「ドラマへの出演はオーディションで決めて頂いたんですが、メインキャストでドラマに出ることが始めてだったのですごく嬉しかったです。台本を初めて読んだ時、とても高校生の日常がリアルに描かれていて、自分の胸にすごく刺さったところがあったんです。“これは共感してくれる人が多いぞ”っていう気持ちが強かったです」
「僕は普段はすごく喋る方なんですけど、僕が想像していた監督とキャストとマネージャーさんだけが参加する本読みではなく大会議室に人がどんどん入ってきたので、久しぶりに緊張してその時はあまり喋れなかったです。でもその後はキャストのみんなとも喋れるようになって、撮影に入ってからは休憩時間も6人で一緒にいて話していることが多かったです。でも僕たちだけ雰囲気が良いわけではなく、監督や撮影スタッフさんも含めて全員がすごく温かかったので、心の底からリラックスしてお芝居ができました」
「美意識は高い方かなと思っていてその部分は似ています。違うのは真斗がジェンダーレスというところ。演じる上ですごく難しかったです。ジェンダーレスについて勉強した方がいいのかと思って監督に相談したことがあるんですけど「勉強しないで」と言われたので、そのまま演じました。高校生のジェンダーレスって自分がジェンダーレスってことに気がついてないし、でも他とは違うことはわかっていて、他の人と違うことを知られたくないからこそ人に優しくするところがあるので、何にも染まらず真似せず、自分が思う“人に対する優しさを持つこと”、あまり友達と深い関係になりすぎないことに気をつけて演じたら「それ真斗っぽいね」って言われて、どんどん真斗っぽさが出せるようになりました」
「真斗は学年毎に髪型が違うんですが、そこで切り替えをしました。1年生の頃は前髪があって壁が厚くて優しいけど人と距離を取っている感じですけど、2年生、3年生は前髪をあげるようにして、仲間との関係性が深くなることを表現したり雰囲気を明るくすることを意識して演じました。物理的に変化があって演じやすかったです」
「先ほど話に出た“悩みがあるけど、遊ぶときは全力で遊ぶ”っていうのが最初は引っかかっていて・・・。ドラマってみんなでいる時にそれぞれ悩みがあって、ふざけにくい部分がある部分を見せるのが面白いんじゃないかと思ったんですけど、そうではなかったので難しかったです。監督から「どんなに悩みがあっても友達といるときははしゃぐし、きっと忘れてるよね」って説明を受けてから納得して、切り替えを大事にして演じました。僕が一番見て欲しいシーンは莉子ちゃん演じる萌と真斗のシーンと真斗が大兼くん演じる史也に声をかけるシーン。どちらも同じ話の中にあるんですけど、真斗の優しさが詰まっているシーンなのですごく好きなんです。ぜひ見て欲しいです」
「共演者と言われれば共演者ですけど、同世代で仲も良いので“同級生に近い共演者”です。僕は現場ではツッコミ役でした。みんなが笑って盛り上がってくれるので、面白いこと言ったり、奇想天外なことをしたりしています。僕がふざけすぎると莉子ちゃんに「やめて」って言われてたまに怒られます(笑)。もうすぐクランクアップなんですけど(取材当時)、撮影が終わってしまうのは悲しくもあるし、もう少しやりたかったなという気持ちもあるけど、達成感もある。5人には特別な想いがあるので、撮影が終わってもそれぞれの活動は追って連絡しちゃうと思うし、また共演したいなと思います。(奥平)大兼くんには『次共演するときにはもう少しお芝居上手になってくるわ』と言ったら『楽しみにしているね』って言ってくれたので、成長できるように頑張りたいです」
「コロナ禍になってこの時間にTV見ている人、特に若者が見ていることが多いそうなんです。“Z世代に向けてエールを送れる作品”を作りたいという想いからこの企画が生まれたと聞いたので、同世代が見る時間に同世代に見て欲しい作品をやれるというのはすごく幸せなことだと思います。たくさんの方に見て欲しいです」
「自分もお姉ちゃん子だったのでシスコンは、スッと落とし込めて、シェフという役も料理が得意なので役作りは大変ではなかったんですけど、24歳という設定が本当に難しくて。クールで落ち着いている役なので、子供っぽく見られない話し方とか言葉のトーンは気をつけました。お姉ちゃんと一緒にいるときは反抗期っぽく(姉に)あまり興味がないように見せたくて演じましたが、一人の時はシスコン感を出すためにキャラが全く違うくらいギャップを持って演じたので、その差が映像に映るといいなと思います」
「胸キュンドラマではあるんですけど、すごく笑えるので大いに笑って欲しいです。真剣に良いことを言っているシーンもあるし、“あせキュン”シーンもあります。ぜひ誰かと一緒に見て楽しんで欲しいです」
「去年は『恋とオオカミには騙されない』や、オリジナルミュージカル『オープニングナイト ~桜咲高校ミュージカル部~』、SNSドラマに出演させていただいて、演技の幅も広がったので、僕の中ではターニングポイントになった1年になりました。今年の初めに “飛躍の年にしたい”と目標を作ったんですが、1クールに2本も出演することができて良いスタートがきれたと思うので、もっと駆け上がりたいと思っています。歌もお芝居も全部好きなので、どちらも全力でやっています。演じているとライブをやりたいと思うし、リハーサルをしているとお芝居したいと思うので、それが全部できるって相当幸せだなと思います。簡単な言葉になってしまうんですが、マルチに活躍できるようになりたいです」
「殺人鬼か王道ラブコメの主人公をやってみたいです!殺人鬼は内面の悩みや人との関わり方など普通の人と違って演技力が試されると思うので挑戦してみたいし、ラブコメの主人公は単純に本当にやりたいです。キュンとさせたい!ぜひ僕のことを見つけてもらって、ラブコメの主人公をやらせてください!全力でやります!(笑)」
「俳優で活動している時の自分も、音楽活動している時は動画などで素の自分も見てもらえると思うので、どちらも楽しんで欲しいです。みなさんから愛される人になりたいので、『卒業式に、神谷詩子がいない』、『あせとせっけん』で僕のことを知った人もこれをきっかけにいろんな僕を知って欲しいです。よろしくお願いします」
Styling:清水拓郎/Hair&Make-up:SUGANAKATA(GLEAM)
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