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坂井真紀 映画「108 海馬五郎の復讐と冒険」完成披露試写会!
同作は、これまで作家、演出家、映画監督、俳優など多岐にわたって活動を続けてきた松尾スズキさんが、昨年大人計画30周年という節目を経て、31年目にして、また長編監督映画 4作目にして初めて監督・脚本・主演全てに挑んだ作品。30年間笑いにこだわり続けた喜劇人、松尾スズキの到達点。妥協なきR18復讐コメディが誕生した。
資産 1000 万円を使い果たし、「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐!?
ある日、脚本家・海馬五郎は、愛する妻・綾子がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心を綴っているのを知ってしまう。しかもその投稿についた「いいね!」はなんと108。あまりのショックに離婚を考えるが、いま離婚した場合は財産分与で資産2000万円のうち半分の1000万円を綾子に支払わなければならないことを知り大激怒。納得がいかない海馬は、意地でも資産を使い果たすことを決意。ついには投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐するというとんでもない計画を思いつく。
タイムリミットはたった 1か月。人智の及ぶあらゆる手を使って資産を減らしていくが、108人への道のりは果てしなく長い。追い込まれた海馬は、やがて想像をはるかに超える「ある方法」で目標をクリアしようとするのだが…。
坂井は、主人公・海馬五郎の妹で、海馬の無茶苦茶な行動にあきれる、海馬マリ役を演じる。
上映後に行われた舞台挨拶に登壇した坂井は、「皆さん、こんばんは。今日はお越しいただきまして、ありがとうございます。私は、松尾さんの妹ということで、眉毛を松尾さんに似せて描いていたのですが、いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。」と挨拶。
本作への参加について、「とにかく気持ちで一生懸命やらないといけないと思っていましたので、本当にお兄ちゃんを心配する気持ちがありました。松尾さんは、監督と主演をやられてとても大変ですから、ずっと“お兄ちゃん、がんばれ”という気持ちでいました。完成した作品はとても面白くて、参加できたことを誇りに思います。」と笑顔を見せた。
物語にちなみ、自身の無茶だったなと思うエピソードについて聞かれると、「テレビのお仕事でアマゾンの奥地に行ったとき、お風呂がアマゾン川で、そこに入りに行っていたんです。そうしたら次の日に、ある青年が足を食べられて運ばれてきて、どうされたのですか?と聞いたところ、お風呂に入っていたところでワニに噛まれたと聞いて、すごく怖いなと思いました。でもそこしかお風呂がないので、毎日入り続けていたのですが、今思うとゾッとするなと、無茶だったなと思います。」と明かした。
映画「108 海馬五郎の復讐と冒険」は、10/25(金)全国公開!
ぜひ劇場でご覧ください!