「キャラクターがそれぞれ個性的で、演じられる役者さんも素敵な方ばかりだったので、ワクワクしました。愛情のこもった熱のあるシーンがたくさんあるので、生きるきっかけになるというか背中を押してくれる作品だなと思いました」
「何かに挫折をして葛藤したり、悩みを持っているところにとても共感できました。この作品で茉莉絵が生きる希望を見つけるきっかけになるのがラーメンなんですけど、そういうものは大切にしたいと思いましたし、家族の存在や人の温かさって本当にかけがいのないものなんだと改めて感じました」
「お芝居に入っている時は自分自身のおじいちゃんにも見えてくるような、そんな空気感の中で演じることができました。おじいちゃんっていう存在は安心感があるものだったりするじゃないですか、それと同じ感覚になりました。石橋さんにシーンの中でこういう風に動いた方がいいんじゃないのとアドバイスをしてくださったり、役者の先輩としてリードしていただいて、勉強にもなりましたし、支えていただきました」
「事前にラーメン作りの工程を勉強したり、時間を設けていただいて麺の平返しの練習をして撮影に挑んだり、とても忠実にラーメン作りを教えていただきました。実際の撮影では麺の湯切りや返しが大変で苦戦しましたが、とても大掛かりなセットでどんな風に仕上がるのか楽しみでもありました」
「食は生きるエネルギーになるし、失ってはいけないものだと思います。普段食べたいものが食べられことに感謝しながら、この作品を通して食べることって大事だなと実感しました」
「なるべく野菜を多くとるように気をつけています。あと、辛いものが好きなんですけど、辛いものは刺激になるのでご褒美と決めていて、食べるために頑張ろうって(笑)。撮影の中でも食べることが一番幸せな時間だと思っていて、「どんな時が幸せ?」って聞かれると「食べること」って答えることがあるくらいです」
「とても素敵な映画だと思いました。誰にとっても受け入れやすくて、気持ちの込めやすい作品だなと。登場人物それぞれがいろんな気持ちを込めて動いているので、そういう部分に着目して観てほしいです。友情や人間関係が描かれる中で愛が詰まっていて、たくさんの想いが溢れている熱のある作品だと思います」
「個人的には片桐さんが演じる赤星さんのシーンはちょっと場面が違っていて、食に対してもそうですし、人の思いやりもとても強く感じさせられる場面で、魅力的だと思います。自分自身のシーンで言えば、女子高生がラーメン作りに励んでいるシーンは面白くてすごく感動する部分だと思うし、一生懸命演じたので、ぜひ観てほしいです。ラーメン作りの工程は大変だったけど楽しくて、本当にすごく貴重な経験をさせていただきました」
「人生において楽しいことばかりでなく、悩みを抱えたり葛藤したり、絶望の淵に立ってしまう状況は誰にでもあると思いますが、1人で抱え込むのではなくて、周りの力を借りたり、支えを感じることはとても大切なこと。前を向こうと思うきっかけになるのがこの作品ではおかしなことにラーメンなんですけど、観ていて気がゆるむというか、そこまで深く考えなくても良かったと思えたり、観てくださる方の背中を押してあげられるような勇気を与えられる作品になっているので、ぜひ観てほしいです」
MOVIE
3月3日(土)新宿武蔵野館他順次ロードショー
pagetop
page top