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2012年4月17日更新
4月21、22日、横浜アリーナにて、“ももクロ”ことももいろクローバーZが史上初となる2DAYS公演に挑む。チケットは両日とも即ソールドアウトし、その人気と期待度の高さを物語っている。横アリ2DAYSへの意気込みからプライベートな一面まで、メンバー5人+名物マネージャー・川上アキラ氏にインタビュー。
汗と全力がキーワード!横浜で“ももクロ旋風”を巻き起こす
── 横浜アリーナ2DAYSは、昨年のクリスマスライブ@さいたまスーパーアリーナのステージ上で発表。メンバーたちの「聞いてないよ?!」と芸人ばりのリアクションで、会場のボルテージも最高潮だった。
川上「メンバーの素の反応をお客さんにも見ていただきたく、また、同じタイミングで知ってもらおうと、サプライズで発表という形をとってみました。」
百田「もう、びっくりしました! さいたまスーパーアリーナでのライブをやり遂げられた!と、ホッとする矢先の出来事だったから。」
佐々木「まさか自分たちが横浜アリーナでやれるとは思ってなかったので、信じられなかったなぁ。」
玉井「みんな目が点だったよね? しかも2DAYSと聞いて、本当にできるかどうか急に心配になったり。」
有安「あの瞬間は、えぇーーーー!の一言(笑)。マネージャー! 聞いてないよ!ってステージ裏に向かって叫んだもん。」
高城「私は“3年前からの夢が叶った”って感動しました。もちろんみんなと同じようにビックリもしましたけどね。」
百田「ももクロは常に目の前に高い壁があって、それを一つ一つ乗り越えていかなきゃいけないんです(笑)。たぶん、その姿が一番私たちらしいから。」
玉井「ライブもいつだって全力だしね。」
高城「そうそう、全力で、笑顔と汗のあふれるライブ(笑)。」
佐々木「汗の量は、どのアイドルにも負けない!」
玉井「アイドルがこんなに汗をかくなんて他じゃ見られません! ある意味、汗の量がライブの見所でもあります。」
川上「楽曲や衣装が変わっているので、一見奇をてらったグループに見えるかもしれないけど、“素直で真面目で一生懸命”がももクロの魅力。その魅力が最も伝わるのがライブなんです。」
── ももクロの絶大な人気は、ただひたすらに一生懸命なパフォーマンス。その中で、5人それぞれの個性が際立っているのも特徴的。ライブでのメンバーそれぞれの注目ポイントを教えてもらった。
有安「荒ぶりですね(笑)。歌もダンスも荒ぶりまくるのが自分らしいパフォーマンス。ライブでしか聴けない、観られない、生の歌とダンスに注目してもらいたいです!」
高城「私が誰よりもライブを楽しんでるってところです。それが伝わっていると嬉しい。」
百田「私の場合は、アクロバット。ももクロらしさを表現するには欠かせない要素だから。」
佐々木「目まぐるしく変わるフォーメションやダンスを見逃さないで欲しいです。私は3才からジャズダンスを習っているのでダンスを見てもらえると嬉しいな。」
玉井「さっきも言いましたが、アイドルらしからぬ汗!で(笑)。ももクロの場合、お客さんに見えないところでマイクを渡し合ったり、曲に合わせてポジションがどんどん変わったり、ステージ上でやることがいっぱいあるんです。」
川上「ライブの構成も、こういったメンバーの個性を押し出した内容になっています。百田は、屈託のない元気なキャラクター、玉井は自由奔放でオールマイティー。佐々木はあのアイドル性を活かします。高城は演歌に挑戦するし、有安はソロで魅せる突き抜けたステージに注目。ユニットやソロを盛り込んだり、ゲストを迎えたり、目が離せない内容になってます。そして、“春の一大事”らしくサプライズも満載です!」
── ライブに向けてハードな練習をこなし、多忙な毎日を送るメンバーも10代の女のコ。インタビュー中も5人が集まれば笑いが絶えず、おしゃれにも興味津々の様子。ももクロ内での最近のブームとは?
