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吉田美月喜 映画「たぶん」公開記念舞台挨拶!
若い世代を中心に爆発的な人気を誇っている“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan Hot 100やオリコン週間合算シングルランキングで複数週にわたって1位を獲得し、ストリーミング再生回数は2020年9月に2億回を突破。さらに双葉社から発売になったYOASOBI初の紙書籍「夜に駆けるYOASOBI小説集」は初版35,000部からスタート、各種ランキングでも上位に食い込み、発売一週間で重版が決定した。同作は、その小説集にも収録されているYOASOBI第四弾楽曲の原作小説「たぶん」(しなの 著)を原案としたオリジナルショートストーリーを映像化した作品となっている。
大学生カップルで同棲をしていたが気持ちのズレを感じ、別れを選んだササノとカノン、夏の大会が自粛で中止となってしまった高校野球部員・川野とマネージャー・江口、そして社会人で恋人同士だがお互いの気持ちに応えられなくなっているクロとナリ。3組の男女の“最も切ない別れ”と“新しい一歩”の物語を主題歌となるYOASOBIの「たぶん」が切なく彩る。
吉田は、【川野と江口】でマネージャー・江口を演じる。
サッカー部の川野とマネージャーの江口はビデオ通話をしていた。今頃、最後の大会を迎えているはずだったが、今年は自粛により中止に。努力が報われないまま、憂鬱な受験の話をしていた。通話を切ると川野のラインにチームメイトから江口が東京へ引っ越すと知らされる。3年間チームと自分を支えてくれていた江口のことを思い、気づくと川野は自転車で走り出していたー。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した吉田は、「本日は劇場に足を運んでいただき、ありがとうございます。撮影のエピソードなど、いろいろお話できたらいいなと思いますので、短い時間ですが、よろしくお願いします。」と挨拶。
完成した映画を観た感想について、「原案となった小説と、YOASOBIさんの『たぶん』を聞かせていただいたときに、すごく切なくて、悲しい話だと感じたのですが、その中に居心地の良い温かさも感じました。映像になったときには、より人の温かさや曖昧さが表現出来たかなと思います。」と語った。
一発撮りで撮影したという夕日のシーンについて、「陽が沈んでしまってからは撮影が出来ないという緊張感、恋愛的な緊張感、私自身も緊張していたのですが、その緊張感が夕日でのシーンに良い感じに合わさったと思いました。海と夕日という景色もすごく綺麗で、景色にも助けられながら撮影が出来ました。」と明かした。
本作のタイトルにちなみ、“たぶん自分は○○だ”と思うことは?という質問に、「たぶん私は緊張するとテンションが上がるタイプです。撮影やオーディションでも、全然緊張してないよね、と言っていただけることが多いのですが、実はガチガチに緊張しています。」と笑顔を見せた。
最後に、「この映画は、恋愛の曖昧で複雑な部分をすごく丁寧な描いている作品だと思います。皆さんにも大切な人がいらっしゃると思うので、一つ一つの出会いの中で、少しでも一歩先に進もうと思っていただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「たぶん」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!