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本郷奏多 映画「キングダム」製作報告会見!
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す 若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。2006 年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は 51 巻まで刊行され、累計発行部数3600万部超(2018年10 月現在)を記録。迫力のあるスペクタクルな映像。人間模様と意志の力を描いた心理描写。いまだかつてない歴史エンターテインメント映画となっている。
本郷が演じるのは、嬴政の異母兄弟・成蟜(セイキョウ)。実母が王族の血を引いている自分こそが純血であり、王にふさわしいと考え反乱を起こす。
会見に出席した本郷は、「このような大きな作品に関わることが出来て非常に嬉しいです。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。
成蟜を演じることについて、「成蟜は、信や漂が倒しにくる敵役なのですが、自分の部下や家臣に対して人間とも思っていないようなすごくエゴイスティックな王族で、その辺の考え方は僕自身と似ているなと思ったので、一切の役作りをせずに挑ませていただきました。」と話し、会場を笑わせた。
役作りについては、「かつら合わせや衣装合わせを何回も重ねてビジュアルを作っていきました。僕の場合は冠を何十種類も試しました。四角形がいいのか、八角形がいいのか、丸いやつがいいのか、ピロピロがついていたほうがいいのか、いやピロピロはどうでもよくないかなとか思いながら、ビジュアルにこだわって作れたと思います。」と語った。
中国で行われたという撮影について、印象に残っていることを聞かれると、「皆さんが撮影を休んでいるとき僕はずっと王室にいたり、皆さんが働いているとき僕はずっとお休みだったので、一人で暇なことが多かったです。皆さんは“アクションが大変だった、お芝居が大変だった”とおっしゃっていますが、僕は暇だったのが一番大変で、身を削って暇と戦っていました。」とコメント。さらに、「僕のいる玉座だけでも何百万円もすると言われて、確かに精巧に出来ているなと思いました。ただ成蟜は生意気な役なので、そこにドンと生意気に足を上げて座るんですけど、テストのときにそう座ろうとしたら、“ちょっと足の裏を拭かせてください”と言われて、すごく汚いモノ扱いされて。確かに何百万円もする玉座は大切だと思うんですけど、“王様なのになぁ”と思ってショックでした。」と明かし、会場の笑いを誘っていた。
映画「キングダム」は、2019/4/19(金)全国公開!
ぜひご期待ください!