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小柳友 映画「ANIMAを撃て!」公開記念舞台挨拶!
同作は、コンテンポラリーダンスを通して一人の女性が成長していく姿を描いた物語。
この日は、作品の舞台となった埼玉県川口市にある、MOVIX川口で公開がスタートしたことを記念し、舞台挨拶が行われた。
小柳は、ドラムを通じて主人公・呉田果穂と交流を深める伊藤瑛を演じている。
上映後に行われた舞台挨拶にて小柳は、「川口で公開を迎えられたということで、とても嬉しく思います。」とコメント。
川口での撮影を振り返り、「基本的にバスに乗っているか市役所にいるかだったのですが、時間があるときに一人で駅前をプラプラしたりもしました。改めて出来上がった映像を観て、空が広いからこその画だなと思いました。」と話した。
さらに撮影で大変だったことを聞かれ、「口笛を吹くシーンです。守道健太郎さんに曲を作っていただいたのですが、いただいた曲にすでに口笛が入っていたんです。それをどうにか芝居の中に入れ込みたいなと悩んでいて、監督と相談して公園でドラムを叩くシーンで入れさせていただきました。若干すべっている感じが丁度良いかなと(笑)。撮影では、僕自身もアイデアを出させていただきながら、自由に演じさせていただきました。制作していく過程が楽しくて、改めて創造することって素晴らしいなと感じました。」と語った。
同作で果穂を務めた服部彩加が映画初出演だったことから、服部へ今後演じてみたい役は?という質問があがり、その後、小柳にも同じ質問が投げかけられた。小柳は、「調べたら20本位映画に出ていて、いろいろな役をやらせていただきました。医者の役をやったことがないので、難しい言葉のない医者をやってみたいです(笑)。」とユーモアも交えて答えつつ、「専門用語とか所作が大変そうですが、それも良い壁だと思って挑戦してみたいです。」と抱負を語った。
そして最後に、「この作品は8日間で撮ったのですが、みんなで戦いながらアイデアを出し合って完成した作品。良い戦友ができたなという思いです。だからこそ、いろいろな方に観ていただきたいですし、SNSなどで広めていただき、この作品が羽ばたいていったら嬉しいです。ぜひお願いします。本日はありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「ANIMAを撃て!」はMOVIX川口、新宿武蔵野館ほか全国順次公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
【ストーリー】
クラシックバレエカンパニー「BAN」に所属し、ダンサーとしての将来を嘱望されている果穂(服部彩加)は、留学支援のための試験に挑むものの、クラシックなダンスを踊る自分に違和感を抱いていた。「BAN」の主宰兼振付家の伴(大鶴義丹)にその気持ちを指摘されてしまった果穂は、ホールの倉庫から聞こえてくるリズミカルなドラムの音色に誘われる。その音の主は、ホール職員で元ドラマーの伊藤(小柳)だった。伊藤は一次試験直前に倉庫の中でトウシューズを脱いで思いのままに踊る果穂の姿を目撃し、音楽への情熱を取り戻していた。ドラムを叩く伊藤の前で、ありのままの自分を表現したダンスを踊る果穂は、最終選考の自由演目を伊藤のドラム演奏で、クラシックバレエではなくコンテンポラリーダンスで挑むことを決意する。その方向転換に反対する伴やライバルダンサーの萌香(黒澤はるか)、その決断を後押しする果穂の姉・由美子(中村映里子)。果穂は迷いを断ち切るために「BAN」を退団し、伊藤と二人三脚で最終選考に臨もうとする。
(敬称略)