STAGE
片桐はいり 舞台「未練の幽霊と怪物―『挫波』『敦賀』―」開幕!
同作は、現代演劇の言葉と身体、空間がおりなす可能性を開拓し、国際的に活躍する劇作家・演出家の岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発された音楽劇。
物語は、東京五輪招致のため、2012 年新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家「ザハ・ハディド」を主人公に、その圧倒的なデザインで脚光を浴びながら、後にその採用を白紙撤回され、ほどなくして没した彼女をシテに描く演目 『挫波(ザハ)』、夢のエネルギー計画の期待を担い、1985 年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる演目 『敦賀(つるが)』の2演目で構成されている。
2020年4月、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、6月~7月に予定していた全公演を中止し、延期の機会をさぐることとなった同作。中止から1年、オリジナルキャスト・スタッフで待望の劇場上演を果たす。
舞台「未練の幽霊と怪物―『挫波』『敦賀』―」は、6/26(土)までKAAT神奈川芸術劇場 <大スタジオ>にて、6/29(火)~6/30(水)穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、7/3(土)~7/4(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。
ぜひご覧ください!