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吉田美月喜 第35回東京国際映画祭にて映画「あつい胸さわぎ」舞台挨拶に登壇!

第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門上映作品、吉田美月喜主演映画「あつい胸さわぎ」舞台挨拶が10/29(土)角川シネマ有楽町にて行われ、まつむらしんご監督とともに吉田が登壇した。

同作は、演劇ユニットiakuの横山拓也が作・演出を務め、各所で大きな話題を呼んだ傑作舞台『あつい胸さわぎ』を、上海国際映画祭アジア新人賞を受賞したまつむらしんご監督と『凶悪』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した髙橋泉とのタッグで映画化。“若年性乳がん”と“恋愛”をテーマに、揺れ動く母娘の切実な想いを繊細さとユーモアを持って描きだす。

吉田は、主人公の武藤千夏を演じる。

今回初めて、東京国際映画祭レッドカーペットに参加した吉田は、その心境を振り返り、「映画祭は、私の中で一つの目標であり憧れだったので、歩けたこと、すごく感動しました。そして後で映画祭の映像を見返すと、私がサインを書いているときに、監督がずっと後ろから見守ってくれていたんです(笑)撮影のときも撮影が終わった今も、そんな監督の、寄り添ってくれる温かさがあったおかげで、この作品があるんだな、と改めて思いました。」とコメント。

本舞台挨拶にて作品が初上映となるが、「今日は私も皆さんと一緒に観させていただくのですが、この場に立ち合うことができてすごく嬉しいです。そして、原作である舞台のファンの方もいらっしゃると思うのですが、その方たちが映画を観てどう思っていただけるのか、緊張半分、楽しみでもあります。」と語った。

また、撮影中の印象的なエピソードを聞かれると、「和歌山での撮影だったのですが、本当に温かい場所で、地元の方も応援してくださったのが、深く印象に残っています。」と笑顔を見せた。

映画「あつい胸さわぎ」は、2023/1/27(金)新宿武蔵野館、イオンシネマほか全国ロードショー!
ぜひご期待ください!

【ストーリー】
港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と、母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。
小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。
一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。
親子二人して恋がはじまる予感に浮き足立つ毎日。
そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。
娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。だが千夏は光輝との距離が少しずつ縮まるのを感じ、それどころではない。「こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない」と不安をごまかすように自分に言い聞かせる。
少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。
初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていった・・・

(敬称略)

◆「第35回東京国際映画祭」公式サイト
https://2022.tiff-jp.net/ja/
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