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濱田岳 「濱田岳と地上最大獣 アフリカゾウと過ごした8日間」記者会見！
同番組は、濱田が陸上最大の動物であるアフリカゾウの王国・ケニアへ行き、野生動物が生息するサバンナで、アフリカゾウの群れと共に暮らすドキュメンタリー。
ゾウの飼育の権威に教えられたコミュニケーション術を使い、ゾウの仲間として受け入れられるのか、そしてゾウと人間がわかりあえるのかに挑戦する。またその過程で、密猟で母親を失った孤児ゾウを野生に帰する活動も紹介。人間が野生動物とともに生きるとは何か？を描く。
会見にて濱田は、「最初にアフリカ大陸でも有数の首都・ナイロビという場所に降り立ったのですが、現地の方しかいませんでした。海外に行ったら東洋や西洋の方に必ず道ですれ違いますが、そういったことがなかったので遠い国に来たなと実感しました。また、サバンナを目の当たりにしたときに、日本で暮らしているだけでは感じられない体験したことのないスケール感に言葉を失いました。貴重な経験をさせていただきました。」とケニアロケの感想をコメント。
サバンナに到着した時の印象を、「すぐそこに野生の動物が暮らしているんです。僕らはその環境に慣れた、ゾウの世話をしているキーパーと呼ばれる現地スタッフさんに案内してもらっていたのですが、着いて早々に磯部さんが野生のキリンに目をつけられ、非常に危ない目にあって。第一印象は、“磯部さん、危ない！”でした。（笑）。」と笑いを交えて話した。自身が危ない目にあうことはなかったというが、「野生動物と目があった時に独特の緊張感があって、動物園にはない、そこでしか味わえないドキドキ感かなと思いました。」と明かした。
この日は、会場に用意されたアフリカゾウの巨大パネルを前に会見が行われ、「実際にはもっと大きいゾウがたくさんいて、野生の雄ゾウが水を飲んでいるところに触れようと思えば触れられるくらいの距離まで近づくことが出来ました。キーパーと僕しかゾウに近づけないということだったので、ぱっと振り返ったら撮影クルーが遠いところで見守っていました（笑）。水飲み場での取材で、大平原のブッシュ（茂み）の中から5メートル近い雄ゾウが来ると、恐竜ってこういう感じなんだろうなと思いました。映画『ジュラシック・パーク』の見方が変わるような怖さ、非日常的で、日本ではありえない光景がそこにあって、迫力が凄かったです。」と語った。
一番始めに触れ合ったという孤児の赤ちゃんゾウについて、「僕にとってはやはり大きな動物で、赤ん坊相手でも怖かったです。でも、時間を過ごすうちにとても可愛らしく、子供らしさを感じられました。ゾウは、気になる相手には鼻を向けてきて、その鼻の穴のところに息を吹きかけると、知能が高く嗅覚も優れているから、一生忘れないとのこと。その鼻の挨拶を毎朝させてくれるようになってきて、コミュニケーションが取れているなと感じました。力はとても強いですが、じゃれているだけだなと感じることも出来たので、どんどん愛情が沸いてきました。野生の大きいゾウに遭ったときは怖かったというような言い方をしましたが、恐怖だけではなくて、僕さえ気をつければ危害を加えない動物なのだなということが分かりました。最終的にはゾウが好きになりました。」と笑顔で話した。
また、2016年に放送された番組で出会ったマウンテンゴリラ、そして今回のアフリカゾウとのふれあいを通じて、「二つの野生動物に接して思ったのは、戦わずの美学です。ゴリラもゾウも死と隣り合わせの厳しい環境で暮らしている動物なのに戦わないんです。動物として種の保存という部分では戦いを交えることもあるのかもしれませんが、基本的には戦わない動物たちで、その悠然たる姿に風格やかっこよさを感じました。さらに、ゴリラとゾウは本当に知能が高い動物で、同じコミュニティ同士で会話に似たコミュニケーションを取り、そして家族を守るという意志も共通でした。生きている環境、食べもの、外敵、いろいろな違いはありますが、家族を守るという思いは、人間の僕にも共感できるような温かさがあるなと思いました。」と振り返った。
最後に、「映像を観ていただければ、アフリカの素晴らしさというのは存分にお伝えできると思います。僕ら日本人からすると動物園で見ているだけのアフリカゾウに、おそらく皆さまも知らないドラマがあります。この番組を機に、アフリカに興味を持っていただいたり、アフリカゾウへの思いや見る目が変わっていただけたらロケに行った意味があるのかなと思います。磯部さんとハードな旅をしてきたので、ご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」とメッセージを送った。
「濱田岳と地上最大獣 アフリカゾウと過ごした8日間」は、TBS系全国28局ネットにて1/27（土）14：00～15：24放送。（※BSNのみ16：00～17：24放送）
ぜひご期待ください！
