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廣瀬智紀 映画「探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。2」公開記念舞台挨拶!
映画「探偵は今夜も憂鬱な夢を見る。」シリーズは、祖父から引き継いだ紅伊探偵事務所の2代目所長である風変わりな探偵・紅伊玲二が、相棒と共に、決して表に出せない秘密を抱えた依頼人を救うという探偵バディ・ムービー。
2017年3月に公開された前作では、玲二が相棒・藍彰二と時に衝突し、協力し合いながら様々な悩みを抱えた依頼人を救うことで人として成長していく様が描かれ、さらに、スクリーンを飛び出し作品の世界観を表現したテーマ曲も廣瀬自身が歌い上げCDリリースするなどして、話題となった。
第2弾となる同作は、旅芸人一座の座長から依頼を受けるところから始まる。
前回の事件を解決した後も、なんら変わりのない日常が続く「紅伊探偵事務所」。
そんなある日、玲二に憧れて事務所で働きたいという一人の若者がやってくる。彼の名前は柳沢祐介(小越勇輝さん)。
二人が組んだ最初の依頼は「芝居で使う刀がなくなったので調査して欲しい」という仕事だった。依頼主は旅芸人一座の座長。
果たして、今回はふたりにどんな事件が待ち構えているのか?
そこで明らかになったのは、驚きの真相と裏に潜む巨大な敵の存在だった…。
公開を迎え廣瀬は、「公開を目指して作品を作ってきましたので、この日を迎えられてとても幸せですし、感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメント。
撮影は昨年の12月、寒い中で行われたそうで、「夜のロケ撮影が多く、都内の撮影ではありましたが過酷でした。」と振り返りつつ、「国定忠治をテーマにした劇中劇をやらせていただきました。作品の中で劇中劇を演じることって上手くかみ合わないこともあるかもしれませんが、探偵映画の醍醐味は潜入調査。その調査と上手くマッチして、無理せずに演じることができましたし、面白いなと思いました。」と話した。
同作では、廣瀬と小越さんとのアクションシーンも見どころの1つ。廣瀬は、「(小越さんは)運動神経がすごく良いんです。劇中劇の中でアクションをしつつ最後に刀を合わせるシーンがあって、おごたんが素早いので焦った時期もありました。」と話し、「前作は、玲二がバディの彰二を振り回すような立ち位置でした。今回は玲二が振り回すというより、玲二と祐介がお互い腹の底を見せ合わなかったり、探り合っている関係性。僕はおごたん(小越さん)が作る柳沢祐介を紅伊玲二として楽しませてもらっていた感じでした。それが実際に廣瀬智紀と小越勇輝の関係性にちょっとリンクしているようなところもありました。」と語った。
前作はホストクラブ、同作では旅芸人一座への潜入調査を行っているが、次回作があるとしたらどこに調査しに行きたいかという質問があがり、「“親父を追ってハワイの最高級リゾートホテルに潜入調査”です。」と答えると“ハワイに行きたいだけでしょ”とツッコまれた廣瀬。否定しつつも、「海外ってテンションが上がるんです。仕事だったとしてもモチベーションというか不思議とエネルギーが上がります。それを知ってしまってから、海外にお仕事で行きたいって思うようになって、みんなを連れて行きたいと思っています(笑)。」と話し、会場は笑いに包まれた。
そして最後に、「映画館に足を運んでいただいて、舞台挨拶を見て、映画を堪能していただくことに意味があると感じています。それは僕が普段やらせていただいている舞台のお仕事も一緒です。映画には生身の僕たちはいませんが、魂を注ぎ込んでいますので、その魂を観ていただけたら。この先も皆さんに楽しんでいただけるようなことをやっていけたらと思っていますし、3作目があるとしたらパワーアップしたものをこのメンバーでお届けしたいです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。2」は絶賛公開中。
ぜひ劇場でお楽しみください!