「自称・天才美少女囲碁少女の東山楓を演じます。囲碁の中学生チャンピオンで、清野菜名さん演じる囲碁棋士・川田レンをライバル視している女の子です。ミスパンダの活躍にも憧れているんです。楓は後先を考えず、すぐに行動にうつすタイプ。負けず嫌いで、カッコいい女の子。自信があるからこそ“天才美少女”と自分で言えるんだなと思っています。私も負けず嫌いなところがあるので、そこは楓との共通点。私はテニスをやっているのですが、試合では絶対に勝ちたいと思っているし、負けたら次こそは!と闘志がわいてくるので、その部分は楓の役づくりにいかせればと思っています。ただ、中学生らしいフレッシュさをどう表現しようかというのは少し悩みました。私はどちらかというと大人っぽく見られがちなので……。色々な作品を観て参考にしたり、マネージャーさんとこんな感じかなと一緒に練習をしながら中学生らしい元気な女の子をつくり上げていっています」
「オセロや将棋のように四角い枠の中に石を置くと思っていたほど、囲碁について何も知らなかったんです。縦線と横線が交わる交点に打つんですよね。楓は中学生チャンピオンなので、基本を覚えるだけではなく碁石を打つときの手元もプロっぽく見えないといけないので、撮影までに練習をしました。小さなものですが囲碁のセットも購入しましたし、対戦ゲームのアプリも使って勉強をしています。なるべくプロっぽく見えるように努力しています」
「出演が決まったときは嬉しさと楽しみと同じくらい緊張と不安があったのですが、いざ撮影現場に入ると共演者の方たちが優しく声をかけてくださったので、自然とリラックスしていました。ちゃんと演じなきゃという気合いはありますが、変に緊張せず楽しく演じることができています。楓は囲碁喫茶でのシーンが多いのですが、喫茶店の店主夫婦を演じている升毅さんと椿鬼奴さんはとても優しく、いつも助けていただいています。升さんのお芝居を見ながら勉強させていただいています。鬼奴さんや常連客を演じているみなさんとも楽しい時間を過ごしていて、その雰囲気がそのままお芝居にもあらわれているので、ドラマのなかでも癒やしの時間になる気がしています。撮影の合間にみなさんと囲碁をやっているのですが、清野さんも初めてのはずなのに他の方にアドバイスができるほど習得されているのには驚きました。私よりももちろん出演シーンが多く、アクションもあるのに……。私ももっとがんばらないと!!」
「尊敬する俳優さんはたくさんいらっしゃいますし、芯のある女優になりたいと思っています。人としてのありかたでいえば、私の永遠の憧れはハローキティなんです(笑)。ピューロランドにもよく行くのですが、ショーを見ていてキティの優しい心が素敵だなと思うんです。悪いキャラクターが出てくるのですが、力で倒そうとするのではなく、心に訴えかけて改心させるんです。少しでもキティのような広い心を持った人になりたいと思っています。ドラマではミスパンダが闇に葬られそうな悪事を痛快に暴いていくのがカッコいいなと思います。私もシロクロはっきりさせたいタイプなので」
「私が演じる楓でいえば、登場シーンです。インパクトがあるので印象に残ると思います。囲碁喫茶で出会う人たちやレンと関わっていくことでどう成長していくのかも私自身楽しみにしています。お芝居はまだまだ勉強することだらけですが、自分ではない誰かになれることがとても楽しく、今まで感じたことのない感情と向き合いながら日々奮闘しています。楓の成長とともに私の成長も感じていただけたら嬉しいです。ストーリーはオリジナルなので、ミスパンダの活躍でどう世界が変わっていくのかに期待したいです。さまざまな事件が起きますが、囲碁喫茶のシーンでホッとひと息ついていただけると嬉しいです」
Writing:岩淵美樹
TV
読売テレビ・日本テレビ系
毎週日曜22:30~
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