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中川大志 映画「砕け散るところを見せてあげる」完成報告舞台挨拶!
同作は、各著名人からも絶賛され、「紀伊国屋書店」「ブックファースト」「三省堂書店」など主要都市の大型書店で、文庫売り上げランキング第一位が続出するなど発売時の注目度の高さが伺える竹宮ゆゆこさんの同名小説が原作。
どこにでもいる高校生の濱田清澄(中川大志)は、“学年⼀嫌われ者”と呼ばれて孤立していた一年生の蔵本玻璃(石井杏奈さん)を、いじめの手から救い出そうとする。清澄は玻璃の愛らしさと心の美しさに気づき、玻璃は清澄に感謝と憧れの想いを抱き、二人は心の距離を縮めていく。だが、玻璃には誰にも言えない秘密があり、玻璃を守り抜こうとする清澄にも〈恐るべき危険〉が迫る──。
中川は、同作の主人公・濱田清澄を演じる。
舞台挨拶にて中川は、「今日は完成報告舞台挨拶ということなのですが、2年位前に完成していて、公開延期になりまして。ようやく来月公開できるということで、嬉しく思っています。」とコメント。
自身の役を演じるにあたり、「清澄は、自然体で学校という社会の中で周りの目がありながらも、自分が思ったことを口にできたり行動に移せる男。それってとても勇気のいることだと思うのですが、清澄の存在のし方が玻璃に影響を与えて、逆に清澄も玻璃からいろいろなものをもらっている関係性でした。とにかく僕は杏奈ちゃん演じる玻璃の表情など、一瞬たりとも見逃さないようにということを意識してやっていました。」と話した。
玻璃を演じた石井さんについて、「玻璃という女の子は辛く、難しい役だと思っていました。杏奈ちゃんとは3回目の共演で中学生の頃から一緒に仕事をしていまして、どんな玻璃を作り上げるのか楽しみにしていました。初日のシーンで玻璃の姿を見た時に、“ズーン”とくるものがあって、玻璃のために強くならないといけないと思いましたし、杏奈ちゃんの作品への覚悟を感じました。」と語った。
さらに、清澄の息子・真っ赤な嵐役の北村匠海との共演について、「同じ事務所で小学生の時から一緒にレッスンを受けていました。ただ、ちゃんと作品で一緒になることがなかったので、自分が主演させていただいた作品に、匠海がこういった形で出てくれて嬉しかったです。」と笑顔を見せた。
そして最後に、「今日こうしてキャストの皆さん、SABU監督と舞台に立って、いよいよ公開するんだと改めて実感しています。この作品と初めて出会った時に絶対にこの役をやりたいと思いました。20歳になったばかりの時に撮っていたのですが、きっと歳を重ねていったら忘れていってしまうであろう10代の時の気持ちや、大人と子供の狭間のあの瞬間にしか出来なかったことを監督に切り取っていただけたのではないかと思います。自分にとって大切で宝物のような作品ですし、成長させていただいた作品です。大変お待たせしてしまい、待っていてくださった方にいち早く届けたいです。どうかよろしくお願いします。本日はありがとうございました。」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
映画「砕け散るところを見せてあげる」は、4/9(金)公開。
ぜひご期待ください!