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市原隼人 映画「3人の信長」公開記念舞台挨拶!
同作は、主君をかばうため、「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれた復讐に燃える元今川軍の家臣たちとの騙し合い<コンゲーム>、攻防を描いた時代劇エンターテインメント。
ときは永禄13年。今川軍の蒲原氏徳は頭を抱えていた。
桶狭間の戦いで今川義元を破った織田信長。義元の家臣である蒲原は復讐に燃え、信長の首を狙っていたのだが、家来が捕らえてきた信長はなんと3人!
3人のうち、2人は影武者に違いないのだが・・・本物の首を討ち取らなければ、復讐どころか、今川軍はいい笑いもの!?
必死にあの手この手で本物をあぶり出そうとする蒲原たち・・・だが、しかし!!影武者の信長たちも、本物を守るために命懸けで自分を猛アピール!
果たして、本物の信長は誰だ!?
市原は“噂通りの貫禄はあるが、ときどき天然”な信長・乙を演じている。
上映前に行われた舞台挨拶にて市原は、「時代物の作品にはロマンがある。」と話すと共に、「当時の姿を見た人は誰もいないからこそ、現代の人間がロマンを描いているんです。この作品もロマンがありますので、ぜひそのようなところも感じていただけたら嬉しいです。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。
自身の役を演じるにあたり、「信長を演じるのが自分で良いのかという思いがありました。主君があり大義というものがあった約450年前の日本、良くも悪くも生きた瞬間に生き方、生き様、死に様まで決められているような世界観が投影できればと思いながら演じていました。」と思いを語った。
同じ信長役のTAKAHIROさん、岡田義徳さんの印象を聞かれ、「“この人はこうだ!”と決めたくないので第一印象は持たないようにしています。実際にお会いしてTAKAHIROくんはとても真摯で、現場にいて華がありますし、一緒にいて無条件に楽しい人。1つ1つをこなしていくことはなく、芝居に対しても周りの人たちに対してもしっかりと向き合ってくださる方で、勉強させていただきました。徳くんは器が大きな方で、とても甘えさせていただきました。全てを受け止めてくださって、徳くんがいたからここまで距離が縮んで、良い空気感で撮影ができたと思います。本当に感謝しています。」と二人に感謝した。
この日は公開初日を祝い、日本では織田信長が初めて食べたという一説があるカステラの“3人の信長”バージョンが登場。3人の信長がデザインされた巨大カステラがステージに運び込まれると、一同“デカい!”“すごい!”という声があがるなか、市原も、「こんなに大きなカステラは初めて見ました。すごく嬉しいです。」と笑顔を見せていた。
映画「3人の信長」は、現在絶賛公開中。
ぜひ劇場でお楽しみください!