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山田孝之 映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」完成報告会見&ワールドプレミア!
累計の出荷・ダウンロード販売本数が7800万本を突破している国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの中で、“親子三代にわたって魔王を倒す”“結婚相手を選ぶ”など大河ドラマのような人生を体感できる作品として特に愛されている「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」。
そのストーリーを原案に、VFXの第一人者である山崎貴が総監督・脚本を手掛けた「ドラゴンクエスト」シリーズ初の3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が遂に完成!
原作・監修を「ドラゴンクエスト」の生みの親であるゲームデザイナー・堀井雄二。
音楽をゲーム音楽の領域を超えて愛される名曲を紡ぎだす作曲家・すぎやまこういち。
監督は『STAND BY ME ドラえもん』を製作した八木竜一と花房真という日本最高峰のスタッフが集結。
映画だからこそ実現した「ドラゴンクエスト」の新たな物語が、この夏スクリーンにやってくる!!
山田は、主人公・リュカの自慢の父親・パパスを演じる。
行方不明となった妻・マーサを探すため、リュカとともに旅に出る。息子であるリュカへの愛情はとても深く、剣の腕も一流。ヘンリーを攫ったゲマの卑怯な策略によりリュカの目の前で魔物に囚われてしまう……。という役どころだ。
ザ・リッツ・カールトン東京で行われた完成報告会見に登壇した山田は、「声の仕事の経験は皆さんよりちょっとだけ多かったので、(収録では)そこまで臆することなく胸を張って“山崎監督、どれくらいの感じでいきますか?誇張している感じでいきますか?それともフラットな感じですか?”と言ったら“ハイブリッドで”と言われて、“経験が無いぞ!どうしよう!”となって、そのまま最後までどうしようでした。初の経験をしました。なので、結構こわくて、(収録から)相当経って画も追加で入れるとなった時に、これはちゃんと録り直せるんじゃないかと思ったんですけど、ほぼそのままで息を足すぐらいだったんです。だから、そんなに上手くない気がします(苦笑)。ただ見れないほどではないです。可もなく不可もなく、パパスらしくもあり、らしくもないかもしれないです。ただ、ひどくはないと思います。“山田のパパス…うんうん”ぐらいは大丈夫だと思います。」とコメント。
劇中で個人的に熱くなったシーンについては、「剣が抜けた瞬間です。幼少期にゲームをしていた時も鳥肌が立ちました。ストーリーを知っているので“来るぞ!来るぞ!”と思っていても、その瞬間には喜びと興奮とで、ギリギリ泣かなかったですけど泣く寸前までいきました。」と語った。
ビアンカとフローラのどちらかを“結婚相手に選ぶ”イベントがある「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」。当時どちらを選んだか問われると、「ビアンカです。色々なところでもビアンカと言っているのですが、一途みたいなのがすごく嫌なので、これからは嘘を付いていこうと思います。僕は常にビアンカとフローラを行ったり来たりして、冒険せず敵も倒さずに村を行ったり来たり…嘘です。」と話し、笑いを誘った。
会見後はTOHOシネマズ 六本木ヒルズにてワールドプレミアを実施。
上映前に行われた舞台挨拶に登壇した山田は、「オファーを受けた時は軽い気持ちで参加したのですが、出来上がりを観てとても素晴らしい作品だったので、今回は一切邪魔をしないように真っ当な感じでいきたいと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
MCから「ドラゴンクエスト」シリーズの忘れられない思い出を聞かれると、「人並みにプレイをしてきた熱い思い出はあります。5なんてスーパーファミコンとプレステとDSと移植される度にやってきました。5は大好きです。ストーリーもそうですか、親子三代にわたって魔王を倒すところも素晴らしいと思っています。」と答えた。
映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、8/2(金)全国東宝系にてロードショー!
ぜひ劇場でご覧ください。
【STORY】
少年リュカは父パパスと旅を続けていた。 その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。 旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。 しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる――
それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。 父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。 果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?
(敬称略)