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瀬田なつき 監督作品・映画『PARKS パークス』完成披露試写会@成蹊大学!

瀬田なつき監督作品・映画『PARKS パークス』の撮影にご協力くださった吉祥寺の地元の方に向けて完成披露試写会が、3/22(水)に成蹊大学にて行われ、企画・製作の本田拓夫さん、佐野史郎さん、瀬田が登壇した。

2017年5月に、開園100周年を迎える井の頭恩賜公園。吉祥寺の街とともに歩み、戦前からの長い歴史を通して愛されてきたこの公園を舞台に、画期的な映画が誕生した。同作が描くのは、公園の過去、現在、そして未来。50年前に作られたひとつの曲が引き金となり、1960年代の恋人たちの記憶が、2017年の吉祥寺に生きる若者たちの夢と冒険につながっていく。さまざまな人々が忘れがたい時間を共有し、やがて去っていく公園のような映画。かぎりなくオープンで自由で、祝祭の高揚感にあふれながら一抹の哀切な後味を残す、極上の青春音楽映画が完成した。

井の頭公園脇のアパートで暮らす大学生・純(橋本愛さん)の元に、突然訪ねてきた高校生のハル(永野芽郁)。遺品の手紙の差出人であるハルの父親のかつての恋人(石橋静河さん)を、ふたりは探すことになる。しかし、探し当てた恋人の家には孫のトキオ(染谷将太さん)がいて、彼女の死を告げる。だが、彼女の遺品の中に1本のオープンリールテープがあるのをトキオが発見。そこにはハルの父親たちのラブソングが録音されていた。50年前に作られたその曲は、テープの状態からか途中までしか聴くことができない。その続きを自分たちで作ろうと3人は…。

舞台挨拶にて瀬田は、井の頭恩賜公園を舞台としたストーリーをどのように組み立てていったのか問われ、「本田さんは生まれも育ちも吉祥寺ですごく詳しく、私は大阪出身で吉祥寺にはそこまで詳しくないこともあったので、そこから大学から吉祥寺に引っ越してきた純の視点、生まれも育ちも吉祥寺というトキオの視点、吉祥寺を知らないハルの視点、その3つの視点から物語を作ろうと考えました。」と語った。

さらに瀬田は、劇中歌「PARK MUSIC」(PARK MUSIC ALLSTARS)の作詞も担当している。「最初は60年代の音楽という設定だったので、その頃のフォークミュージックをイメージして歌詞をたくさん書き込んでしまったんですけど、そこからブラッシュアップしていって。現代の若者である主人公たちがどうやって作り替えていくのかというこの映画の流れに沿ったような形で作りました。」と話した。

映画『PARKS パークス』は、4/22(土)テアトル新宿にて公開、4/29(土)より吉祥寺オデヲン、以降も立川・横浜・大阪・新潟ほか全国順次公開!
ぜひご期待ください!
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