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渡部篤郎 主演ドラマ「警視庁いきもの係」制作会見!

渡部篤郎主演ドラマ「警視庁いきもの係」制作会見が、7/7(金)湾岸スタジオにて行われ、共演者とともに渡部が出席した。

同作は、警視庁総務部総務課・動植物管理係(架空の部署)の鬼警部補と新米巡査のコンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走する異色コメディーミステリー。原作は、作家にして、映画「名探偵コナン から紅の恋歌」(2017年4月公開)の脚本なども手がける大倉崇裕さんの「小鳥を愛した容疑者」、「蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係」、「ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係」、「クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係」(いずれも講談社)。

とある事件で負傷し、前線の捜査から外された元捜査一課の鬼警部補・須藤友三(48歳)(渡部)が配属されたのは、容疑者や行方不明者などのペットを保護する窓際部署の“警視庁総務部総務課・動植物管理係”(通称=警視庁いきもの係)。そこで須藤が出会ったのは、獣医学部卒の動物マニア女子・薄圭子(22歳)巡査(橋本環奈さん)。人間よりもむしろ動物をこよなく愛し、わが道を突き進む圭子に怒り心頭の須藤だったが、圭子は現場に残されたペットの様子を手がかりに、その豊富な知識と鋭い観察力から驚くべき推理を展開し、結果、須藤と圭子のコンビは次々と事件を解決することになる。

渡部は、主人公・須藤友三を演じる。須藤は、「元捜査一課の鬼刑事」。半年前までは捜査一課に所属、叩き上げの鬼刑事としてならしていたが、ある事件で銃撃を受け負傷。そのため、捜査の最前線から外され、窓際部署の“いきもの係”に飛ばされた。現場への未練は強く、戻りたいと願いつつも、警察の組織をよく理解しているからこそ、それが難しいことも同時に理解していた。年齢的にも若手に道を譲るべきだと考え始めており、かつてのような捜査への情熱を失いかけていたが、“いきもの係”としての初仕事で圭子と出会い、圭子の動物に関する知識の助けを借りて事件解決をしてしまったことをきっかけに、再び情熱を持ち始める。

会見にて渡部は、「いつも以上に気合を入れて挑んでいますが、もうすでに疲労困憊でして。歳をとって疲れが出ているのか、スケジュールのせいなのか。まぁたぶん、スケジュールのせいだと思いますが(笑)。僕よりも長く働いているスタッフの姿を励みにがんばっている次第でございます。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。

今回の『警視庁いきもの係』は、事件の容疑者や行方不明者のペットの生態などから事件を解決していく、全く新しい切り口の刑事ドラマ。原作や台本を読んだときの感想について、「職業柄、もう感想というのはなかなかなくて、今度どうやっていこうとか、そういうことを考えてしまいます。実際、こうやって演じてみたいとかそういうことをまず考えてしまうので、感想というのは難しいのですが、今回集まっていただいたキャストの方々はものすごく素晴らしいと思いました。皆さんに助けられています。」とコメント。今まで数々の刑事を演じている渡部だが、同作で演じる刑事はコメディ要素たっぷりなところも見どころの一つ。「楽しいですよ。こういうことをずっとやりたかったですし、代表作になればいいなと思います。」と話した。

同作は、個性豊かなたくさんの動物たちが出演することも見どころの一つだが、動物たちに囲まれた撮影現場について、「これだけ動物が出てきていますし、よく“動物で何かありましたか?”と聞かれますが、思った以上にちゃんとしてくれています。本当は“噛まれた”とか言いたいところですが、そんなこともなく。ちっとも迷惑をかけられていないです。」と語った。

この日は七夕でもあることから、短冊に「この夏の願いごと」を書いて笹に飾り付けることに。『何事も無事に』と願いを書いた渡部は、「若いときはそういうことを考えてなかったんですけど、今は嫌なニュースとかもあるじゃないですか。だから無事にドラマが皆様にお届けできたらいいなとか、すべてに対しての無事ということを願っています。」と話した。

最後に、「心が温かくなるような作品をお届けしたいと皆でがんばっております。動物の命や人間の大切な部分も描かれておりますので、小さなお子さんから大人の方まで楽しんでいただけたら幸いに思います。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り、会見を締めくくった。

ドラマ「警視庁いきもの係」は、フジテレビ・カンテレにて7/9(日)より毎週日曜21:00~放送。(※初回15分拡大)
ぜひご覧ください!
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