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『週刊少年サンデー』にて大人気連載中の『あおざくら 防衛大学校物語』。本作を実写化したドラマが、10月31日よりドラマ特区枠にて放送中だ。2020年春には、ドラマキャストが続投で舞台化も決定している本作で、原田忠役を演じる結木滉星に話を聞いてきた。

熱い思いを持った人たちがいるんだということを伝えていけたら

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―― 本作は「防衛大学校」という、自衛隊の幹部自衛官となるべき者を教育訓練する機関が舞台となっている。

「すごく特殊な学校ですよね。正直、僕もこの作品の出演が決まるまで防衛大学校の存在を知りませんでした。この大学では、日本を変えたい、守りたいという思いを持った人たちが集まって、日々、勉強しています。このドラマを通して、少しでもそういう熱い思いを持った人たちがいるんだっていうことを伝えていけたらと思っています」

―― 結木が演じる原田忠は、本郷奏多演じる主人公・近藤勇美と同じ1年生で、運動神経も抜群な優等生キャラだ。

「原田はなんでもそつなくこなすタイプなんですが、実は一番、メンタルが弱いんです。自分の中で抱え込んでしまって、それをうまく表現できない繊細な人。僕は今まで、がむしゃらだったり熱血タイプの人を演じることが多かったので、原田のような繊細な役を演じるのは難しかったです。原田はすごく普通の人間で、そういう普通の人を演じる方が難しいんだっていうことに気付かされました。最初はどう演じていいのかが分からなかったので、平林克理監督と相談して、一緒に作っていきました。監督には本当に頼りっぱなしでした(笑)」

―― 撮影に入る前に原作も読んだという結木だが、原作をあまり意識せずに演じていきたいと思ったという。

「原作の原田と僕では、そもそも外見が違いすぎるなというのが最初の印象でした。だから、原作に似せていくことを重要視せずに、オリジナルの要素も混ぜた原田を作っていきたいと思ったんです。もちろん、原作があってこそ、というのは分かっているんですが、僕は原作がある作品であっても、自分の個性を出していきたいと思ってしまうタイプなので(笑)。だから、あまり意識せずに、僕なりの原田をお見せできたらと思っています」

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―― 結木らしい原田を演じるにあたって、意識したことはなんなのだろうか。

「あまり力を入れずに演じようと意識しました。彼らはまだ18歳なので、そのナチュラルさを出していきたいなと。原田はとにかく明るいタイプなので、力まずに、ちょっと気が抜けているぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思いました」

―― そんな原田と、結木自身が似ていると感じる部分とは?

「明るいところは似ていると思います(笑)。僕はよく喋るタイプなので、そういうところは一緒かな。でもそれ以外だと、あまり似ているところはないかもしれないです」

―― 今回、事務所の先輩でもある本郷奏多と、本格的に共演したのは初めてだという。

「最初、奏多くんはそんなに喋らない人なのかなと思っていたんです。でも、一番同じシーンが多かったというのもあって、たくさんお話をさせていただきました。考え方もすごくポジティブで、僕と同じ考え方をしているなと思う瞬間もありました。休憩時間に、奏多くんの趣味のサバゲーの話を聞かせてもらって、本当に楽しかったです。今度、サバゲーに連れて行ってもらおうと思っています!」

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―― 本作の撮影期間は2週間だったと語る結木。タイトなスケジュールの中で、他の男性キャストとはどのようなやりとりをしていたのだろうか。

「すごく和気あいあいとした現場でした。みなさん本当に良い人たちだったので、先輩、後輩、分け隔てなく、仲良くできました。僕も男子校出身だったので、懐かしい感じがしました」

―― 防衛大学校は校則が厳しく定められており、「日本一厳しい大学」とも言われている。撮影に入る前に実際の防衛大学校に見学に行ったという結木は、どのような印象を抱いたのか。

「防衛大に通っている人たちを見てみると、そこまで厳しいという印象はありませんでした。作品の中ではすごく厳しい感じに描かれていますが、時間がしっかりと決められていたり、てきぱきと動かなきゃいけないというくらいで、わりと普通の学校と変わらないのかなと。ちゃんとみんな笑顔でしたし、年相応の大学生という感じだったので安心しました(笑)」

―― 結木自身は校則やルールに縛られるのは得意なのかと聞くと、笑いながらこう語った。

「いや、苦手ですね。だからこの仕事をしているんだと思います(笑)。この仕事は毎回現場も違うし、関わる人たちも変わってくるので。だから、会社に務めている人たちのことをすごく尊敬しています。この仕事が天職って言ったら聞こえは良いですけど、ただ単純に社会に適応できないっていうだけかもしれません(笑)」

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―― 来年の春に舞台化も発表されている本作だが、どのような作品になっていくのだろうか。

「今はまだ舞台をやるということしか知らされていないので、僕たちもどんな内容になるのかは分からないんです。でも、ドラマと同じキャストで舞台もやれるというのはすごく嬉しいです。ドラマは2週間ぐらいしか一緒にいられませんでしたけど、舞台となれば、稽古もあって本番もあってと、もっと長く一緒にいられますし、もっとみんなの距離も縮まって、仲も深まっていくと思うので、今から楽しみです」

―― 本作を通して成長できそうだと感じることは?

「成長できそうとは少し違ってしまうかもしれないんですけど、奏多くんと共演できたのは、自分的には大きいです。役者として尊敬していますし、おもしろい感性を持っている方だなと思っていて。以前、ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』で少しだけ共演させていただいたんですけど、いつか、もっとがっつり共演させていただきたいと思っていたので、今回、その夢が叶いました。まだ舞台もありますし、いろいろ吸収させてもらえたらと思っています」

―― 最後に、改めてドラマの見どころを聞いた。

「原作がある作品ではありますが、ドラマはドラマとして、オリジナリティを追求して作っていったので、原作とはまた違った別物として楽しんでいただけたら嬉しいです。僕が演じる原田は、回を増すごとにどんどん人間臭くなって、本音で生きていく姿が描かれていくので、その変わっていく様子を観てほしいと思います」


Writing:makie enomoto

インフォメーション

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(C)「あおざくら 防衛大学校物語」製作委員会・MBS

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ドラマ特区枠『あおざくら 防衛大学校物語』

■MBSドラマ特区枠 毎週木曜深夜0:59~
■テレビ神奈川 毎週木曜よる11:00~
■チバテレ 毎週金曜深夜0:00~
■テレ玉 毎週水曜よる11:30~
※放送日時は変更の可能性があります
※TVer、MBS動画イズム、dTVでも配信!


主人公の近藤勇美(高校3年)は成績優秀だが、実家の経済的事情から進路の選択を迫られる。そんなある日、入学金・学費が免除される上、毎月手当が出るという防衛大学校を知り、同校への進学を志望する。高校を卒業して防大に着校した近藤は、対番を務めることになった松平容介や、それぞれ様々な目標を持つ沖田蒼司、原田忠、武井寅明といった仲間と出会い、新たな生活の一歩を踏み出すが、入校式を終えると部屋長の坂木龍也やサブ部屋長の西脇鷹史をはじめ上級生たちの態度は激変し、厳しい指導が始まる。そんな防大生活を、仲間たちと共に、時に苦しみ、時に喜び、成長していく疾風怒濤の青春物語である。

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