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新木優子 テレビ東京開局55周年特別企画 スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」囲み取材&テープカット!
同作の舞台となるのは、敗戦後、占領下の日本。混乱を極めた時代に男たちは日本の未来を見据え、何を考え、どう決断したのか・・・?熱い魂の物語が描かれる。
新木は、吉田茂の娘であり、事実上のファーストレディとして父を支えた麻生和子を演じる。自由奔放な父の反動でしっかり者に成長するも、男勝りな気質は父譲りという役柄だ。
囲み取材に登壇した新木は、「少しでも吉田茂の、作品の魅力を伝えられたらいいなと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
吉田茂を演じた笑福亭鶴瓶さんの印象を問われると、「入った瞬間から家族のように迎え入れてくださって、後半はパパと呼ばせていただくのが当たり前のようになっていて、それが嬉しかったです。現場で誰に対しても平等にずっと笑顔で接していらっしゃる姿を見て、楽しく撮影をできたのは鶴瓶さんのおかげだなと思いました。あとは、吉田茂とのギャップがすごくて、役に入る時のスイッチの切り替えが、さっきまで鶴瓶さんだったのに”パパ(吉田茂)になった!”となるので、現場で和子を演じた私にしか見られない素敵な吉田茂を間近で見ることができて光栄でした。」と語った。
監督を務めた若松節朗さんについては、「和やかにずっと接してくださいました。吉田茂との関係性などをご指導いただく時は、監督も私のパパなのではと思うくらい、そういう目線に立って和子の情報や吉田茂に対しての気持ちというのをちゃんと伝えてくださいました。目線だったり角度など細かいところにも指示を頂けたので、その真意があることによって感情が乗せ易かったり、伝えたい気持ちがより一層こもるような、そんな指導を頂けたので、嬉しかったですし、ありがたかったです。」と回想。
また、ベテランキャストに囲まれた撮影現場は「吸収だらけでした。」と振り返り、「気配りだったり、現場で愛される方は作品にも愛されるというか、そういったことを肌身で感じることができたので、役との向き合い方はもちろんですが、人との向き合い方も役に反映されたり、作品に反映されたりするのだなと思いました。」と感慨深げに話した。
囲み取材の後は、この日から永田町一帯を走行するアドトラックの出発式でテープカットを行い、イベントを締めくくった。
テレビ東京開局55周年特別企画 スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」は、2/24(月・休)21:00~放送!
ぜひご覧ください!
【イントロダクション】
第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶さん)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田斗真さん)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。
1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の占領の下、“復興”に向けて歩み始める。総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生太賀吉(矢本悠馬さん)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木蔵之介さん)、佐藤栄作(安田顕さん)、田中角栄(前野朋哉さん)、宮澤喜一(勝地涼さん)らの助け、内縁の妻こりん(松嶋菜々子さん)の献身的な支えを受け、日本の独立に向け尽力していく。
混乱を極めた激動の時代に、戦後日本の“復興”へ命を懸けて邁進する吉田茂と周囲の人物たちの戦いを、娘・和子の視線から描く骨太ヒューマンドラマ。