「神野ゴウは、普段はすごく真面目な生徒なんですが、給食マニアというくらい給食が好きな男の子です。給食のために生徒会長に立候補する程なので、給食を食べるシーンでは、普段の真面目さとは違って、生き生きとしている姿を見せられたらと意識しました。ただ、僕はゴウとは違って、学校ではどちらかというと友達ともよく話す方ですし、給食のときも友達と話しながら食べてしまうタイプなので、給食のシーンは少し難しかったです。誰とも話さずに、ひとりで真剣に給食を食べたことがなかったので(笑)」
「給食のシーンは、何カットも撮るので、何度も食べることになるんですが、全く大変ではなかったです。とにかく給食が美味しくて(笑)。共演者の皆さんとも、撮影の合間にもずっと給食の話をしていましたし、生徒役の子たちとも「明日の給食は○○だって!」という話で盛り上がっていたので、本当の学校みたいでした。僕は朝が弱くてなかなか起きられないんですけど、この作品の撮影のときは、現場に行くのが楽しみすぎて、朝もすぐ起きることができました(笑)。それぐらい、すごく楽しみながら撮影することができた作品です」
「市原さんには、演技のことについてたくさん教えていただきました。ドラマ版の最後のシーンの撮影のときに、僕がなかなか気持ちを作れずに苦戦していたら、「時間がかかっても大丈夫だから、ゆっくり気持ちを作っていいよ」とか「最初から上手い人なんていないから、これから頑張っていけばいいんだよ」と、優しく声をかけてくださいました。そのおかげで、焦らずに安心してお芝居をすることができましたし、劇場版でも、市原さんと僕の大事なシーンがあるんですが、その言葉を思い出して、挑むことができたなと思っています。市原さんは、本当に表現力が豊かで、いろんな表情ができるし、全身を使って表現をしているのが伝わってくるので、すごく尊敬しています。僕も市原さんのような俳優になりたいです」
「体育館での演説のシーンです。大勢の人の前で、僕が話すシーンになるんですけど、ストーリーの中でも重要なシーンになりますし、印象に残っています」
「お芝居は、普段の自分とは違う役を演じるので、新鮮さがあって楽しいです。スタメンKiDSの活動は、とにかくメンバーと一緒にいるのが楽しいです(笑)。昔からずっと一緒にいますし、みんなで一つのことにチャレンジして、それを成功させたときはすごく嬉しいし、歌やダンスももっともっと努力したいなと思います。どちらの活動も、それぞれの良さがあるので、楽しみながらやらせていただています」
「アクションもやってみたいですし、今はとにかくどんな役でもやってみたいです!それこそ、今回のような学園ものは、ずっとやりたいと思っていました。実際にやってみて、大変なこともあったけど、すごく楽しかったので、また挑戦してみたいです」
「コメディな部分もたくさんあるので、すごくおもしろいんですが、でもそれだけではなく、感動する部分もあって、いろんな感情が生まれる作品だと思います。全く想像できないストーリー展開になっていますし、甘利田先生と武田玲奈さん演じる御園先生の関係性も見どころです。笑って泣ける、楽しい作品になっているので、ぜひ観ていただけたらうれしいです」
Writing:makie enomoto
MOVIE
3月6日(金)公開
pagetop
page top