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大黒柚姫主催「柚姫の部屋フェス2022」2部 開催!

柚姫の部屋フェス2022」第二部。
今回も開場をあたためるべく、MCを務める瀬戸口俊介がカラオケを熱唱し、ルームメイトを迎え入れる……のだが、相棒の大黒柚姫を呼び入れた「エンジョイ人生」のパフォーマンスに、第二部の出演者である内藤るな(B.O.L.T)や、第一部に出演したヒダカトオル(THE STARBEMS)らが飛び入りでダンスに参加。さらには、出演メンバーやスタッフも次々に顔を出したりと、わちゃわちゃムード満載で、これから始まる第二部の底抜けな楽しさを予感させる。

さらに大黒は、突如「なぞかけをします!」と宣言。「川崎とかけまして、TEAM SHACHIと解きます。(その心は)どちらも泳ぐことができるでしょう」と、ルームメイトたちもポカーンとする四次元解答を披露したりと、第二部はややカオティックに幕を開けた。

トップバッターは、フェスには2年連続の登場となる、B.O.L.T。チェックとデニムをモチーフにしたカラフルな衣装に身を包んだ4人。内藤るな、高井千帆の二人の訴求力のあるヴォーカルと、青山菜花、白浜あやの“あやなの”コンビの、フレッシュな勢いのあるダンスが炸裂する「夕日の後の夜に」でステージは始まった。エモーショナルな「Reborn」に続き、「Please Together」では“お願いします!”のコミカルなダンスをルームメイトたちも一緒になって踊り、会場じゅうが一体となった。

さらには、8月にリリースされた1st EP『Weather』から「D.T.F.」と、リードトラック「BY MY SIDE」を披露。ハードなサウンドとパワフルな歌で、カッコかわいい魅力を振りまいていく。そして、あやなのコンビの歌声をフィーチャーしたバラード「Hear You」、拳をあげる青春パンク「星が降る街」と熱いステージを繰り広げた。

ゲストとして番組にもたびたび出演しているB.O.L.T。「『柚姫の部屋』で、B.O.L.Tちゃんとどんどん仲良くなってる!」と大黒がメンバーに話しかけると、番組でもおなじみのコーナー“今週の内藤るな”にちなんで、メンバーが近況を報告。“今日の高井千帆”は「今日のライブに備えて、前髪を切ってきました」、“昨日の青山菜花”は、「中学の英語部で、星座の呼び方を覚えました」、“一昨日の白浜あや”は「サウナに行って塩スクラブをしたので、お肌すべすべあやになっております」と、それぞれのキャラクターが垣間見られるかわいい報告が続く中、“明日の内藤るな”は「リリースイベントやってます!」と、ちゃっかりと告知を行なった。

二番手に登場は、ダンスが得意なメンバーで結成された、CROWN POP。レースの装飾が特徴的な可憐な衣装を身に纏った5人は、1曲目の「Real×live」から、しなやかでいてキレのあるダンスと、高い歌唱力による、ハイクオリティなステージングをみせる。とくに「私たちの代表曲です!」と宣言して披露した2曲目の「Change the world!」は、5人のエレガントな魅力と、歌やサウンドのエモさ、そしてダンスの力強さのすべてが詰まった、渾身のパフォーマンスで観客を魅了していく。

「昨年は“ウェルカムルームアクト”での出演だったので、今年もこうして出演できて嬉しいです」と喜びを語ると、続く「夏キラリ☆」と「夏恋スコール」でキラキラと甘酸っぱい空間を作り上げていく。さらには、昨年、ウェルカムルームアクトで歌った「NARIYAMANAI」でダメ押しのように盛り上げると、ラストは「(大黒)柚姫ちゃんが大好きだと言ってくれる曲」として「真っ白片思い」を選曲。心が清らかになるようなピュアな一曲で、さわやかにパフォーマンスを終えた。

ステージが終わって舞台に出てきた大黒は「#クラポかわいい 私の中で『真っ白片思い』が王者すぎて。あの曲を嫌いな人なんていない。全人類好きでしょ!」と絶賛すると、ルームメイトたちも拍手で応えた。そんなルームメイトたちに、メンバーの三田美吹は「今回、フェスに出させてもらって、会場のみなさんもペンライトをクラポカラーにしてくれて。あたたかく迎えてくれたのが嬉しかったです」と感謝の思いを語った。

オーケストラの響きにのって優麗に登場したのが、三番手のukka。白を基調とした気品のある衣装を纏ってステージに立った6人は、1曲目に「空想トラベル」を披露。11月のメジャーデビューに先駆けて9月12日に先行リリースされたこの曲は、シティポップの薫り漂う、爽やかな一曲。その世界観をエレガントに表現していくステージングに、ルームメイトたちも大きな拍手を送る。

