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夏帆主演映画「予兆 散歩する侵略者 劇場版」公開記念初日舞台挨拶特派員レポート!
同作は、劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台を、国内外で常に注目を集める黒沢清監督が映画化した「散歩する侵略者」のアナザーストーリーとして新たな設定、キャストで描くスピンオフドラマ。
この日は夏帆、染谷将太さん、東出昌大さん、そして黒沢清監督が登壇、作品について、撮影の裏話などたっぷり語られました。
【特派員レポート】
●かずママ さん
―舞台挨拶はいかがでしたか?
上映後、映画の内容もあって緊張状態が続いたまま舞台挨拶を拝見することになりましたが、夏帆さんからの、長回しのシーンでの裏話で、見終わったあとの緊張感がほぐれました。
皆さんのお話から、劇場版になったことの喜びも伝わってきて、見て良かった、と思いました。
―作品をご覧になった感想をお願いします。
人間から概念を奪い、地球を侵略していく、内容を想像することが難しいまま映画を見ました。次はどんなことが起こるのか、シーンとマッチした音響に恐怖心を煽られながらも、ストーリーに引き込まれ、あっという間に2時間以上経っていました。人とは?今やるべきことは?自分なりの答えが見つけられる映画でした。
●のりー さん
―舞台挨拶はいかがでしたか?
上映後の舞台挨拶だったので、撮影中のエピソードや休憩時間の時の過ごし方など色々なお話が聞けて楽しめました。
夏帆さんを初めて出演者や監督さんを生で拝見出来て感動しました。
―作品をご覧になった感想をお願いします。
最初は難しい映画なのかと観ていましたが、段々と疑問が解決していきどんどん作品に引き込まれて行ってました。
人間の嫌な部分や弱い部分などが出て来て考えさせられる作品でも有るのかとも思いました。
主演の夏帆さんを初め出演者の方の演技にも吸い込まれていました。
カメラのアングルや撮り方も好きな作品でした。
内容を知った上でまた観に行きたいとおもいます。
●ひまわり さん
―舞台挨拶はいかがでしたか?
初めて舞台挨拶というものを体験しました。いつもはインタビューなどで出演されている方々の想いを伺うことはあっても生で聞くのは初めてでしたので、より伝わってきて貴重な時間を過ごすことができました。
撮影中のお話などもふまえて、また観たいと思いました。
―作品をご覧になった感想をお願いします。
皆さんの演技がすばらしくて、惹き込まれたの一言につきます。
人の概念を奪うという発想が斬新で創造がつかないまま観始めたのですが、気付けばあっと言う間の時間でした。
守りたいものがあるって素敵なことだなと思ったし、自分はどうだろうと考えさせられました。
―ご協力いただいた皆様ありがとうございました!―
映画「予兆 散歩する侵略者 劇場版」は、絶賛公開中です。
ぜひ劇場でご覧ください!
【ストーリー】
山際悦子(夏帆)は、同僚の浅川みゆき(岸井ゆきの)から、「家に幽霊がいる」と告白される。みゆきの自宅に行くとそこには実の父親がいるだけだった。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫・辰雄(染谷将太)の勤める病院の心療内科へみゆきを連れていく。診察の結果、みゆきは「家族」という《概念》が欠落していることが分かる。
帰宅した悦子は、辰雄に病院で紹介された新任の外科医・真壁司郎(東出昌大)に違和感を抱いたことを話すが、辰雄からは素っ気ない返事のみ。
常に真壁と行動をともにする辰雄が精神的に追い詰められていく様子に、悦子は得体の知れない不安を抱くようになる。ある日、悦子は病院で辰雄と一緒にいた真壁から「地球を侵略しに来た」と告げられる。冗談とも本気ともつかない告白に、悦子は自分の身の周りで次々に起こる異変に、真壁が関与しているのではないかと疑い始める―