとっては嬉しい形で、本作への出演が決まった。

「中前監督とご一緒するのが2度目になります。以前、“映画をやろうよ”っておしゃってくださって、今回健一の役を僕にあてがきしてくださったんです。役者にとってあてがきはすごく嬉しくて、贅沢な経験です。さらに今どき珍しい完全オリジナルで貴重な作品なんです」

―― 意外にも、本作は佐野にとって初の本格コメディになった。

「実は、僕はがっつりのコメディ自体は初めてなんです。「ガチバン」シリーズはコメディ要素は強いですが、コメディというテイではやっていなかったので(笑)、コメディを撮っている感覚はありませんでした。『全開の唄』は、脚本の段階からコメディとして読みました。本を読んで純粋に面白いと思いましたね。フラットな状態で見て笑えて面白くて、ちょっと落ち込んでいる時に見たら元気になれる。そういう作品は素敵ですよね。と同時に、不安を感じたんです。芝居としてコメディが一番難しいと言いますし、どうしたらいいんだろうって悩みました。でも、普段通りでいいんだなって。健一を普通に演じていたら面白くなるに違いない、周りがかき回してくれるんじゃないかなって思ったんです」

―― もうひとつの懸念事項は、自転車競技の練習。初心者である彼にとって、とてつもなくハードな経験となったようだ。

「御殿場にある練習場で一ヶ月ぐらい練習しました。毎日は通えないので、初日から午前と午後の部の練習どちらも出たのですが、午前中のはじめのほうで練習がきつすぎて戻してしまいました(苦笑)。きついというレベルを超えていて、体がビックリしてしまったんだと思います。最初から自転車に乗せられて、ずっと車輪をこぎ続けないといけないので、足にきましたし、怪我もいっぱいしました。役的に怪我があったほうがリアルでいいなとは思ったんですけど、やっぱり痛かったですね(笑)」

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―― そんな辛い練習を乗り越えられたのは、無理難題を言われるとさらに燃える性格、役者魂にあった。

「先生がアジア1位の方で、めちゃくちゃ厳しいんです。“競輪の人間を育てるつもりでやるから”って言われて、ずっとぼろくそ言われていました。先生は僕とママチャリで並走するんですけど、これまたすごい速いんですよ(笑)。なんだかいろいろ悔しくなって、負けるか!っていう気持ちになりました。あと、ライバル役の遠藤雄弥くんも一緒に練習をしたんですけど、彼の存在も大きかったです。遠藤くんは映画『シャカリキ!』ですでに自転車の経験があったので、乗り方もキレイだし、上手いんです。本人には言っていませんが、心の中で負けるもんか!ってライバル視していましたね。そういう気持ちがあったから頑張れたんだと思います」

―― 競輪に恋にスクリーン狭しと突っ走る佐野。タイトル同様、全開で走り抜けた。

「もちろんどの作品も全力で取り組んでますが、出ないシーンが2シーンぐらいしかなくて、演じる側としては嬉しいですが、さすがに…(苦笑)。自転車のシーンの練習や撮影の疲れもあって、廊下をただ走るシーンで肉離れを起こしてしまったことも。とにかくきつすぎて、記憶がないシーンがありました(笑)。極限状態で撮ったからだと思うんですけど、記憶を失った作品は初めてですね。それぐらい全開で頑張りました。今振り返ると、辛かったけど、楽しかった。そういう現場が大好きなんです」

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―― 撮影中は役に入り込み、役として生きていたと語る佐野。そのときのエピソードを聞くと、ものすごいシンクロ度!

「役に入り切っていて、その場で出てきたことを言っているシーンもあります。喋ったことすべてが、健一として正解になるんです。それは監督が「全開の唄」をベースにしつつ、僕にあてがきしてくださっているからなんですよね。監督が僕のことを考えて、演じやすいように書いてくださっていたので、役自体は僕自身とは離れているんですけど、寄りやすかったです。演出された記憶はなくて、自然と体が動いていきました」

―― この作品で、自分の限界を一度見たという佐野。しかし、限界を超えたからこそ、役者として最高の経験をすることができた。

「演技をしていると、覚醒する瞬間があるんです。一瞬何もなくなって役と自分だけになるんですけど、その瞬間が気持ち良くて。そこにいけたらベストで、これまで何回か経験していますが、この作品はフルでそんな感じでした。意識がなくても撮れるぐらいですからね(笑)。『全開の唄』は、僕にとって特別な1本ですし、大好きな作品です。スタッフキャストみんなが家族みたいに仲良くなって、みんなで映画を1本撮ろうという熱い気持ちにも心を押してもらいました。改めてお芝居の楽しさを感じたし、限界も感じた作品です。今はまた限界値が上がっていると思うので、続編があったらぜひまたやらせていただきたいですね」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)2015『全開の唄』製作委員会

MOVIE

『全開の唄』

10月3日(土)より新宿バルト9ほか全国順次ロードショー


沖縄を中心に活躍し、支持を得ているバンド・かりゆし58の曲「全開の唄」を基にした青春ラブストーリー。自転車競技部に所属する男子大学生、健一が、ライバルとの戦いや恋などを通じて成長していく姿を追い掛ける。メガホンを取るのは、映画「ガキ☆ロック」、テレビドラマ「とんび」、「天皇の料理番」などの中前勇児。笑いと感動にあふれたストーリーに加え、かりゆし58の宮平直樹の登場シーンも見どころ。ほか、共演は中村ゆり、遠藤雄弥、中島愛里、佐藤二朗、六平直政、浅野和之など。

▼公式サイト
http://www.zenkai.asia/

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