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高梨臨 第29回東京国際映画祭にて主演映画「種まく旅人~夢のつぎ木~」舞台挨拶!

現在、六本木ヒルズ他で開催中の第29回東京国際映画祭「特別招待作品」、高梨臨主演映画「種まく旅人~夢のつぎ木~」の上映が10/28(金)に行われた。

同作は、2012年に塩屋俊監督「種まく旅人~みのりの茶~」、2015年に篠原哲雄監督「種まく旅人~くにうみの郷~」が公開された、日本の“食”を支える第一次産業にスポットを当てた「種まく旅人」シリーズの第3弾。
『チルソクの夏』『半落ち』『夕凪の街 桜の国』など、時代を超えて愛されるヒューマンドラマの数々を送り出してきた佐々部清監督によって、志半ばで地元に戻ったヒロインの葛藤をていねいにすくい上げ“食を育てる仕事”の尊さを描くと同時に、温かくて誰もが共感できる普遍的な青春ドラマに作り上げられた。
撮影は、豊かな日差しと土壌に恵まれ、桃をはじめとする果樹栽培が盛んな岡山県赤磐市で行われ、人々の営みと自然が美しく調和した風景も本作の重要なキャラクターのひとつとなっている。また、赤磐市市政10周年記念事業でもある。

高梨は、岡山県赤磐市の市役所に勤める主人公・片岡彩音を演じる。9年前の春、女優になる夢を追い上京したものの、他界した兄の代わりに赤磐にある実家の桃農家を1人引き継ぐこととなる。

上映後舞台挨拶にて高梨は、「今日は来てくださってありがとうございます。この映画は1年前に岡山県で撮影したのですが、岡山で先行上映をして、そして今日東京の皆さんに届けられたことを嬉しく思っています。短い時間ですが、宜しくお願いします。」と挨拶。

佐々部監督の印象について「佐々部監督は愛がある監督で、この世界の大先輩なのですが、1人の家族みたいな形で私たちを受け入れてくださったので、赤磐という土地の皆さんも温かかったのですが、佐々部組の皆さんも温かくて、幸せな気持ちで撮影をさせていただきました。」と語った。

この日は赤磐市のマスコットキャラクター“あかいわモモちゃん”も舞台挨拶に駆け付け、劇中では高梨がこのキャラクターに扮するシーンも。高梨が「凄く頭が重くて大変でした。」と語ると、共演者の斉藤工さんから「こんな夢の無い話でいいんですかね。」とつっこまれ、会場からは笑いが起きていた。

実際に着ぐるみを着ての撮影については、「真夏だったので体力的にも大変で、やる予定ではなかったのですが、(代わりの方を使わずに)実際に入っているのと入っていないのとでは全然見え方が違うと監督がおっしゃっていたので、やりたいと言ってやらせていただきました。」と話した。

最後にご来場いただいた皆様に向けて、「観て頂いて色々な受け取り方をされたんじゃないかと思います。私が観た時には自分の夢ってなんだろうと考えたり、1つ1つの出会いを大切にして、自分がいるところに感謝をしながら種を蒔いていって、そこからつぎ木のように夢に繋いでいけたらいいなと思いました。そして、この岡山県赤磐市という場所に出会えて良い経験ができたと思っています。日本の映画の中でもこういう映画に出会えたこと、佐々部監督・佐々部組に出会えたことが、自分の女優人生でも大きな経験になりました。このような映画を東京から発信して都会の皆さんに観ていただき、この映画がもっと広がっていくことを心から願っています。今日楽しんでいただけたら、色んな方におすすめして、また観に来て下さい。今日はありがとうございました。」とメッセージを送り、締めくくった。

映画「種まく旅人~夢のつぎ木~」は11/5(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー!
ぜひご期待ください。
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