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山下リオ 音楽劇「コインロッカー・ベイビーズ」公開ゲネプロ!

山下リオ出演、音楽劇「コインロッカー・ベイビーズ」の公開ゲネプロが7/10(火)TBS赤坂ACTシアターにて行われた。

原作は、1980年に発表された村上龍の傑作小説「コインロッカー・ベイビーズ」。2016年に初舞台化され、音楽劇の新たな世界観を築いた衝撃の舞台として話題を呼んだ。
コインロッカーに置き去りにされながらも奇跡的に生き残った主人公・ハシとキク。現代を生きる代弁者ともいえる二人を主軸に、現代を痛切に描写すると共に、エネルギーに溢れた若者の「魂の叫び」が描かれる。

初演に引き続き、主人公・ハシとキクを演じるのは橋本良亮と河合郁人。今回は、公演期間の前半と後半に分けてそれぞれを演じるという、新たな試みが行われる。山下は、キクに多大なる影響を与えるワニを飼う不思議な少女・アネモネを演じ、再演からの参加となるが、「橋本さんと河合さんが(役を入れ替えてのWキャストに)挑戦されるということで、チャレンジという部分では同じところに立てているのかなと思い心強かったです。」と心境を語ると共に、「舞台出演3作目の私にアネモネという役を託してくださって、いろいろな挑戦をいただいたと思っています。プレッシャーもありますが、頑張ります。」と意気込んだ。

音楽劇「コインロッカー・ベイビーズ」は、7/29(日)までTBS赤坂ACTシアターにて、8/11(土)・12(日)豊中市立文化芸術センター・大ホール、8/18(土)・19(日)富山オーバード・ホールにて上演。
ぜひ劇場でお楽しみください!

【ストーリー】
コインロッカーに捨てられた子供、その中でかろうじて生き残った二人の赤ちゃん。キクとハシは施設で育てられた後、双子の兄弟として九州の離島に住む夫婦のもとで暮らすことになる。
感受性が強く優しいハシは、頭よりも身体を先に動かすキクの影に隠れる大人しい少年。しかし、ある時を境に彼は世界中のあらゆる音を聞こうとテレビなど様々な音源に耳を傾けるようになり、その他のことへの関心を失ってしまう。実はハシとキクは、物心つく以前、暴力性を制御できない問題児だった。それを精神科の研究者が心臓の鼓動をもとにしたリズム音によって治療を行い、暴力性を抑えることに成功。そのおかげで彼らは社会に適応できるようになっていたのだ。しかしとあるきっかけにより、ハシはかつて聞いたその音の記憶を思い出してしまう。それが自分の母親と結びついていると考え、母親を探しに東京へと旅立って行く。その後、東京でハシは様々な体験をした後、Dと出会い、歌手としてデビュー。その
独特の歌唱法によりカリスマ的な人気を獲得してゆく。
一方キクは、その内在するエネルギーを「飛ぶこと」で解消していた。陸上の棒高跳びで活躍していたキクは、家出したハシを追って東京へ育ての母の和代とともに出発。東京で突然和代が亡くなってしまい、彼はひとりぼっちになるが、巨大なワニのガリバーと暮らす不思議な少女アネモネと出会う。彼女とふたりで世界を破壊するため、謎の物質「ダチュラ」を探す約束をするが……。

(敬称略)
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