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小松菜奈 映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」初日舞台挨拶!
同作は、1995年に発売され、丸善お茶の水店に掲げられた「感動のあまりむせび泣きました…」というPOPが起爆剤となり、累計90万部を超す大ベストセラーとなっている、帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作『閉鎖病棟』の映画化。
長野県のとある精神科病院。それぞれの過去を背負った患者たちがいる。母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野剛)。不登校が原因で通院してくる女子高生、由紀(小松)。彼らは家族や世間から遠ざけられても、明るく生きようとしていた。そんな日常を一変させる殺人事件が院内で起こった。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とは----- ?
小松は、DVを受ける女子高生・島崎由紀を演じている。
冒頭の挨拶でサブタイトルにかけ、今日、どんな朝を過ごしたかを発表することになった登壇者。小松は、「今日初日を迎えることができ、多くの方がこの映画を待っていてくださったことがとても嬉しいです。今日の朝は…数日前に海外から帰ってきて時差ボケがすごくて、起きるのがつらかったです。8時に目覚ましをセットしたのですが起きたのが12時頃でした(笑)。そんなボケボケとした朝を過ごし、お母さんの手作りピクルスを食べてきました。」と笑顔で話した。
撮影について、「私の役はひとりのシーンも多かったので孤独な時間も多く、とにかくこの役を演じ切ろうという気持ちと、怖いと思って背を向けてしまう両方の気持ちがありました。キャストの皆さんやスタッフさんが支えてくださって、改めて愛がある現場だったと思います。」と振り返った。
映画「閉鎖病棟―それぞれの朝―」は絶賛公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!