「出演が決まったときは純粋にすごく嬉しかったです。原作を知らなかったので、すぐ本屋さんに行って全7巻を買いました。原作は女性向けの漫画なので、本屋さんで買うとき、店員さんはどう思うかなってドキドキしました(笑)。僕は普段から少女漫画は読まないんですけど、読んでみて、これは普通の恋愛漫画ではないぞと(笑)。主人公の二人の偏愛っぷりに最初は驚きましたが、読み進めていくと、その偏愛っぷりがこの作品の魅力だなと思いました」
「すごく明るい役だったので、演じていて楽しかったです。まず僕自身が役を楽しまないといけないと思ったので、そこは意識しました。遠藤と僕の共通点は、単純で明るいところです。三神に振り回されて「なんだよ、あいつ」って思うけど、あまり気にしないという。でも、僕もマイペースで人を振り回すところもあるので、三神のこともわかるなって思いました(笑)」
「初めての映画で、クランクイン前と撮影が始まった頃は不安でした。でも、同世代が多くて現場にすぐなじむことができましたし、みんなとも仲良くなりました。ロケ弁も一つのテーブルで一緒に食べるほど仲良くなって、みんなのお陰で撮影自体がとても楽しかったです。あと、みんなからは、芝居はもちろん、リハーサルの居方だったり、いろいろと勉強させてもらい刺激を受けました」
「LINEのグループを作ったりして、撮影が終わってからも交流しています。超特急の松尾太陽の家に、中尾(暢樹)くん、lolの佐藤(友祐)くんと一緒に泊まりに行って、超特急のライブDVDを深夜にずっと観てました(笑)。みんなとは、これからも付き合っていけたらいいなと思っています」
「主人公の二人は互いを想っている気持ちは強いけど、伝え方や表現が不器用なので、見ていて応援したくなる映画になっていると思います。また、二人が「陰」な性格で、僕の演じた遠藤が作品に明るさを灯していますので、そこも注目して観ていただきたいです」
「僕にしかできない、唯一無二の役者になりたいと思っています。役を演じるとき、結木滉星にしかないものを一つでも加えていけたらいいなと。今はお芝居に触れることが大切だと思っているので、映画や舞台をたくさん観て、いろいろと吸収しています。芝居の魅力ですか? 考えることですね。役についてどう演じてようとか、どんなキャラクターかなとか、そうやって考えている時間がすごく楽しいです」
Writing:杉嶋未来
MOVIE
11月11日(土)公開
pagetop
page top