去年に引き続きのフェス出演となるukkaは、大黒のイメージカラーであるむらさきパープル(仮)にちなみ、「今年も紫のリボンをつけております! 柚姫ちゃんを感じながら歌います!」と宣言し、「AM0805の交差点」「エビ・バディ・ワナ・ビー」「キラキラ」を立て続けに披露した。

そして、「今年もあのコラボが帰ってきます!」と語ると、ステージには大黒柚姫が登場し、「それは月曜日の9時のように」を共演。大黒はダンスのフォーメーションにしっかり組み込まれて、歌割りもバッチリ。息のあったコラボレーションを繰り広げる。大黒は曲中で川瀬あやめをハグしたりと、部屋の主の特権をフル活用して(?)後輩グループとのコラボを心から楽しんでいる様子だ。曲名に“月曜日の9時”とあることから、茜空が「この曲は『柚姫の部屋』のテーマソングということで」とボケると、大黒も「え!? 私の中では勝手にテーマソングのつもりなんだけど」と返し、ukkaメンバー全員は「逆にいいんですか?」と恐縮するくだりも。部屋の主からのお墨付きも受けた6人は、ラストに「Viva La Vida」を元気いっぱいに歌い踊って、ステージを終えた。

ステージ終了後のMCでは、結城りなが「柚姫ちゃんと“それ9”を歌えたのが嬉しくて。曲の途中で柚姫ちゃんと目があって、やっぱりかわいいな~って思ったり」と目をハートにしながらコラボの感想を語ると、大黒は「私もukkaちゃんのことも大好きなので、大好きがあふれた空間が一緒につくれて嬉しかった」と応え、相思相愛の関係性は、今年の共演でより深まったようだ。

そして、フェスも終盤。
大トリはもちろん、TEAM SHACHI! 4人はアルバム『TEAM』のカラフルな衣装で現れると、「ここからはTEAM SHACHIの時間だよ! 盛り上がっていこうぜ!」(秋本帆華)とシャウトすると、1曲目の「DREAMER」から貫禄のパフォーマンスを見せつけ、会場の空気を瞬く間に変えていく。ブラス民の生音が加わることでファンク色がより強調された「こだま」や、フロア全体が一心不乱に躍りまくる「抱きしめてアンセム」など、容赦無くキラー曲をたたみ込む構成で、会場の熱気も最高潮に。

「めっちゃあったまってるね! みんないろんなアイドルみてホクホクしてるんでしょう? しゃちにもホクホクしてちょうだい!」と秋本が語ると、この日配信リリースされたばかりの新曲「舞頂破」を披露。複雑な楽曲構成とぶっ飛んだ歌詞、そしてパワフルかつコミカルなダンスと、この曲の唯一無二の世界観は、ステージを観れば観るほどに中毒性を増していくようだ。激しく歌い踊ったラストに座り込んでポーズを決めたメンバーの笑顔からは、アルカイック・スマイルのような生命感と幸福感を感じずにいられない。

「まだまだ踊るぞ~ 瀬戸口~!」とシャウトし「OEOEO」を歌うと、いよいよ長時間に渡って展開されたフェスの締め括り。大黒は「私たちにとって大切な曲をお届けしたいと思います。昨今の状況で、ライブができなくて会えない時間もあったり、辛いことも多い。でも雨が上がれば虹が出る」と語って、最後の曲として「Rainbow」を感動的に歌い上げた。

しかし! ここで終わらないのが「柚姫の部屋フェス」。MCの瀬戸口が登場し、「僕のワガママ聞いてください! もう一度、この曲ちゃんと聴きたいんです!」として、アンコールとして「エンジョイ人生」を歌う流れに。TEAM SHACHIのメンバー4人揃って歌うのかと思いきや、大黒を除くメンバー3人はステージ袖へ捌けてしまう。大黒がソロで歌う中、第二部に出演したB.O.L.T(内藤、高井)とCROWN POP、ukkaのメンバーが総出演。さらにはTHE STARBEMSのヒダカトオルや、TEAM SHACHIの振り付け演出担当の田野邉拓哉、SCRAPの面々など、スタッフ&関係者集合!状態に。そして、黒いTEAM SHACHIのパーカーに身を包んだ秋本、咲良、坂本のメンバーに加えて、大黒の影武者(スタッフ:いずみタフ)が忍者のように登場したりと、お祭り騒ぎのまま大団円を迎えた。

最後に大黒が「みなさん一日ありがとうございました!最高だったね。また来年開催できたら、一年後お会いしましょう。来年はラグーナ!」と野望込みで感謝の挨拶を述べ、第一部・二部合わせて5時間以上に及ぶ「柚姫の部屋フェス2022」は幕を下ろした。
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