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山田孝之 主演ショートフィルム「点」劇場公開記念キャスト登壇舞台挨拶付き上映会イベント!
同作は、山田孝之と大阪寝屋川出身のガールズバンド・yonige(牛丸ありささん・ごっきんさん)との初タッグによるショートフィルム。監督・脚本を務めたのは、映画『愚行録』で監督デビューを果たし、その実力を証明した石川慶監督。yonigeのデビューアルバム「girls like girls」のリード曲「ワンルーム」の詞の世界観、物語から着想を得て、オリジナルで脚本を書き下ろした。主題歌「ワンルーム」にのせて揺れ動く2人の心もようが描かれる。
上映後舞台挨拶にて山田は、同作を観た感想について「監督と皆で最初に打ち合わせしていた時からジトーっとしたというか、間を微妙な空気感がずっと漂っているものにしたいという話をしていたので、見事にそうなっていて、観ているこっちも微妙な気持ちになりました。」とコメント。
撮影について話題が挙がると、監督からあるシーンで「アドリブで面白い事をやってほしい」とお願いされたことに触れ、「無茶振りですよね。結構色々考えて、笑わせようとすることをやったら、『ちょっといきすぎ。ちょっと間が長すぎる。』と言われたりもしましたが、何とかなりました。」と振り返った。
yonigeが今後山田とやってみたいコラボについて、「楽曲提供。歌ってもらいたい。」と話すと、会場からは大きな拍手と歓声が起こる一幕も。新たなオファーに山田は、「それは面白いですね。23歳の女の子が書いた歌詞を今年34歳になるおっさんが歌うという…最高ですね。それはもう気持ち込めて歌いますよ。(曲調は)爆発的なギラついているyonigeのいつもの感じが良いです。逆に僕が書いた歌詞で歌ってもらうっていうのも良いですね。」と笑顔を見せた。
最後は、yonigeごっきんさんの穏やかな締めの挨拶を受けて、「こんな感じですけど、ライブの時はめちゃくちゃ口が悪くて、それが楽しいので、ぜひライブに行ってみてください。」とメッセージを送った。
また、舞台挨拶中には同作が大阪・シネマート心斎橋にて10/14(土)より公開されることも発表された。
ショートフィルム「点」は、9/30(土)までシネマート新宿にて限定公開。大阪・シネマート心斎橋にて10/14(土)より公開される。
ぜひ劇場でご覧ください。
【ストーリー】
田舎町で床屋を営む理容師の高志(山田孝之)。
夏のある日、幼馴染で高校時代の恋人・ともえ(中村ゆり)がやって来る。
14年ぶりに再会した二人。
あの頃と今が交錯して、会話はどこかぎこちない。
「結婚式のためにうなじの毛を剃って」とお願いするともえ。
高志は少し戸惑いながらも、ともえを店の中へ案内する。
(敬称略)