宮世琉弥「今回はオーディションの期間も長かったので、不安とドキドキが最初からずっと続いていた感じでした。そしていざ受かって、ついにそこから7人で活動を始めるにあたり、ドラマの撮影まで長期に及ぶと聞いて、改めて身が引き締まりました。まさにお互いに高め合えている実感があるので、これからもっともっと頑張っていきたいと思っています」
森愁斗「僕はこの作品がドラマ初挑戦なのでもちろん不安もありますし、わからないことだらけなのですが、今回のプロジェクトがすべて終わったときに『これが自分にとって初めてのドラマでよかった』と誇れるようなドラマにしたいと思っています。まだ撮影期間も残っていて、これからアーティスト活動もしていくので、もっともっと自分自身やグループ全体の質を高めることで、より良いものを作っていけたらと思いながら取り組んでいます」
宮世「愁斗は初対面の時から明るくて、場になじみやすいというか。メンバーともすぐに仲良くなって、一緒にご飯を食べたりしていて。すごく柔軟性があるなと思いました」
森「琉弥の印象は最初のころと結構変わったかな。おとなしいのかなと思ってたんですが、ここまで仲良くなってから改めて振り返ると、やっぱり人見知りしてたみたいで。いまとなっては、プライベートでもお仕事においてもめちゃくちゃいい存在になっています」
宮世「僕が演じる成瀬大二郎は、みんなから“なるくん”と呼ばれているんですが、とてもメンバー思いで、最年少ながら視野がすごく広くて、俯瞰してみることが出来るタイプの子です。ふざけるときはふざけるし、真面目なところもある。高橋文哉くん演じるリーダーの弾も『8LOOM』のメンバーのことをすごく考えていると思うけど、なるくんも、弾のことやグループのことをちゃんと考えていて。なるくんの登場シーンがドラマを観ている皆さんのいい箸休めになったらいいなと思いながら演じています。1日1本はランダムにいろんな作品を観て引き出しを増やして、なるくんの役作りにも活かしています」
森「僕が演じる桧山竜星は、自由奔放で甘えん坊の弟キャラで、鼻が利くのが特徴なんです。料理を匂いで当てたり、人の気配をいち早く察知したり。一見のほほんとしているように見えるんですけど、意外と周りを見ていて、言うべきことはきちんと言うタイプ。周りのみんなから可愛がられる、愛すべきキャラクターだと思います」
森「撮影に入ってからは実際に所属しているグループよりも『8LOOM』のメンバーと一緒にいる時間の方が、少し長くなっていて。だからこそ、ここまで仲良くなれたのかなと思ったりもしています」
宮世「積極的にアイデアを出し合える環境なんです。『こんな時はこうした方がより良くなるよね』っていうような会話は、特に愁斗とは沢山しているよね?」
森「そうだね。やっぱりお互いにダンス、ボーカルの経験もあって分かり合えるからこそ、阿吽の呼吸でできているところがある気がする。演技面では、初心者の僕にはまだ追いつけない部分が沢山あるので、横で見ているだけでも自然と勉強になっていますし、お互いに切磋琢磨しながら向上していける、良い仲間だなと思います」
宮世「すっごくかわいい方です(笑)。本田さんは現場の天使です。癒されます」
森「フフフ(笑)。そうだね」
宮世「あんなにフランクに話しかけてくださる方は、本田さんの他にあんまりいないです。現場も和やかで撮影もしやすいですし、本田さんが座長で本当に良かったと思います」
森「本田さんはイメージ通りの気さくな方で、一緒にお芝居をしているときもすごく素敵な方だなと思います。まさに、撮影現場でもめちゃくちゃありがたい存在になっています」
宮世「すごく勉強になります。現場で面と向かってお芝居をした時に、ベテランの方々から発せられるオーラのようなものがすごくリアルに感じられて。本気で圧倒されましたし、『もっと頑張らなきゃ』と思わされました」
森「みなさんすごく素敵な方ばかりなんですけど、特に内田有紀さんは演技をした後に毎回モニターでご自身のお芝居を見つめていらっしゃって。僕が言うのもおこがましいのですが、監督と作品に真剣に寄り添ってより良いものを作ろうとされているのが傍で見てる僕にめちゃくちゃ伝わってくるんです。『僕ももっともっと頑張らなければ!』と思いました」
宮世「ダンス、歌、お芝居、それぞれのジャンルに何かしら初めて取り組むメンバーがいる中で、全員で一つのものを作り上げていく作業は、正直すごく難しいものだと感じていました。世界的に活躍するダンサー・コレオグラファーのReiNaさんが、『8LOOM』の楽曲のために振り付けて下さっているんですが、そのダンスの振りが思った以上に難しくて(苦笑)。1日みっちり練習した日もありました。ダンスや歌の求められているレベルは撮影に入る前の大きな壁でした」
森「僕にとっては初めてのドラマ出演に加えて、ダンスや歌の練習もあるのでとにかく大変で……。でも最初の頃に比べたら上手くなってきていると思います。この前、改めてダンスシーンを映像で見たらみんなすごく揃ってて、めちゃめちゃ成長が感じられました。もちろんこれからまだまだ努力して向上していかないといけないんですけど、ここまで頑張ってやってきて良かったと思えた瞬間でもあったので、ものすごく嬉しかったです」
森「つい最近、公開収録があったんです」
宮世「久しぶりのライブイベントで、客席からの声援をすごく感じることができました。やっぱりライブじゃないとファンの方々の本当の声は聞こえないので。歓声があるからこそのライブだという認識が、僕の中にはずっとあったんです。でもコロナ禍に入ってからは、現実ではなかなか叶わずに皆さんいたと思うんです。でも今回は特別に公開収録で声が出せる環境だったので、ファンの方たちの生の歓声を聴けたのが何よりも嬉しくて。メンバーはもちろんのこと、ファンの皆さんの顔も本当に生き生きしていました」
森「みんな本当にキラキラしてたもんね」
宮世「そう。みんなが心底楽しそうに笑い合っていたのが印象的でした。ファンの皆さんと一緒の現場でお仕事ができたことも嬉しかったですし、あのライブのおかげでまた新しい目標が持てるようになりました。これからもっと頑張っていきたいと改めて思いました」
森「番組と連動して期間限定のボーイズグループとして実際にデビューするドラマって、今までになかったと思うんですよね。ドラマを観ていて『8LOOM』を応援したくなったら、実際にライブやイベントで“推し”に会いに来られる状況って、ものすごく面白いなぁと思っていて。僕らも皆さんの期待に応えられるように、ドラマもアーティスト活動も、精一杯頑張っていくので、ぜひ応援してもらえたら嬉しいです。グループの困難や葛藤を描いている部分も多いので、現実社会で悩みを抱えている方たちにも寄り添えるんじゃないかと。皆さんもドラマを観ることで『自分も頑張ろう!』と思っていただけたら嬉しいです」
宮世「話が進むにつれて何か重大なことが…?(笑)起こるかも。なるくんの活躍もぜひ楽しみにしていてください!」
Writing:渡邊玲子
TV
10月18日(火)放送スタート
毎週火曜22:00~
TBS系
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