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宮世琉弥 映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」舞台挨拶!
本作は、魅力あふれる俳優陣が紡ぐ春夏秋冬4つの物語をテーマにしたオムニバス映画で、「芦屋で映画を作ろう」という想いから始まった企画。町民による芦屋町映画制作実行委員会が発足され、小道具や大道具作り、見物人の整理や炊き出しなど、多くの町民がボランティアとして制作を手伝い、町の全面協力のもと映画が完成。
4つの物語すべての監督を務めたのは、深作欣二監督、若松孝二監督らが主催する「映像塾」で映像制作を学び、映画『女子カメラ』『風のたより』を手掛けたほか、MVやCMでも幅広く活躍する向井宗敏監督。海辺の町の美しい景色を背景に、日常を優しく切り取った珠玉のオムニバス映画が誕生。
宮世は、本作の『ナツヨゾラ』に出演しており、主演・齊藤なぎささん、向井監督らとともに舞台挨拶に登壇した。
宮世は、「『ナツヨゾラ』で小杉亘 役を演じました、宮世琉弥です。中学生のリアルな恋愛が描かれていると思うので、皆さんにも懐かしい思いで観ていただけたら嬉しいです。可愛いなぎさちゃんと、可愛い僕を・・・あ!冗談です!(笑)よろしくお願いします!」と作品の見どころを交えて挨拶。
撮影時の裏話についてクロストークになると、宮世は、「(幼馴染の役柄なので)なぎさちゃんと仲良くなろうと思ったんですけど、すごく壁があったので、そのことばかり考えていました。明日からの撮影どうすればいいんだろうって。」と苦悩を告白。
向井監督からも、「衣装合わせの時からとにかく2人は幼馴染の役だから、現場にいる時から時間を多く作って欲しい、食事のときなどもずっと喋ってくれとお願いしてましたね。」と明かされ、宮世は「(なぎさちゃんが)すごく人見知りが激しかったんですけど、最後の方は大丈夫だったので良かったです。」と話した。
今後挑戦してみたい役柄については、「僕はこれまで演じさせて頂いた役が失恋ものが多くてメンタルが削られている状態なので、普通の恋愛に挑戦してみたいです。あとは、モンスターとかですかね(笑)」と話し、会場からの笑いに包まれた。
最後は改めて全国公開に向けて、「僕は映画初出演だったので、すごく緊張している姿が映っていると思うんですけど、初々しさもあって、また10年後に観返しても面白いのかなと思いました。4つのストーリーがあって、違った感情がたくさん詰まっていて心揺さぶられる作品になっています。是非また映画館に観に行っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。」と締めくくった。
映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」は、10月25日(金)全国公開!
是非ご期待ください。
【「ナツヨゾラ」ストーリー】
芦屋中学校に通う田中ゆみ(齊藤なぎさ)と幼なじみの小杉亘(宮世琉弥)。小杉の母親(岩佐真悠子)が再婚する事になり引っ越す事が決まる小杉。その事をゆみに黙ってた事をきっかけに仲が気まずくなり…。その頃、小学生の間で4日後に願いの叶う大きな花火が上がるという噂が流れていた。