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服部彩加 『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017』舞台挨拶に登壇!
『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭』は、デジタルで撮影・制作された作品にフォーカスした国際コンペティション映画祭。若手映像クリエイターの登竜門として、世界中からエンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新たな映像産業の発展に寄与することを目的に2004年に誕生した。
今年は、7/15(土)~23(日)の9日間に渡り開催。オープニング作品、長編・短編・アニメーション部門のコンペティション、さらに目玉企画のひとつとして、過去に同映画祭でノミネート・受賞を経験し、現在日本映画界の新鋭として活躍する 6 人の若手監督にスポットを当てた特集もとり行われる。
映画「ANIMAを撃て!」はバレエ団に所属しつつも自分だけの踊りを模索する主人公・果穂(服部)と、かつてドラムをやっていたが今は夢を諦めてしまった青年・伊藤(小柳友)がひょんなことからコンビを組み、コンテンポラリーダンスとドラムのセッションに挑む、青春ダンス映画。夢を追う女性と、夢を諦めた男性の葛藤と成長、そして恋愛模様が、コンテンポラリーダンスとドラムという異色の組み合わせを題材に爽やかに描かれる。昨年の同映画祭長編部門にノミネートし、その後劇場公開された「いたくても いたくても」で注目された堀江貴大監督がオリジナル脚本で手掛ける。
舞台挨拶にて服部は、「私は今まで演技経験がなかったのですが、起用していただいて感謝の気持ちでいっぱいでしたし、それと同時に主演というプレッシャーも感じました。堀江監督が表現するための特訓をしてくださって、時には監督と振付家の北川結さんと本気の取っ組み合いする特訓をしたことも(笑)。私が壁に向って行くのを監督と北川さんが全力で止めるというものだったのですが、激しすぎて監督の足の小指にヒビが入ってしまいました。2ヶ月間、徹底的に特訓をしていただいたので、自信をもって撮影に臨むことができました。」とエピソードを語ると共に、「今回、私が初めてということもあって、監督も北川さんも等身大の私を大切にした演出や振付けをしてくださったので、自分の心に正直に演じようと心掛けることができました。」と振り返った。
ダンス経験はあるものの、コンテンポラリーダンスは初経験の服部。「3歳のころからクラシックバレエを習い、今も競技ダンスに現役で出演していてダンスは大好きなのですが、コンテンポラリーはダンスではありますが全く違う動きなので最初は苦労しました。」と明かした。
そして最後に、「ダンスは2ヶ月間、毎日練習をして魂を込めて踊りましたので、ぜひ観ていただきたいです。よろしくお願いしいます。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
【ストーリー】
クラシックバレエカンパニー「BAN」に所属する果穂は、留学支援のための試験に挑むものの、自分が本当に表現したい踊りを見つけられずにいた。
果穂は、ホール職員の伊藤がドラム経験者だったことを知り、コンテンポラリーダンスとドラムのセッションで最終試験に臨むことに決める。