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北村匠海 映画「とんかつDJアゲ太郎」初日舞台挨拶!
同作は、集英社「少年ジャンプ+」で連載されるや、ネット上で絶大な支持を集めた伝説のギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」(原作:イーピャオ・小山ゆうじろう)の映画化。
老舗とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎。ある日、“とんかつ”も“フロア”もアゲられる男「とんかつDJ」を目指そうとする!すべては一目ぼれした苑子ちゃんの心を射止めるために――。
でも、豚肉にもDJ機材にも触ったことがないノーテンキなアゲ太郎は、いい加減な落ち目のDJオイリーに弟子入りしたり、大人気DJ屋敷を勝手にライバル視しちゃったり。その道のりは、一に勢い、二に勘違い、三に運命の出会い!?と爆走爆笑の大ハプニングだらけ!果たして「とんかつ DJ」として頂点を目指せるのかーーー!?
北村は、同作の主人公・勝又揚太郎を演じている。
上映前の舞台挨拶にて北村は、「本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。こうしてステージに立って皆さんを前に映画の話をするのは久々なので緊張していますが、最後までこの映画の良さと映画を観てくださる皆さんに感謝を伝えることができたらと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
公開初日を迎え、「まずは本当に無事、映画が公開できたこと、正直、この映画をフラットに観てくださる人がどれだけいらっしゃるのか不安な気持ちがありました。また、今日ここに立つことが少し怖かったり、いろいろな想いなのですが、この映画はコメディであり、音楽映画であり、そしてサクセスストーリーです。僕ひとりではアゲ太郎という役は演じきれなかったし、映画の中に登場するキャスト全員に支えられてアゲ太郎という役を走り切ることができました。それは今日も同じで、この映画を一緒に作り上げた方たちに支えられて、立てていることが心強いです。この作品は、ちょっとおかしなアゲ太郎が、バカなことをしながらも真っ直ぐに突き進んでいく映画なので、皆さんの笑顔のひとつになれたら、前に進めるひとつになれたら嬉しいです。」と心境を語った。
その後、役作りについて、「コメディ映画に初めて出演させていただき、人を笑わせることがすごく難しいと痛感しました。自分がコミカルな動きや芝居をすることに対して初めは“北村はやれる”“北村なら大丈夫”と自己暗示的に思っていたのですが、いざ撮影が始まると不安でいっぱいになったりして(笑)。“今大丈夫だった?面白かった?”と浅香(航大)君に確認したり、この場にはいませんが、一番の心の支えだった加藤諒君が、ずっと笑わせてくれてテンションをあげさせてくれた毎日でした。」と振り返った。
その後、山本舞香さんから“本番に入る前に変顔をして、顔のストレッチをしてから撮影に臨んでいた”と暴露され、「それは恥ずかしい話(笑)。ある種スイッチなのですが、そもそも写真とかを撮ってもらう時も“笑ってください”とよく言われて、でも、自分では笑っているんです。それが表に出ないので、とにかく顔を動かしておこうと思ってやっていました。それでも撮影中も笑えていなくて、NGになることがありました。」と明かした。
アゲ太郎の地元の仲間、“道玄坂三代目ブラザーズ”を演じた加藤諒さん、浅香航大さん、栗原類さん、前原滉さんとの撮影を振り返り、「支え合いでした。“このままで大丈夫、大丈夫!”と言い合って、チーム感がありました。三代目のみんなとアゲ太郎がクラブのステージにいるシーンがあるのですが、いろいろな時間を過ごしていたこともあって、そういうシーンではないのに彼らを見ているだけで涙がこみあげてきてしまって。青春みたいな感じでした。」と話した。
そして最後に、「この映画は、アゲ太郎を筆頭に個性豊かなキャラクターたちが面白おかしく盛り上げてくれます。また、流れている音楽も“映画館でこんな音楽聴いたことない”と思わせてくれる最高のプレイリストが入っています。音楽映画としても楽しんでいただけると思いますし、会場を出た後に、とんかつを食べたくなったり、今日は良い日だったと思っていただけたら幸いです。」とメッセージを送ると共に、「本当に心の底から今日ここに立つことができたこと、映画が公開されたことが嬉しいです。人に恵まれ、監督・キャスト・スタッフの皆さんに支えられながらここに立つことができて、映画のことを話せている。また、皆さんがここに来てくれて映画を観てくださることに感謝しています。いろいろな要素が詰まったおもちゃ箱みたいな素敵な映画です。ぜひとも最後まで楽しんでください。今日はありがとうございました。」と話し、舞台挨拶を締めくくった。
映画「とんかつDJアゲ太郎」は、現在公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!