佐々木「最近は、英語でケンカごっこが流行ってます。」
川上「英語といっても使えるフレーズが少ないので、シャラーップ!とかそんなレベルなんですけどね(笑)。」
百田「おつまみも流行ってるよね?」
高城「みんな未成年なのに鮭とばとか(笑)。私は、青柳っていう貝のおつまみにハマり中です。あとは睡眠をとることですね。」
有安「個人的には絵でしりとりすることかな。みかんを食べるのもブームです。」
玉井「私はウィンドーショッピング。洋服って見てるだけですごく楽しい! 最近は帽子とリュックを探すのにハマってます。あ、もちろん気に入ったものは見てるだけじゃなくて買いますよ(笑)。」
佐々木「春ってお洋服が欲しくなるよね。シャーベットカラーの服とか、さくらんぼ柄のグッズが欲しいなぁ。」
百田「シャーベットカラーって流行ってるし、かわいい♪ 私も挑戦してみたい。」
玉井「この前、イエローのズボンを買ったよ!」
高城「私も、普段は家族と買い物に行くんだけど、初めて自分で選んだ服を買ったの? ちなみに紫だよ」
有安「いいなぁ?。まだ春物を買いにいけてないから、これからママと行きたい! 私はマシキ丈のスカートに挑戦したいんだ。背が低いから避けていたけど、ヒール靴をはけばなんとかなりそうだし。」
── 春はスタートの季節!ということで、これから挑戦してみたいこと、目指したい女性像について尋ねると……
百田「バク転ができるようになりたいです! でも内面は、芯がしっかりしたステキな女性になりたいな。」
有安「まず、自転車に乗れるようになりたいです(笑)。そして、女性というより人としてやっぱり誰かに必要とされる人になりたい。しっかりした芯のある人を目指します。」
佐々木「高校生になったので、今まで以上に勉強をがんばります。ももクロの活動もプライベートも充実させたいですね。見た目は女らしく、性格はサバサバしたかっこいい女性に憧れます。」
玉井「いつも笑顔で感謝を忘れない人になれたらいいな。」
高城「私は、心に余裕のある思いやりのある女性。高校を卒業したし大人を目指したい!」
── 最後に改めて、ライブへの意気込みを語ってもらった。
百田「ももクロらしいライブをみなさんにお見せできるよう頑張ります!」
有安「初日はソロあり、ユニットあり、ということで緊張もありますが、その分楽しみも2倍になりそう! 横アリでしか見せられない最高のステージを見せたいです。」
佐々木「2日連続のアリーナはどんな感じになるか全く想像ついてませんが、私自身が楽しみつつ、お客さんにも感動してもらえるライブにしたいです! ってか、します!!」
玉井「2DAYSということで、練習も大変でした(笑)。2日間とも最高のライブにしたい」
高城「会場の端から端のお客さんまで伝わるくらい楽しみたいと思います。」
川上「ライブは、ももクロの真骨頂です。1日目はお祭り騒ぎ、2日目は360°の視野を意識したパフォーマンス、まったく違った公演になるのでぜひ2日間楽しんでもらいたいと思います。」
Writing:長嶺葉月
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 NEW SINGLE発売中!
メジャー7枚目のシングル『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』が発売中です!ニューシングルは1月7日よりMBSほかにて放送開始となる新作アニメ「モーレツ宇宙海賊」のOP/ED主題歌のWタイアップ!OP主題歌『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』の作詞・作曲・編曲は前山田健一が担当。またマーティ・フリードマンがギタリストとしてレコーディングに参加。卓越したギタープレイを全編にわたり聴かせます。ED主題歌『LOST CHILD』は作詞:岩里祐穂、作曲・編曲はNARASAKIが担当。
KING RECORDSより3月7日発売
通常盤 KICM-1383 1,200円(税込)
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